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≪鍵の防犯対策!≫玄関の鍵の開錠を簡単にできないようにしよう

公開日:2021.10.29 更新日:2024.4.3
≪鍵の防犯対策!≫玄関の鍵の開錠を簡単にできないようにしよう

玄関の鍵の開錠を簡単に出来ないようにするための様々な方法をお伝えします。
近年では年間に約780件もの開錠による被害が出ています。つまり、一日に2件以上は鍵を開けられ泥棒に侵入されているという事です。被害が起きてからでは対策の仕様がないですね。

そこで、ここからは実際に被害にあった事例を交えながら、どうすれば簡単に鍵を開けさせないように出来るのかを紹介していきます。ぜひ防犯対策の参考にして下さい。

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1. 玄関の鍵開錠 泥棒侵入の事例①

玄関の鍵開錠による泥棒侵入の事例集その1。置き鍵は絶対にしないように!

ポスティングされたポストの写真

この被害事例として最初に紹介するのが、置き鍵を使用されたケースです。

小2の子供が帰ってくる時間に私がパートでいないので、ポストの中に鍵を入れていました。ポストにも鍵が付いているので安心していたのですが、パート中に子供が泣きながら電話をしてきたので、何かあったのか聞くと、家の中がぐちゃぐちゃになっているとのこと。慌てて職場の上司に事情を説明し、早上がりして自宅に帰ってみると、子供が電話で言った通り物が散乱している状態でした。何が何だか分からなくなったのですが、とりあえず警察に連絡し来てもらった結果空き巣による被害だと判明しました。

このケースで不幸中の幸いなのは、お子さんが泥棒と鉢合わせしなかった事ですね。そうなっていたらもっと深刻なトラブルに発展していた可能性があります。

ポストの鍵はダイヤル式、ナンバー式問わず、素人でも5分以内に開けることが出来るでしょう。そのような場所には絶対に鍵を置かないで下さい。

次に紹介する事例も置き鍵が原因の空き巣被害です。田舎で一人暮らしをしている父親が、何かあった時のために誰でも自宅の鍵を開けることが出来るように植木鉢の下に鍵を置いていました。デイケアから帰宅すると、引き出しに保管していた10万円がなくなっていました。確かに田舎ではこのように置き鍵をしているお年寄りの方が多数いらっしゃいますが、すぐに泥棒にバレますので絶対に控えましょう。

2. 玄関の鍵開錠 泥棒侵入の事例②

玄関の鍵開錠による泥棒侵入の事例集その2。シングルキーでは意味がありません

郵便受けがついた茶色い玄関ドアの写真

このトラブルで最初に紹介する事例は、鍵をかけていたのに家の中に入られたケースです。

正月になり、家族全員で主人の田舎に帰省したのですが、帰ってきたら玄関の鍵が開いていました。てっきりかけ忘れたのだと思ったのですが、家の中に入ると廊下に靴跡があったので、すぐに泥棒だと分かり警察に通報しました。

被害にあったお宅の鍵は、シリンダーキーが一つ付いていただけでした。当たり前ですが、泥棒は住人がいない期間を狙って侵入します。お盆や正月は格好の掻き入れ時ということです。

さらにギザギザの鍵が一つだけというのは、泥棒にとっては鍵がかかっていないのと同じことです。当然泥棒も念入りに下見をしていますので、以前から目をつけられていたと考えるのが妥当です。

泥棒はある程度遠くから見てもその家の鍵の個数や種類を把握できますので、まさにベストタイミングだったのでしょうね。

次に紹介する事例は、勝手口から侵入されたケースです。ここ最近、近所で泥棒被害が頻発していたので、玄関の鍵をピッキングし難いディンプルキーに変えて、鍵穴も2つにしてもらいました。これである程度は安心と思っていたのですが、ある日仕事から帰宅するとリビングが散乱していました。取り合えず110番して警察に来てもらい、調査してもらった結果、勝手口から侵入されたことが分かりました。裏口も二重にしておけばと後悔しています。

3. 玄関の鍵を開けられないためにできる対策とは

玄関の鍵を開けられないために出来る様々な対策法を紹介します!

鍵穴につけられたピッキング防止の補助錠の写真

まずは簡単に出来る対策法から紹介します。

泥棒が開錠する手口の一つにサムターン回しというものがあります。針金などを隙間から差し込んで、扉の内側にあるつまみ(サムターン)を回して開ける方法です。

それに対抗できるのが、サムターンカバーです。ホームセンターなどで500円から1,000円程度で販売されています。それを買って来て、サムターンの部分に被せるだけで対策完了です。

次に紹介する対策法は、ディンプルキーへの交換です。ピッキングし難いので泥棒を比較的避けることが出来ます。交換には多少の費用は必要ですが、泥棒の被害にあう事を考えればお得です。

その他の対策方法はダブルロックです。鍵が2つ付いていることによって、開錠までの時間がかかります。警察によると開錠に10分以上かかる場合は泥棒は諦めるというデータもありますので、出来るだけ時間を稼ぐことが出来るダブルロックはお勧めです。

これに関する対策法で最後に紹介するのが、ホームセキュリティです。近年では導入しているご家庭も多く月々の費用も下がっています。玄関を含めすべての窓にセンサーが付いており、異常を感知するとすぐに警備員が駆け付けてくれます。防犯カメラもセットできますので、年に10万円程度かかっても被害を防ぎたい方や高齢者にはお勧めの対策方法です。

4. 玄関の鍵開錠をさせないために評判の良い方法とは

玄関の鍵を開錠させないために評判のいい方法はディンプルキーへの交換です

机の置かれた家の鍵の写真

先ほどいくつか対策方法をお伝えしましたが、中でも評判がいいのがディンプルキーへの交換です。

確かに複製不可能な鍵やホームセキュリティなどの防犯性能は優秀です。しかしその為に何十万円も払っていては生活を圧迫する可能性もありますね。そこで値段と効果のバランスがとれているディンプルキーが人気となっています。

この鍵はシリンダーキー(ギザギザの鍵)のように上下だけでなく、左右斜めにも溝があり深さも違いますので、熟練した鍵職人でも開錠に時間がかかります。

先ほども紹介した通り、泥棒は開錠に時間がかかることを非常に嫌がります。そのためディンプルキーというだけで被害にあう確率を少なくすることが出来ます。鍵を紛失した際でも複製されにくいことも人気の理由の一つです。その中でも特に評判が高いのが『カバスターNEO』です。

この鍵はスイスのカバ社が開発した鍵でピッキングにも10分以上耐えれるばかりか、鍵破壊にも耐性がある非常に優秀な鍵です。登録制ですので不正コピーも防止できますし、溝の形状も無限にありますので、ほぼピッキングで開錠することは不可能です。

さらに持ち手の部分にチップを埋め込むことが出来ますので、電子キーとしても利用できる優れものです。価格も本体代金だけで約15,000円とお得になっています。

5. 泥棒対策 玄関の鍵開錠まとめ

泥棒対策も含めた玄関の鍵開錠に関する様々な情報のまとめと注意点

ワンドアツーロックの玄関ドアの写真

ここまでいかにして泥棒に自宅の鍵を開けさせないかについて紹介してきましたが、最後に重要ポイントと注意点をお知らせします。

まず置き鍵は泥棒に入って下さいと言っているようなものですので、絶対に止めましょう。

防犯対策をする場合は、ワンドアツーロックやディンプルキーにすることによって時間稼ぎをすることがポイントとなります。

トラブルが起きてからでは遅いので積極的に泥棒対策をしておきましょう。

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