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猫の飼い方や葬儀の方法について

公開日:2021.7.30 更新日:2024.4.5
猫の飼い方や葬儀の方法について

猫は安全な環境だと長く生きる動物です。飼うには一生の面倒をみる覚悟が必要になります。猫を迎えた当日は、環境に慣れさせることを第一に考えて、あまりかまい過ぎずに、猫を疲れさせないようにそっとしておいてあげましょう。猫との暮らしに必要なものはいろいろありますが、キャットフード、猫用食器、トイレ、猫砂は最低限事前に用意しておきましょう。また葬儀の方法ですが、ペットの葬儀の流れは、人とさほど変わりありません。もちろん、飼い主様が大々的には行わず、自宅で家族だけでお線香をあげて手を合わせてあげるような形でも構いませんし、特にやらないで火葬の際に手を合わせてありがとうの気持ちを伝えてお別れをすることも出来るかと思います。

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1. 猫の特徴を踏まえた飼い方とは?

猫は好奇心が強く悪気はなくても危険な場所に近寄ったりするので工夫して飼いましょう。

猫の抜け毛を触っている写真

猫の飼い主にとっての困りごとといえば、洋服に抜け毛がついてしまうことではないでしょうか。長毛種で、毛色が白色の猫の場合は、とくに目立ってしまいます。

抜け毛対策としては、まめにブラッシングをしてあげることですが、それでも抜け毛がまったくなくなることはないので、コロコロを常備して、飼い主自身がこまめに抜け毛を取るようにするのが一番の得策でしょう。

猫は完全な肉食動物なので、健康を維持するために必要な栄養のバランスが、ヒトとも犬とも異なります。猫にとって必要な栄養がバランス良く含まれた食事を与えましょう。大抵の飼い主は、猫に必要な栄養素が含まれている市販の総合栄養食、キャットフードなどをライフステージに合わせて与えています。新鮮なお水は猫の健康維持にとって、とても重要なので、いつでも飲めるように用意してあげましょう。

猫には爪をとぐ習性があります。市販の爪とぎで満足する子もいれば、部屋の壁やドア、ふすま、ソファが好みの猫もいます。その際は爪とぎの置き場所を工夫してみるといいでしょう。家の中に数カ所設置するだけで改善されます。どうしても爪とぎをしてほしくない場所にしてしまう場合は、爪とぎをさせたくない場所に保護シートを張ったり、爪とぎ防止スプレーを吹きかける方法があります。

2. 猫が亡くなった際の火葬手順

ペットの火葬方法は3種類あり、ペット霊園施設でも訪問ペット火葬でもお選びできます。

猫が眠っている写真

犬や猫のペットの火葬として一般的なのが立会個別火葬です。飼い主様やお知り合いの方などが一緒に火葬場でペットをお見送りして、火葬後のお骨拾いもご家族様、飼い主様などにしていただく方法です。ペットの火葬後は、返骨も可能ですし、霊園での埋葬や納骨施設への安置も可能です。

次に一任個別火葬があります。この方法は、出棺・お別れまでをご家族様でしていただき、その後の火葬に関しては、立会いはせず、火葬の後のお骨拾い・納骨などもすべてセレモニースタッフへ一任する事を言います。ただ任せるのではなく火葬のときは個別で火葬をしてあげたい方、そしてお骨はお手元に残さず、霊園施設や合同供養塔などに納骨供養をしてあげたい方の火葬方法です。

次に一任合同火葬です。この方法も、出棺・お別れまでをご家族様でしていただき、その後の火葬に関しては、立会いはせず、火葬の後のお骨拾い・納骨などもすべてセレモニースタッフへ一任する事を言います。

ペットのご家族様がその子にどうしてあげたいかが大事で、どのような火葬方法があるのか、その方法を悩みながら、その子に対して、また飼い主様にとって後悔しない最善の火葬方法を選ぶことが気持ちの整理をつけるためにも重要な事だと思います。皆様のご家族のペットは、みんな良い子ですから飼い主様のしてくれる最善の供養が一番うれしいと思います。

3. 猫が亡くなった後の安置方法には決まりがある?

ペット安置のためには5つの物を飼い主さんに準備していただく必要があります。

亡くなった猫を安置する写真

安置とは、ご臨終から火葬・葬儀まで遺体を保管しておくことです。ペットが亡くなると死後硬直が始まり体が固まったり、腐敗が進んだりします。そのため、体の温かいうちに亡骸を綺麗にする、自然な姿勢で寝かせる、腐敗が進まないように冷却するなどの処理が必要なのです。自宅で看取る場合は、飼い主さんご自身で対応する必要がありますので、ぜひとも覚えておきましょう。

安置のために必要なものは5つあります。ダンボール・ゲージ、バスタオル・マット、色とりどりの花、ペットの餌、ペットのお気に入りの物。準備が整ったら、実際に安置を行います。まずは死後硬直が始まる前に手足を優しく折りたたみます。次によく絞ったタオルで体を綺麗に拭き、ブラッシングで毛並みを整えます。そして直射日光の当たらないところに置きます。最後に遺体を清めてあげます。体液が漏れないよう口や鼻、肛門にティッシュや脱脂綿を詰め、必要に応じて交換してあげましょう。

ペットにとっては人間社会の文化は関係の無いことなので、人と同様の枕飾りをする必要は無いと考えます。但し飼い主様が望む葬送の形態としてお考えになる場合は、ご自由に準備していただけます。また、飼い主様が仏式の場合、お線香を焚くのは当然の事と思われるかもしれませんが、ペットちゃんにとっては嫌な行為であるとも考えられます。葬送の形態に決まりはありませんので、飼い主様の方でよくご検討いただき、ご準備下さい。

4. 猫の葬儀費用はいくら?

ペットの火葬費用は、大きさや体重、火葬方法によって大きく異なります。

費用相場のイメージ写真

ペットの火葬費用は、主に亡くなったペットを火葬する費用のことを言い、希望のプランにより返骨することや納骨することを選べ、それに伴った費用が含まれている場合もありますが、別途表示されている場合もあります。

ペット火葬でかかる費用は、ペットの大きさや体重、種類、火葬方法によって主に決まっているのが一般的です。小さなぺットであればあるほど、料金は安くなり、大きければ高くなります。

ペット葬祭業者にペット火葬を依頼した場合は、どうしても費用がかかり、大好きだったペットのためにも少しでも費用は出してあげたいけど、経済的にやむをえないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そういった方には自治体にお願いをしてペット火葬をしてもらうという方法もあります。

ペット火葬場は、駅から離れている場合が多いのが特徴です。自家用車を持っている人は自力でペットを運べますが、そうではない人は、引き取りに来てもらうことになるでしょう。自家用車のない場合は、自宅までペットを引き取りに来てくれ、火葬後に遺骨を届けてくれる火葬場を探しましょう。納骨堂や供養塔が併設されている火葬場であれば、火葬の後すぐに納骨することができます。

5. 猫の葬儀に関するまとめ

ここまでご紹介した猫の葬儀に関する情報をまとめてご紹介します。

猫を撫でている男性の写真

猫の供養の方法にもさまざまな方法があります。いずれにしてもご家族でしっかりと話し合い、猫と家族に一番あった供養の方法を選択することが最も大切なことです。

猫を亡くすということは家族の心身への影響が大きく、遺された家族ひとりひとりの心のケアがとても大切です。

亡くなった猫もきっとご家族がいつまでも悲しむ顔は見たくないはずです。1日も早くご家族の笑顔を取り戻すためにペットの供養についてもよく考えていただければと思います。

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