本文へ移動

窓の断熱対策で冬の寒さを乗り切ろう!おすすめグッズやリフォームの費用について

公開日:2022.7.11 更新日:2024.4.16
窓の断熱対策で冬の寒さを乗り切ろう!おすすめグッズやリフォームの費用について

毎年冬になるとお部屋の寒さが気になってくるかと思います。
そんな室内の寒さの原因となっているのが窓であり、断熱対策をすることで快適に過ごすことができます。

今回はそんな冬の窓の寒さ対策に役立つグッズや断熱リフォームの費用についてご紹介します。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

ガラス110番

1.冬の窓側が寒くなる理由とは?

窓は冷気を感じやすい場所

暖かい空気が逃げている住宅の絵

冬の断熱対策において最も重要な箇所は窓です。
一般社団法人日本建材・住宅設備産業協会の調査では、暖房を使用している際に熱が流出する原因の50%以上は開口部(出窓)にあるとされています。
ちょっとしたすきま風が入り込むだけで室内の多くの熱が逃げていきます。

最近では断熱効果のある窓ガラスが増えてきた入るものの、それでも冬になると窓のあたりは寒く感じられます。
窓は薄く出来ている上に、自宅内で一番外部と接している箇所であることから外気温の変化に晒されやすいです。
住宅に使われている壁に断熱効果があっても、窓周辺を対策しておかないと寒さを防ぐことはできません。

また、中古物件のように築年数が長い住宅の窓では、サッシのすき間の幅が広く設計されいていることから寒く感じやすいです。

ただし、自宅内に断熱効果の低い窓ガラスが使用されている場合でも寒さを防ぐ工夫をすることはできます。
近年では安く購入することができる断熱グッズが数多く登場していますので、簡単に自宅の断熱対策を始めることができます。
もし時間に余裕がある場合は、窓の断熱性を向上されるために窓ガラスのリフォームを検討してみるのもいいでしょう。

熱の流出が最も多い箇所である窓の断熱対策をしっかり行うことで、真冬でも快適に過ごすことができます。

2.冬の窓の断熱対策をしないとどうなる?

健康被害や光熱費がよけいにかさむなどの問題が発生する!

さむがっているカーディガンを着た女性の写真

もし冬の窓の断熱対策をしっかりしていないとさまざまなトラブルに悩まされることになります。
主なトラブルは次の通り。

・結露
外気が流入しやすい窓は低い外気温によって冷やされ、結露が発生します。
この結露は単純に水滴が付くだけと思われるかもしれませんが、そのまま放置しているとトラブルの原因になります。
結露によってカビが発生し、窓ガラスが汚れるだけではなく、アレルギー症状のような健康被害を受けることになります。

さらに結露の量が多いと壁紙クロスやフローリングといった木でできているところにまで水分が染み込みます。
そうするとシミや腐食につながります。

・ヒートショック
ヒートショックとは、気温の変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患を患うこと。
冬場は1日の気温の変化が激しく、外気温との差の影響を受けやすい窓付近ではヒートショックのリスクが高まります。
自宅内では特に浴室や洗面所などが温度変化に晒されやすいので要注意です。

・光熱費
窓の断熱対策がしっかりされていないと、暖房をつけていてもなかなか暖かく感じません。そのため、部屋を暖めようと暖房の設定温度を高くしようとします。
こうしたことで電気代といった光熱費が余計にかさむようになります。

3.冬の窓の断熱対策に役立つグッズ

おすすめグッズ5選

緩衝材の写真

ホームセンターなどでは冬の窓の断熱グッズが数数多く登場しています。これらのグッズは手軽に使用できるので、積極的に活用してみましょう。

・プチプチ(緩衝材)
宅配物などで使用される緩衝材のプチプチも出窓の断熱効果を高めます。
窓にプチプチを張っておくことで窓と室内に空気の層を形成し、室内の暖かい空気が外へ逃げるのを防いでくれます。

貼るときのコツは、ガラス部分だけではなく窓枠全体を覆うように貼っておくこと。こうすることで断熱効果を向上させることができます。

・プラスチック段ボール
保管容器や引越しの養生シートに使われるプラスチック段ボールも断熱効果があります。
窓に段ボールを貼っておくことで空気の層ができて、室内で暖まった空気を閉じ込めてくれます。

・断熱シート
断熱グッズの定番である断熱シート。特におすすめはプチプチタイプになっているシート。厚い空気の層を形成して、プチプチ以上の断熱効果を発揮してくれます。

・隙間ガードシール
ちょっとしたすきま風を防いでくれるアイテムが隙間ガードシール。サッシと窓枠の間に貼るとすきま風が入りにくくしてくれます。

・断熱ボード(パネル)
断熱ボードの使い方は窓に立てかけるだけ。
最も手軽に設置できますが、掃除の際に移動させないといけないというデメリットもあります。

4.本格的に冬の窓の断熱対策をするならリフォームを

リフォームがいい理由

窓ガラスのリフォームをしている写真

冬の窓の断熱対策において最も効果的なのは窓ガラスのリフォーム。
窓ガラスを新しくすることによって次のようなメリットを得ることができます。

・室内の熱を閉じ込められる
通常の窓ガラスですとせっかく暖められた室内の空気が外へと逃げてしまいます。
これを断熱ガラスに変更しておけば、室内外から流出入する熱の量を少なく抑えることができます。

・リフォームの自由度が高まる
窓ガラスの交換は自宅のリフォームの自由度を高めてくれます。
断熱ガラスにすることで寒さによる制約がなくなり、リビングの壁の一面を窓にする、新しく吹き抜けを設けるといったリフォームも可能になります。

・結露に悩まされなくなる
カビや腐食の原因となる結露ですが、窓ガラスをリフォームしておくことで悩まされなくなります。
断熱ガラスには外気の影響をシャットアウトしてくれる機能があり、結露が発生しにくくなります
そのため、水滴ができる度に掃除をする必要がありません。

・光熱費を抑えられる
前述の通り、室内が寒いと感じると暖房の設定温度を上げようとして光熱費が高くなります。
窓のリフォームで断熱対策をしっかりやっておけば、設定温度を上げないで済むので、光熱費を安くすることができます。

5.断熱窓のリフォーム費用は一体いくらかかる?

具体的な費用相場

リフォームの費用相場のイメージ写真

そんな冬における断熱対策で気になるのが窓のリフォーム費用。
窓側のリフォームにかかる費用は次の通りです。

・ガラスのリフォーム:20,000~50,000円(90cm×90cm、1枚あたり)
窓ガラスのみの交換ですと作業にかかる時間は1時間ほどかかります。
ただし窓ガラスの断熱効果を向上させるのみなので、より高い効果を実現させたい場合は二重窓にするもしくは窓全体を新しくするかになります。

・二重窓へのリフォーム:150,000~300,000円
二重窓へのリフォームを行う場合は最低でも2時間ほどの時間を要します。

・窓全体のリフォーム:200,000~300,000円
サッシごと取り替える場合ですと作業には2日ほど期間を要します。
時間と費用こそかかりますが、厄介な冷たい外気をより確実にシャットアウトします。

このように、自宅の窓の大きさや形態によってリフォーム費用は異なるものの、ある程度のお金がかかります。
そんな窓のリフォーム費用を安くするためにやっておきたいのが見積もりの比較。最近ではほとんどの業者が無料で見積もりをとってくれます。

見積もりに関しては電話やメールでの相談も可能ですが、自宅の様子を見てもらわないと具体的な金額は算出しにくいため、業者に来てもらった方がいいでしょう。

最低でも3社以上の見積もりを比較することで、地域で最もお得な業者を見つけることができます。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

ガラス110番

結露・寒さ・暑さ対策の新着記事

おすすめ記事