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鍵の種類にはどんなものがある?主な特徴は?vol.3

公開日:2021.11.12 更新日:2024.4.2
鍵の種類にはどんなものがある?主な特徴は?vol.3

鍵の種類や特徴、そのメリットやデメリットについて詳しく紹介します。鍵と一口に言ってもその形状や特徴は幅広く、メリットやデメリット、かかる費用まで大きく異なっています。近年では鍵ではなく電子ロックや暗証番号でロックする鍵などその仕組みまで複雑になっています。この記事では鍵の種類や特徴を詳しく紹介します。

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暗証番号錠とは?

暗証番号錠は鍵不要で番号も変更可能

扉の横につけられた暗証番号キーの写真

暗証番号で開閉することができる玄関も増えてきています。

機械式と電気式のものがあり、ドアの取っ手付近に取り付けられていることが一般的です。暗証番号またはテンキーで解錠できるものに分かれ形状もさまざま。鍵を持つ必要がないため、鍵を管理する手間や、なくすリスクがなく、暗証番号さえ忘れなければロックを解錠できなくなることはありません。

暗証番号も変更可能なものが多いため、定期的に変更すれば開けられる可能性は限りなく0に近づきます。ただし暗証番号がバレてしまわないように注意しましょう。

具体的には以下のケースでバレてしまうことがあります。
・目の前で暗証番号を打つのを見られた場合
・暗証番号を書いたメモを誰かに見られた場合

もし上記の条件を満たしてしまったなら速やかに暗証番号を変更するのがおすすめです。

デメリットとしては、暗証番号を忘れてしまうと解錠できなくなることがあるでしょう。この場合は自分ではなんともできないため、鍵業者に依頼する必要があります。解錠には5,000円~10,000円程度かかり費用が高くついてしまいますのでくれぐれも忘れないようにしましょう。

カード錠とは?

カード上は磁気・シリンダー・電気式など種類が多い。鍵の管理に注意しましょう。

カード錠の写真

カード式の鍵は種類が多いですが、どの種類でもピッキングにあいにくくセキュリティ性能が高いことが特徴です。カード式のため管理がしやすく、なくしにくいことがメリットです。

近年の住宅では、カードタイプのものと、ディンプルキーで解錠できるものと2種類両方の手段で解錠できるものもあります。ICカードのものの中には、SUICAなど電子マネーで利用しているものを登録できるものも。

デメリットとしては、カードが壊れてしまうと使えなくなってしまうことが挙げられます。また無くしてしまうと再設定が必要になり、簡単には交換すればよい、というわけにはいかないことには注意しましょう。

子どもや老人には扱いがやや難しく、開けられないトラブルがしばしばある点にも注意してください。

電子タイプのものの場合、ペースメーカーに反応してしまう可能性があるため、ペースメーカーを利用している人は電子タイプの使用を避けましょう。

電子タイプのものの中には、オートロックで鍵をかけてくれるものもあります。これは鍵の閉め忘れを防ぐという意味で便利ですが、鍵を持たないままうっかり外出してしまうと締め出されてしまうなんてことも。

オートロックは最新式で便利ですが、慣れていないと思わぬトラブルに巻き込まれるため管理や使い方には注意しましょう。

生体認証錠とは?

生体認証錠は家庭用では指紋認証が一般的、他のものは高額になり採用が難しい

生体認証のイメージ写真

生体認証錠は、個人でも導入可能なものに指紋認証が挙げられますが、それ以外にもいくつか種類があります。

・掌紋
・虹彩
・声紋
・血管
・顔
などが挙げられます。

個人を特定できるため抜群のセキュリティを発揮します。ただし費用が非常に高額なため、一般家庭で採用されることはほとんどありません。使われる場合は、極めて高いセキュリティ性が必要な場合に限られるでしょう。

ただし、指紋認証は価格が徐々に下がってきており、一般家庭でも少しずつ採用が増えてきました。指紋認証の場合には、オートロックでうっかり鍵を忘れて入れなくなってしまうこともなくなります。

ただし指紋認証は以下のような人の場合には、認証されにくい場合も。
・手荒れしやすい人
・子ども
・老人
・指紋が薄い人

これらの条件に当てはまる場合には指紋認証が思うように反応しないで、不便な思いを強いられてしまうこともあるため、不安な人は事前に試してみて、使い勝手を確認するのがおすすめです。

今後技術革新が進み、価格が下がってくると生体認証錠ももう少し一般的になってくるかもしれません。

リモコンキー/スマートキーとは?

車で採用されるリモコンキーは住宅にもある!利便性は高いが取り扱いにも注意

車の鍵を持っている写真

リモコンキーはその名前の通り、リモコン操作で解錠可能な鍵のこと。

わかりやすい例として、車のスマートキーが挙げられますが、実は住宅でも導入される事例が増えています。住宅の場合には形状もさまざまです。
・リモコンタイプ
・カードキー

こちらは一見すると似ているのですが、細かい点で違いがあります。リモコンタイプのメリットはリモコンに触ることなく解錠が可能なため、とにかく便利なことです。ただしリモコンキーは紛失すると、再発行にかなりの金額がかかり、紛失リスクが高いです。鍵を持ち運んでいるだけで解錠できるため、鍵の場所を忘れがちになるため管理に注意が必要です。

一方でカードキーは、解錠のときにカードを取り出す必要があり、少し手間がかかるものの、無くしにくく、万が一の紛失でも対応しやすいことが特徴です。というのもカードキーは、カードの再登録と無くしたものの対応が容易なためです。

住宅のリモコンキーの場合は、オートロックになっている場合に注意が必要です。ゴミ捨てなど本当に一瞬の外出でも鍵を忘れてしまうと中に入れなくなります。慣れないうちは鍵を必ず玄関に置き、一瞬の外出でも持ち運ぶクセをつけるようにしましょう。

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