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鍵の種類は場所によって違う?主な特徴をご紹介!

公開日:2021.11.17
鍵の種類は場所によって違う?主な特徴をご紹介!

場所によって違う鍵の種類の特徴やメリット・デメリットを紹介します。ここからは場所別におすすめの鍵の種類やメリット・デメリットをお伝えしていきます。鍵というのは種類によって特徴も様々です。例えば自宅の玄関に最適な鍵が事務所でも最適かというとそうではありませんし、その逆も然りです。そこで自宅、マンション、オフィス、事務所の各場所での種類別の特性や取り付け費用、作業時間の目安などを紹介しますので、鍵選びに迷われた方は参考にして下さい。

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住宅における鍵の種類の特徴

住宅における鍵の種類の特徴は手軽なことと鍵穴が無いことです!

この場所での最新式の鍵の特徴はキー自体を使わないことです。特に近年では各メーカーが競うように新しい便利な鍵を開発しています。

LIXILから発売されているリシェント玄関ドア3はキーをポケットやカバンに入れている状態で、ドアノブにタッチすると鍵を開けることが出来ます。

また、キーが無くても登録しておけばお財布携帯機能の付いたスマートフォンや電子マネーのカードでも開錠が可能となっています。

さらに閉め忘れ防止のためにオートロックとなっています。

QrioSmartLock(キュリオスマートロック)はシェアできる新発想の鍵です。鍵のURLをLINEやFacebookのメッセージで送ることで、受取った人が指定された時間だけ開錠できるようになります。

遠隔操作で鍵の開け閉めが出来る種類がNinjaLock(ニンジャロック)です。こちらの鍵はWi-Fiを使う事でパソコンやスマートフォンから自由に開け閉めが出来ます。

これらの種類は総じてスマートフォンなどの電子機器を使っています。電子機器が苦手な方にとっては何か怖いと感じられる方も多いとは思いますが、セキュリティに関しては、各メーカーとも十分に配慮して作られています。どうしても直接操作したいという方は指紋認証式の鍵をお試し下さい。

マンションにおける鍵の種類の特徴

マンションにおける鍵の種類の特徴は泥棒に侵入されるリスクが少ないこと

この場所での特徴はなんと言っても侵入されにくいことです。

マンションは一戸建てと違い一度エントランスから侵入されると、人目につきにくいためピッキング被害が非常に多いです。特に新しいマンションでは隣に住んでいる人の顔も分からない方が多いので、不審者がいても容易に見過ごしてしまいます。

そんな場所で鍵に求められている性能は、いかに開錠までの時間を長くすることが出来るのかという事です。そこで現在大人気なのが、マンション専用一体型インテリジェント電気錠です。

まず紹介するのが、ハンズフリーシステムです。これは車のキーレスエントリーにもあるお馴染みのシステムで、鞄やポケットに鍵を入れて置きドアに付いているセンサー部分に触れるだけで、開錠できるのが特徴の鍵です。

万が一キーの電池が切れた時のために、鍵穴も用意されているのですが、そちらもピッキングされにくいディンプル錠となっています。

この場所での鍵の種類でもう一つ紹介するのが、ノンタッチシステムです。この鍵の特徴はキーの持ち手部分にICチップが埋め込まれており、それをドアノブにかざすことで鍵を開けることが出来ます。この2つの種類は、共にひとつの鍵でダブルロックすることが可能となっています。また片方の鍵を開けた状態で20秒が経過すると、再び閉まる設計になっていますので閉め忘れも防ぐことが出来ます。

オフィスにおける鍵の種類の特徴

オフィスにおける鍵の種類の特徴は出退社のデータも記録されること

この場所での鍵の特徴は、防犯性能の高さとログが残ることです。

オフィスというのは社員が絶えず出入りしています。特にディンプルキーを使わないカード式やタッチ式、暗証番号式の鍵でしたら、オフィスが入っているビルが開いている時間は常に出入りが可能という事になります。

全ての社員が悪いことをしないという前提ではありますが、どうしても一定の割合で不正を働こうとする社員が存在します。さらに知らないうちにカードが盗難にあった場合は、泥棒でも簡単にオフィスの鍵を開けることが出来てしまいます。

そこで大切なのがログ機能です。メーカーや商品により若干異なりますが、オフィス用の鍵の場合は開け閉めがパソコンに記録できるようになっています。つまり何時何分に誰がオフィスに入ったのか分かる仕組みです。

代表的な鍵の種類を上げるとすると、比較的設置費用が安い暗証番号式、会社用のスマートフォンや専用カードで鍵の開け閉めが出来るカード式、リモコン操作なども出来るタッチ式です。

その他にも指紋や静脈を読み取り、鍵の開け閉めが出来るものもあります。現在オフィスで主流になっているのは社員証も兼ねたカード式です。この鍵は非常に設置しやすいので、オフィス内の部署を仕切る扉に用いることで、社員の行き来を管理できます。

事務所における鍵の種類の特徴

事務所における鍵の種類の特徴は全ての泥棒手口の対策をすること

この場所での鍵はいくつか種類がありますし、特徴もそれぞれですが、全てで共通しているのは徹底した泥棒対策です。

泥棒の手口として有名なのがピッキング、サムターン回し、こじ破りです。近年、事務所の鍵は暗証番号式やカード式などのスマートキーが主流になっています。

これらの鍵は、そもそも鍵穴という概念がありません。また停電などの時のために鍵穴が隠されている種類もあるのですが、こちらもディンプルキーになっていますので、容易にピッキングすることは困難です。

入り口の裏側にあるサムターンもカバーで大きく塞がれており、針金が入る隙間もありません。スマートキーとセットで壁とドアの隙間を塞ぐ金具もあります。

さらに暗証番号式などのスマートキーを泥棒が不正に操作しようとしたり、読み取り機を破壊しようとすると警報音が鳴る仕組みになっています。まさに泥棒が嫌がる機能が満載です。

では種類によって何が違うのかというと価格と利便性です。暗証番号式や指紋認証式は鍵を一切持たなくても良いので、紛失するリスクも少なく非常に便利です。カード式はスマートフォンでも開錠できるタイプが多いので、鍵の管理が楽ですね。タッチ式はポケットの中に鍵を入れている状態でしたら、扉に触れるだけで開錠できますので、雨の日などには大助かりです。価格は防犯性能の高いものほど高額で、簡易的なものでしたら安価です。

場所別の鍵の種類まとめ

場所別の鍵の種類と特徴のまとめ。古い鍵の場合は最新式への交換を

今回は場所別に取り付けることが出来る鍵の種類を最新式に絞って紹介してきましたが、一番大切なことは用途に合った物を選ぶことです。

例えば自宅の玄関に指紋認証式の鍵は不向きですし、事務所の入り口にタッチ式はあまり向いていません。もちろん鍵のグレードによってもメリットやデメリットが大きく異なりますので、それらも把握して選ぶようにしましょう。

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