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瀬戸市駅は、愛知県北部に位置する瀬戸市にあり、JR中央本線の高蔵寺駅とJR東海道本線の岡崎駅を南北に結ぶ愛知環状鉄道線の駅です。瀬戸市の中心市街地の西側に位置し、名鉄・瀬戸線の新瀬戸駅と隣接しているため、瀬戸市観光の中心駅である尾張瀬戸駅への乗り換え駅としても利用されています。1988年（昭和63年）に新豊田‐高蔵寺間の開設と同時に開設され、2002年（平成14年）瀬戸市‐高蔵寺間の複線化によるホーム新設に伴い、駅舎の増築が行われました。また、2005年にはJR中央本線から高蔵寺駅を経由して片乗り入れが開始され、JR名古屋駅まで乗り換えなしで行けるようになり、利便性が大きく向上しました。1日あたりの平均乗降人員数は約6,000人で、微増ながら増え続けています。
日本有数の陶磁器生産地で知られる瀬戸市の中心地域に位置する瀬戸市駅周辺には、瀬戸焼の歴史や伝承技法、製品などすべてがわかる資料館として、瀬戸市歴史民俗資料館が徒歩5分程のところにあります。また、瀬戸市駅から尾張瀬戸駅方面にかけて瀬戸川沿いに古くからの神社や寺院が点在し、里山や川の風情を楽しみながら訪ね歩くのも興味がそそられます。瀬戸市駅に最も近いところでは、金運招福祈願で知られる金神社、不動山覚城寺などがあります。