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よくある網戸トラブルの原因や対処法を解説

公開日:2022.2.4 更新日:2024.4.9
よくある網戸トラブルの原因や対処法を解説

網戸に隙間や歪み、穴ができてしまうと、虫が入ってしまうなど早めに対処したいものですね。それぞれに原因があり、適切な対応をする必要があります。ですが、それぞれにリフォーム業者を呼ばなくても対処できる事例も少なくありません。

この記事では様々な網戸トラブルについて解説していきます。

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1.網戸トラブル①網戸に隙間ができた場合

網戸の隙間は網戸の歪みや戸車が原因

隙間ができている網戸の写真

網戸に隙間ができてしまうとそこから虫が侵入してしまうため、早めに塞いでしまいたいですよね。

網戸の隙間ができてしまう原因は網戸の歪みや戸車が原因のことが多いです。その隙間を塞ぐためには網戸の側面、下側にある調整ネジを利用して行います。プラスドライバーを準備し、網戸の側面にある調整穴の奥にドライバーのネジがありますので、そのネジを回すことで高さを調整します。

この調整は片方だけで調整するのではなく、両方を回して最適な高さを調整することが大切です。片方にバランスが偏っていると、隙間が改善しないだけではなく戸車の劣化を進めてしまうため、左右のバランスをよく確認しておきましょう。これで網戸の隙間問題の大部分が解決するはずですよ。

またもう一つ無視できないのが、窓の開閉方法です。もし仮に窓を左右のどちらかにきちんと開き切っていない場合、窓と網戸の間に隙間ができてしまいます。歪みや戸車が原因のこともありますが、まずは窓の開き方から確認するのがおすすめです。

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2.網戸トラブル②網戸に穴が空いた場合

網戸の穴は経年劣化が原因のため、防ぐにはこまめな掃除が大切。

穴があいている網戸の写真

網戸は衝撃に弱いため、強い衝撃を加えると穴が簡単に空いてしまいます。しかし、強い衝撃だけではなく、経年劣化や虫による被害も網戸に穴が空いてしまう原因です。

この経年劣化を防ぐためには、こまめな掃除でホコリや排気ガスをつけたままにしないことが大切です。掃除をしておくことで、経年劣化をある程度抑えられます。

網戸に空いてしまった穴を補修するには補修テープを利用するのが最も安価ですが、穴を縫う方法や張り替えを選択した方が良い場合もあります。また網戸の穴は虫に噛み切られてしまう場合もあります。

網戸の穴の補修は経年劣化が進行しているかどうかによって取るべき選択肢が変わります。大まかに10年以上経過している網戸の補修をしたい場合には、補修してもまた穴が空いてしまう可能性があるため、網戸を張り替えるのが最もおすすめです。

網戸の穴対策の中には虫によるものがあるため、完全に穴が開かないように対策することはあまり現実的ではありません。また経年劣化によるものは、すでに破れやすい状態になっているため、補修できない場合もあります。その状況に合わせて最適な行動をとるようにしましょう。

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3.網戸トラブル③網戸にカビが発生した場合

網戸のカビはジメジメした場所で発生するのでこまめな掃除を

カビが付着している網戸の写真

網戸はそれ自体の通気性が高いため、そう簡単にカビが生えることはないのですが、条件を満たすとカビが生えてしまうことがあります。しかしジメジメした場所や閉鎖的な空間に保管されている場合などにはカビが生えてしまう可能性があります。網戸はカビが一度生えてしまうと完全に除去することが難しいため、カビが生える可能性の場所にある網戸は定期的に掃除をすることが効果的です。

定期的な掃除をする場合は、固く絞った雑巾などで網戸を軽く拭くのが効果的です。しっかりカビが生えてしまった場合も、雑巾でできる限りしっかりと掃除をして、その上で洗剤を使ってから掃除を行いましょう。掃除をしたらしっかりと乾燥させてから、カビが再発しないようにしてから、元に戻しましょう。

ただし、網戸は年月が経過するごとに徐々に劣化して、ちょっとした掃除で穴が空いてしまう可能性もあります。そのような場合には掃除が難しいケースもあるため、網戸の掃除ではなく網戸の張替えがおすすめです。

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4.網戸トラブル④網戸が歪んだ場合

網戸の歪みは戸車の高さやフレームが曲がっていることが原因

網戸が歪んでいる写真

網戸の歪みが発生する主な原因は、戸車の高さが合っていないことやフレームが曲がってしまっていることが主な原因です。

網戸の下側には戸車という小さな車輪のような部品がついており、それによって網戸を動かすことができます。その高さが左右で合っていない場合、網戸が歪んで見えてしまうことがあります。その場合には網戸の側面に調整ネジがあるため、プラスドライバーで高さを調整して歪みを調整することができます。

ただし網戸が古い場合には、調整ネジがないものもあります。その場合には歪みを調整できないため、リフォーム業者に依頼しなければいけませんし、網戸そのものの交換が必要になることもあるため注意が必要です。

これに対してフレームが曲がっている場合には、フレームなど部品の一部が痛んでいる場合があります。網戸の歪みは衝撃によるものが原因で、子どもやペットが衝撃を与えたり、毎日の開け閉めや、年月を経て歪む場合があります。その場合には部品交換で済むこともありますが、歪みの程度によっては網戸そのものの交換が必要な可能性もあります。

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5.網戸トラブル⑤網戸が外れた場合

網戸が外れるのは外れ止め・強い衝撃が原因

外された網戸の写真

網戸が外れる原因として考えられる原因の一つは外れ止めです。外れ止めとは、網戸が外れたりしないように、網戸を固定する部品のこと。この外れ止めが機能さえしていれば、網戸がそう簡単に外れることはありません。そのため、網戸が外れてしまうような場合には、網戸の外れ止めを確認することが大切です。

外れ止めは網戸の側面上側にあり、網戸のブレなどを抑えてくれる役割を果たします。網戸に触れて少し動かした時にガタガタする、手で外せてしまう場合には、網戸の外れ止めが機能していないため、調整が必要です。

また強い衝撃にも注意が必要です。網戸はその構造上どうしても衝撃に強くはないため、子どもやペットなどが体当たりなどしてしまうと、外れ止めごと外れてしまう可能性は十分にあります。

網戸が外れそうな状態を放置していると、急に外れてしまうことで、近くの人に怪我をさせてしまう、または車などにぶつけて損害賠償を請求されるなど、重大なトラブルの原因にもなりかねません。そのため、網戸が外れないように早めに対処しておくことが大切です。

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6.網戸トラブル⑥網戸にほつれがある場合

網戸がほつれるのは破れや外れを放置せず早めの対処を

ほつれた網戸の写真

網戸がほつれてしまい、困っている人も多いのではないでしょうか。網戸は網が外れてしまった状態、または網が破れている状態を放置しているとどんどん進行してしまうため、早めに対処しておくことが大切です。

網戸が外れるのを防ぐためには網戸用のローラーを使って、網戸の押さえゴムを外れた網を網戸に収めていく必要があります。場合によっては網戸の押さえゴム自体が劣化しているため、押さえゴムを新調した方がよい場合もあります。

また網の破れは縫い合わせるか、穴を隠すテープなどで押さえることがおすすめです。とりあえず網戸の穴やほつれを押さえておけば、これ以上ほつれが進行することを抑えられます。ただし、網戸の経年劣化が進んでいる場合には、改善できないことも。無理に補修しようとして破れてしまうなんてことも珍しくありません。

そこまで経年劣化した網の場合には、補修が困難になるため、網戸を張り替える必要があります。網戸を張り替える時は強く引っ張って張ると外れてほつれの原因にもなるため、リフォーム業者に任せるか、少し緩めに張ることを意識しましょう。

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7.網戸トラブル⑦網戸に破れがある場合

網戸の破れは経年劣化を防ぎ、事前の予防や対策が大切

破れた網戸の写真

網戸の網はそこまで強い素材でできているものではなく、何らかの原因で破れてしまうことはそれほど珍しいことではありません。また年月が経つほど劣化が進行してしまい、破れやすい状態になります。

さらに網戸の破れを放置していると、そこからどんどんほつれてしまい、破れが広がってしまうため、早めの対処が欠かせません。簡単に対処できる方法としては、網戸補修用のシールやテープを使って対処することが最もおすすめです。

また網戸が汚れた状態になっているのを放置していても、経年劣化が進む原因になります。そのため、網戸をこまめに掃除し、経年劣化が進まないようにすることも予防法の一つとしては効果が期待できるでしょう。

しかし、それでも経年劣化が進行している場合には破れを補修しても、新しく破れてしまうだけになってしまうことも珍しくありません。

そのような場合には、無理に網の破れを直そうとしても難しいため、網戸の張替えをするしかない場合もあります。特に紫外線が強く当たる南面など、日当たりの良い場所にある網戸は劣化が早い傾向にあります。大まかに10年以上経過しているような網戸は経年劣化が進み破れやすくなっているため、早めに張り替えるようにしましょう。

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