南京錠とはどんな鍵？メリットや取り付けにかかる費用などを解説

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1. 南京錠は主にどんな用途がある?最適な場所は?

南京錠は用途や取り付け場所を選ばない大変便利なアイテムです!

この鍵にはいろいろな用途があります。扉を施錠することも、箱の中身を守ることも出来ます。小さいサイズの南京錠をアクセサリーとして使用している方もいらっしゃいます。

この鍵に使用されている素材も真鍮、鋼鉄、木材、プラスチック、ステンレスと多様ですので、場所に合った物を選ぶことが出来ます。

取り付けに最適な場所としては、外と接している場所以外です。具体的に言うと引き出し、工場の門扉、鞄、手帳、動物の小屋、進入禁止のために設置しているフェンスなどさまざま。現在でも納屋の鍵として使用されているご家庭もありますし、自転車の二重ロックに南京錠を使われている方もいらっしゃいますね。

この鍵はある程度の大きさでしたら、片手で閉めることができますので、雨の日でも濡れることなく施錠出来ます。強いて弱点を上げるとすると、クリッパーで簡単に切断することが出来る点です。そのため先ほど紹介したように玄関には使用しないで下さい。

この鍵は購入してすぐに使えますし、販売場所もインターネットはもちろん、ホームセンターや100円ショップと多様ですので、大変便利です。鍵の管理が面倒という方は、ダイヤル式をお選び下さい。このように南京錠は人や場所、目的に合った種類がありますので、ご自身にとって最適なものをお選び下さい。

2. 鍵の種類を南京錠にするメリット

鍵の種類を南京錠にするメリットは大きく分けて3つ。安い、速い、簡単

この鍵を使用するメリットとして最初に紹介するのは安いことです。新たに鍵を取り付けようとして、それが指紋認証錠やディンプルシリンダー錠でしたら何万円といったお金が必要になります。場合によっては100,000円以上になることも。その点、南京錠でしたら安い価格で手に入れることが出来ますので、お金が無い時でも安心です。

価格の詳細については次項で紹介しますが、100円で入手することが出来ます。

次のメリットは速いことです。鍵屋さんに取り付けを依頼した場合、短くて1時間、長くて半日ほど時間がかかります。取っ手が無い場所に南京錠を取り付ける場合は時間がかかりますが、そうでない場合は購入してすぐに使用できますので、忙しい時にもぴったりです。

この鍵のメリットとして最後に紹介するのが、簡単なことです。専用のアプリをダウンロードしたり、サイトでユーザー登録などしなくても良いので、どんな方でもご使用いただけます。鍵の開け方も複雑な操作などなく、鍵を差し込んでひねるだけ。鍵を閉める際もU字の部分を押し込むだけとすごく簡単です。鍵の中の構造もシンプルですので、紛失した際の開錠費用もお得ですし、いざとなったらクリッパーを使用して自分で切断することも出来ます。

3. 鍵の種類を南京錠にする方法

鍵の種類を南京錠にする方法は差し込むだけ。受け具がない場合は業者に依頼

この鍵の取り付け方法はほとんどの人が知ってる通り、2か所の受け具に差し込むだけです。しかし受け具がない場合や破損している場合は、新たに作らなくてはいけません。

南京錠を取り付けたい場所の部材が木だった場合は、取っ手を2つ購入して片方を柱などに、もう一方を扉に設置します。取っ手の固定の仕方は両面テープなどでもいいのですが、簡単にとれると鍵の意味がありませんので、裏側からネジで止めましょう。

取っ手を取り付けたい場所が金属だった場合、さすがにネジで固定することは出来ませんので、溶接作業が必要です。家にアーク溶接の機械かアセチレンと酸素ボンベ、溶接棒、防炎シートがあれば自分で作業できるのですが、お持ちの方は少ないでしょうから素直に業者に依頼しましょう。南京錠だから鍵屋に相談しがちですが、今回の場合は工務店か鉄工所です。

また、南京錠を付ける取っ手などは廃材を再利用したもので十分ですので、それらの条件を伝えて見積もりをしてもらいましょう。その際は必ず3社以上に依頼して書面で提出してもらうことです。そうしておかないと作業後に追加料金のことなどで言った言わないのトラブルに発展するケースがあります。また高額請求トラブルに巻き込まれる危険性もあります。

4. 南京錠取り付けにかかる料金相場はいくら?

南京錠にする料金は100円から4,000円。アクセサリーの場合は高額商品も

この鍵は前述した通り100円ショップでも販売していますが、種類やメーカーにより値段が異なります。

南京錠のメーカーで有名なALPHA(アルファ)製の40㎜でしたら640円です。ABLOYの南京錠PL320Cでしたら3,811円、ABUS(アバス)の35KDでしたら1,101円です。

ここまで紹介したのは鍵を差し込んで解錠するタイプの南京錠です。

南京錠本体にダイヤルや暗証番号がついている商品の値段は、平均すると3,000円となります。この鍵の値段は本体の性能、シャックル部分のミリ数と高さ、使用されている部材によってある程度決まります。そのため厳重な南京錠になると23,000円以上する商品もあります。

またアンティークの側面もありますので、100年以上前に作られた南京錠で300,000円以上の品物も販売されています。

この鍵はネックレスやチャームとしても人気があります。お値段はシャネルのパドロックネックレスが中古品で116,000円、シンパシーオブソウルのチャームが35,640円などです。これ以外にもスマートフォンで開けることが出来るタイプの南京錠が7,800円で販売されています。この鍵は実用的なものからお洒落アイテムまで本当にたくさん種類がありますので、あなただけのお気に入りを見つけて下さい。

5. 南京錠についての情報まとめ

南京錠に関するさまざまな情報のまとめと重要ポイントのおさらい

この鍵に関連する情報をお伝えしてきましたが、最後におさらいも兼ねて大切なポイントをいくつか紹介します。

まずこの鍵はどこにでも取り付けることが出来るものの、防犯性能は低いので玄関などの重要な部分には使用しないで下さい。それさえ守って頂ければ素敵な鍵ですので、お洒落アイテムにするもよし、インテリアに取り入れるもよしと自由にご使用いただけます。

鍵として使う場合は価格により性能が全然違いますので、予算が許す限り高額なものをお選び下さい。

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