本文へ移動

住宅の鍵交換はどのタイミングで行うべき?

公開日:2021.10.29 更新日:2023.12.22
住宅の鍵交換はどのタイミングで行うべき?

住宅の鍵交換をどのタイミングで行えばいいのか事例を交えながら紹介します。泥棒に入られるトラブルや紛失などのアクシデントがない限り鍵を交換しようとは思いませんよね。お金はかかるし何だか面倒。そこで、ここからは鍵を交換するのに最適なタイミングやメリット、最新式の鍵の特徴から交換に必要な費用など、事例を交えながら分かりやすく紹介していきますので検討されている方は参考にして下さい。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

カギの生活救急車

1. 住宅の鍵交換 泥棒侵入の事例①

住宅の鍵交換にまつわる泥棒侵入の事例その1。引っ越しの際は確認しましょう

このトラブルに関する事例としてまず紹介するのが、オーナーが鍵交換をしていなかったケースです。

大学卒業後、就職が決まったので、親元を離れ一人暮らしをすることになりました。敷金や引っ越し費用を親に出してもらい、新社会人として働いていたのですが、会社から帰ったら自宅に置いてあったはずのノートPCが無くなっていました。鍵は忘れずかけていたし、窓を割られた形跡もない。おかしいと思いながらも後になって見つかったら恥ずかしいので、警察を含め誰にも相談しませんでした。

すると2ヵ月後警察が私の家に訪ねてきて、前にここに住んでいた人が家屋侵入で捕まったのだが、あなたは何も取られていませんかと聞いてきたので、2ヵ月前にノートPCが無くなったことを話しました。

その後警察から連絡があり、犯人が私のPCを盗んでいたことが分かりました。さらにオーナーから、したと言っていた鍵交換をしていなかった事を聞かされました。

次に紹介する事例は、鍵を落としてしまいそのままにしていたら、泥棒に侵入されたケースです。

自宅に帰り、玄関を開けようとするところで鍵を落としたことに気付きました。昔からよく鍵を落としていた私は、リュックの中にスペアキーを入れて持ち歩く癖が付いていたので、業者を呼ばなくても家に入ることが出来ました。その時はそれでよかったのですが、後日泥棒の侵入を許してしまいました。

2. 住宅の鍵交換 泥棒侵入の事例②

住宅の鍵交換にまつわる泥棒侵入の事例その2。一度入られたら要注意です

このトラブルで最初に紹介する事例は、2回も泥棒被害にあったケースです。

妻の仕事が終わり帰宅すると、リビングが散乱していて、引き出しに入れてあったはずの20万円が無くなっていました。

妻からの電話を受け、私も慌てて帰宅し警察に通報しました。警察がプロの犯行でサムターン回しで侵入したのではないかと言うので被害届を提出したあと、ホームセンターでサムターンカバーを買って来てすぐに取り付けました。鍵を交換しようかとも思ったのですが、車を購入したばかりでお金がなかったので見送りました。

そのあとは普通に生活をしていたのですが、2年くらい経過したころにまた泥棒に入られて、家の中の家電を盗まれてしまいました。前回の被害以降、家の中に現金を置かなくなったため、お金は盗まれなかったのですが、妻が犯人と出くわす可能性もあったかと思うと恐怖でしかありません。

このトラブルで注意して頂きたいことは、事例にもありますように泥棒は一度侵入に成功した家は必ず二度目を狙っています。その目印として、玄関の見えにくい部分やポストの下などにマジックで印が書いてあることも。一度でも泥棒に侵入されたご家庭では、鍵の交換が必須です。幸い今回は人的被害がなかったからよかったようなもので、次もそうとは限りませんし、トラウマになる事も考えられます。

3. 住宅の鍵交換のメリット 最新の鍵で防犯性をあげられる

住宅の鍵交換のメリットを分かりやすく解説します!さらに最新式の鍵もご紹介

ここで第一に挙げられるのは、何といっても防犯性能の向上です。

例えば従来のギザギザの鍵でしたら、素人でもコツを掴めばピンバイスとマイナスドライバーを使用して、5分程度で開錠することが出来ます。素人でもこの時間ですので、プロの泥棒の手にかかれば2、3分でしょう。

また衝撃にも弱いので、ハンマーで叩くだけで簡単に鍵穴が壊れてしまいます。

その点最新式の鍵でしたら、オートロックになっていますので、鍵のかけ忘れもありませんし、プロが開錠しても10分以上かかります。さらにハンマーで強い衝撃を加えても、なかなか破壊されない構造になっています。

泥棒の約半分は侵入に5分以上かかった場合は諦めますし、10分を超えるとほぼ100%が退散します。それだけでもかなりのメリットですね。予算に合わせて色々な種類から選ぶことが出来るのもメリットの一つです。

そのメリットを最大限に活かすことができる最新式の鍵を紹介します。それは指紋認証式の鍵です。このタイプでしたら他人が開けることが出来ませんし、万が一指を怪我した時などにも高性能のディンプルキーも付いていますのですごく安心。機械の種類によっては、指紋認証後40秒程度で次の操作をしないと警報が鳴るものも発売しています。お金がかかること以外はメリットしかありませんので、早めの交換をお勧めします。

4. 住宅の鍵交換のデメリット 防犯性が高ければ費用もあがる

住宅の鍵交換のデメリットといえばやはり高額な費用が必要になる事でしょう

やはりデメリットたるものが、交換費用です。

指紋認証式のドアロックや高性能のディンプルキーは非常に効果が高いものの費用も高い。

例えば、指紋認証式の鍵でしたら、本体代金だけでも約52,000円はします。さらに高性能のものもありますので、交換に必要な費用は80,000円から100,000円といったところです。

ディンプルキーにしても同様に40,000円から50,000円は必要になってきます。これが従来のギザギザの鍵を使用するシリンダーキーでしたら10,000円から15,000円で交換できますので、差は歴然です。

さらにワンドアツーロックのために新しい鍵穴を面付けする場合は、玄関扉に穴を開けなくてはいけませんので、大変な作業になりますし、費用も余計に必要になってきます。

このように、鍵の交換は何もトラブルが起きなければデメリットばかりです。しかし、泥棒が侵入しようとするとこれらの鍵はそれを防いでくれますし、外見からも泥棒を遠ざける効果もあります。

つまり防犯性能の鍵に交換しておくと言うのは保険と同じです。医療保険に加入する時にだれも入院するつもりでは申し込みませんよね。

しかし、万が一の時には大いに助かる。鍵の交換も安心して暮らして行くための一つのツールですので、出来ればいざという時のために防犯性能の高いものに交換しておきましょう。

5. 泥棒対策 住宅の鍵交換まとめ

泥棒対策で住宅の鍵を交換するための情報のまとめとポイントのおさらい

ここまで住宅の鍵交換に関する様々な情報をお伝えしてきましたが、最後に重要なポイントに絞っておさらいします。

まず一度でも泥棒に侵入されたことがある方は、再度狙われている可能性が大きいので、なるべく鍵を交換して下さい。

またその際は防犯性能の高い種類に変更しましょう。鍵交換はお金がかかることですので、絶対にすべきとは言えませんが、メリットとデメリットを天秤にかけてどちらがいいのか判断するようにしましょう。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

カギの生活救急車

玄関・住宅の鍵交換・鍵修理の新着記事

家の鍵を無くしたらどうする?無くした鍵の探し方についても紹介
家の鍵を無くしたらどうする?無くした鍵の探し方についても紹介
2024.3.18

「出先から帰宅し、家に入ろうと思ったら鍵が見当たらない?!」このような状況は想像するだけで不安になる話ですね。実際に家の鍵を無くしたとき、人によってはパニックに陥り、落ち着いた判断が難しくなるかもしれません。 この記事では、家の鍵を無くしてしまったときに何をすればいいのかについて解説していきます。鍵の探し方もあわせて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

【住宅の鍵開け・修理】鍵屋の料金相場や注意点を解説します
【住宅の鍵開け・修理】鍵屋の料金相場や注意点を解説します
2024.2.29

住宅の鍵が突然開かなくなったり壊れてしまったりした時、非常に心配になるかと思います。 防犯に直結する問題ですから、できるだけ早めに鍵屋に依頼しましょう。 ここでは鍵屋に依頼したときの相場や注意点などをお伝えしますので参考にしてください。

店舗の鍵トラブル!鍵屋での修理に必要な費用や注意点とは
店舗の鍵トラブル!鍵屋での修理に必要な費用や注意点とは
2024.2.27

店舗の鍵が突然不具合を起こしてしまったとき、どう対処すればいいでしょうか? きっと何をすればいいかわからなくなって、パニックになってしまいますよね。 鍵は防犯の軸ですから、それが壊れてしまうとセキュリティ面で非常に不安になります。 今回は店舗の鍵が壊れた・開かなくなった時の対処法や鍵屋に修理を依頼した時の費用について解説しますので、参考にしてください。

お家の鍵を作成するのにかかる費用や事例をご紹介します!
お家の鍵を作成するのにかかる費用や事例をご紹介します!
2024.2.9

お家の鍵を作成したいと考える人は多いでしょう。鍵の作成は種類によって作成にかかる時間も費用も大きく変わります。 この記事では自宅の鍵の作成事例や種類、時間、費用について解説します。この記事を参考にして、自宅の鍵作成で困らないようにしてください。

おすすめ記事