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コインロッカーの鍵を紛失してしまった場合の対処法まとめ

公開日:2021.10.29 更新日:2023.12.21
コインロッカーの鍵を紛失してしまった場合の対処法まとめ

荷物の多いときに便利なコインロッカーですが、鍵を紛失するとどうなるのでしょうか。
開けるための鍵が見つからないと焦ってしまいますが、もしも鍵がどこを探しても見つからない場合、管理会社に連絡して紛失の手続きをしなければいけないので、時間や費用がかかってしまいます。

今回は、コインロッカーの鍵を紛失してしまった場合の対処法について詳しくご紹介します。

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1. 最初に知っておこう。公共のコインロッカーに合鍵はありません

コインロッカーの鍵を紛失した場合、その使用していた部分のロッカーを何らかの方法で開ける必要があります。

ガラスのついたロッカーを開けている写真

しかし、個別の合鍵は基本的に存在しないため、鍵の再発行という対応ができず、管理会社に開けてもらえるように依頼しなければいけません。

コインロッカーの鍵には、それぞれの場所ごとの鍵のみが開く、利用者用の鍵と、管理会社が使用するすべてのロッカーを開けられるマスターキーの2種類があります。コインロッカーの運用をする会社は利用者用の鍵の合鍵を事前に作っておくことはせず、鍵を紛失した場合にマスターキーで開ける対応をとるのです。

開けた後には防犯上、コインロッカーについている鍵の設備、もしくはその部品を交換するため、鍵をなくした場合、開けてもらったらそれで終わりとはなりません。設備の交換にかかる費用などを請求されることを認識しておきましょう。

また、事前にコインロッカーの鍵の合鍵を作ろうと業者に依頼をしても、防犯上断られるので、鍵を紛失しないよう注意するしかありません。

2. コインロッカーの鍵を紛失した際はまず管理会社へ連絡しよう

もしもコインロッカーの鍵を紛失してしまったら、まずはコインロッカーを管理している会社などに連絡をして開けてもらう必要があります。

携帯電話で連絡している写真

注意点はコインロッカーの管理やメンテナンスをしているのは、コインロッカーの設置されている施設の管理会社とは限らないということです。

コインロッカーの運営をしているのは、別の会社であると認識しておくべきでしょう。設置施設の管理会社に相談をしても対応してもらえないことがあり、その場合はコインロッカーに記載されている連絡先に電話をしなければいけません。

例えば、駅の一角にあるコインロッカーが鉄道会社の管理のものでなければ、駅員さんに相談をしてもマスターキーで開けてもらうことはできないということです。つまり、設置施設自体にはスタッフがいても、ロッカーの管理会社が営業していなければ対応できないことになってしまいます。

24時間受付可能な電話番号が用意されていればよいのですが、遅い時間や休日など、時間外で対応していない場合には、次の営業開始時間まで待たなければいけません。

3. コインロッカー内の荷物はどうなる?鍵を開けてもらうまでの流れ

コインロッカーの鍵を紛失したことを管理会社に連絡して、担当者が来てくれてもすぐに開けてもらえるとは限りません。

身分証明書が入った財布の写真

なりすましによる盗難防止の観点から、本人確認を実施した上で、鍵を開ける対応となるのが一般的なので、コインロッカーを管理している会社によっても本人確認方法は異なります。

一般的には下記のような対応です。
・氏名や住所などの連絡先を書類に記載する
・鍵とは別に発行されたレシートなど、確認できる書類などがあればその書類を提示する
・ロッカーの中に入れたものを聴取して、開けた後に一致しているか確認する
・ロッカーの中に身分を証明できるものがあれば提示する

このような対応のいずれか、もしくはすべての方法でコインロッカーを入れた当人かどうかのチェックを行い、開けた後に鍵の紛失による費用を支払う流れとなっており、費用の支払方法は管理会社により異なります。

管理会社に連絡がつくまで時間がかかることもありますが、そこから鍵を開けるまでにもある程度時間がかかることを把握しておきましょう。

4. コインロッカーの鍵を紛失した際にかかる費用とは

コインロッカーの鍵を紛失した際に発生する鍵の交換費用も管理会社によって異なり、目安として2,000円から3,000円の範囲内であることが多いです。

お金と電卓の写真

この鍵の交換費用は、あくまで交換することにかかる費用ですので、有料のコインロッカーであれば利用料金が別途発生することを忘れないようにしましょう。

先に支払うタイプのコインロッカーで、料金時間内に鍵の紛失に気づいて連絡した場合でも、実際に開ける時間までの延長料金が必要となることも珍しくはないので注意が必要です。管理会社と連絡がつくのが翌日以降になってしまう場合には、日をまたいだ料金も含めて支払わなければいけません。

また、管理会社によっては、そのコインロッカーの場所に行くことによる出張料を請求されるというケースもあり、発生する場合の目安は3,000円前後となります。

紛失してしまったコインロッカーの鍵の解錠費用は、利用料金および延長料金と、2,000円~3,000円ほどの交換費用、その他発生する費用を合計した金額として考えておきましょう。発生する費用は会社や状況により異なるため、鍵の紛失を連絡した際に管理会社にどの程度の費用が必要となるのかを事前に確認しておくといいでしょう。

5. QRコードやICカード、暗証番号が鍵のコインロッカーの場合は

コインロッカーの鍵は紛失のリスクを下げるため、QRコードが印刷されたレシートのみの利用やICカードで手続きや決済ができるタイプがあり、物理的な鍵がないケースもあります。

鍵がないタイプのコインロッカーの写真

鍵などの小さいものを紛失しやすい方は、普段コインロッカーを使用する際に、こうしたタイプを選ぶ方もいるでしょう。しかし物理的な鍵がなくてもコインロッカーを開けられなくなってしまう可能性はゼロではありません。

レシートタイプであれば、レシートそのものを紛失してしまったり、レシートが汚れて読めなくなってしまったりするケースが考えられ、鍵の紛失と同様の扱いになります。物理的な鍵よりも、一枚のレシートのほうが紛失する可能性が高いという場合もあるので、必ず大切に保管しておきましょう。ICカードも同様で、カード自体をなくしてしまうとコインロッカーを開けることができません。

鍵がないタイプのコインロッカーでも、紛失のリスクはゼロではありません。鍵代わりになるものを紛失することで、解錠の手続きが発生するため、同様の流れで連絡をして担当者に来てもらう必要があります。その際も費用が発生することになりますが、物理的な鍵でなければ費用は1,000円ほど下がることもあります。

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