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蜂の巣を自分で撤去したい!必要な道具や具体的な撤去方法、注意点を解説

公開日:2021.2.12 更新日:2024.4.15
蜂の巣を自分で撤去したい!必要な道具や具体的な撤去方法、注意点を解説

蜂の巣を自分で駆除しておきたいけれど、やり方で困っていませんか?
駆除を行うにあたっては必要となる道具やいくつかの注意点を抑えておかなければなりません。

今回は自分で蜂の巣の駆除するための道具や駆除方法について解説していきます。ぜひ参考にしてみてください。

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1.蜂の巣の撤去は自分でもできる?

巣の大きさによっては撤去できないものもある

巨大化した蜂の巣の絵

蜂の巣を自分で撤去しようと思えばできないことはありませんが、実際の作業には危険が伴います。
そのため、個人で蜂の巣を撤去しようと思われたら、まずは次の条件を満たしているかどうか確認してみましょう。

・4~5月の春先である
・わかりやすい場所にある
・15cm以下である

これらの条件は個人で巣を撤去するにあたってとても重要です。

まず季節に関してです。4~5月の春先は女王蜂が長い冬の冬眠から目覚めたばかりであり、この頃はまだ巣ができたばかりです。
春は夏場と比べても蜂はそこまで凶暴性が高くなく、駆除にあたって最適な時期となるのです。天候についてもまだ涼しいため、屋外で作業を行うには絶好の時期でもあります。

撤去作業を行う場所についても重要です。自宅の軒下やベランダ周りといったわかりやすいところにあれば、個人でも比較的作業がしやすいです。
一方でエアコン室外機や天井の裏側といった狭い場所や暗い場所ですと作業がしづらいです。誤った作業方法を行うと自宅やその周りにあるものを傷付けてしまう可能性があります。

巣の大きさも駆除できるかどうかを見極めるポイント。15cm以上の巣になると大量の蜂が生息していて、作業中に襲われる危険性があります。

2.撤去するのに必要な道具

最低限用意しなければならない道具一覧をご紹介します!

防護服を着てハチ駆除を行っている絵

蜂の巣を撤去するにあたっては以下の道具を揃えておく必要があります。

・防護服
蜂の巣の撤去には蜂専用の防護服を着用します。これを着用することで蜂に刺されずに作業を行うことができます。
ホームセンターやインターネット通販などで購入することができます。市区町村の中には防護服のレンタルを受け付けているところもあります。
防護服を入手するのが難しい場合は、長袖・長ズボン・軍手・長靴・ゴーグルを着用し、その上にレインコートを羽織るようにしましょう。 もし上記のアイテムで代用される場合は、隙間ができないように注意しましょう。

・殺虫剤
巣の中に潜んでいる蜂を駆除するために必要なアイテム。購入される前にバチに効果があるか記載されているか確認しておきましょう。
蜂は反撃してくることがあるので、素早く使用できるスプレーがおすすめです。

・帽子とタオル
蜂は黒いものに反応する習性を持っていて、黒い髪の毛を隠すために帽子はなくてはなりません。また、首元や口元の刺されないようにタオルでガードしておきます。

・手袋
手袋は蜂の針が刺さりづらい軍手や革製のものがおすすめです。

・長靴
スニーカーなどの靴はズボンとの間に隙間ができてしまいます。ですので、厚い長靴を履くことが望ましいです。

・棒
蜂の巣に直接触れるのは非常に危険であるため、長い棒で落としましょう。

・ゴミ袋
巣をゴミに出すときに必要となります。口をしっかり閉じて燃えるゴミとして処分します。

・虫取り網
虫取り網にゴミ袋を入れておけば巣を落としたときに入れやすくなります。

3.蜂の巣の撤去方法

具体的な作業手順をご紹介します!

防護服を着た男性が殺虫剤を持っている絵

道具の準備ができたら早速撤去作業を始めましょう。作業の手順は次の通りです。

1.殺虫剤をかける
巣を取り除く前に殺虫剤をかけておきます。巣から2〜3mの距離を保ち、20〜30秒ほど殺虫剤を噴射します。
殺虫剤を噴射している間に巣から蜂が大きな羽音を立てて現れることがありますが、これは威嚇しているのではなく、ただ薬剤に反応しているだけです。
ですので、気にせず殺虫剤を噴射しましょう。噴射しているうちに巣へと逃げていきます。
蜂が出てこなくなったら、再び巣の入り口に殺虫剤を吹き付けましょう。

2.ゴミ袋をセットする
可燃ごみ用のゴミ袋を用意します。蜂の巣の下においておけば処分するのが楽になります。

3.蜂の巣を落とす
長い棒で蜂の巣を落とします。万が一作業中に他の蜂がやってきたら駆除しようとせず、ゆっくりその場から離れることが肝心です。

4.巣があった場所に殺虫剤をかける
巣があった場所に蜂が戻ってくるのを防ぐために、巣があったところに再度殺虫剤を噴射します。

5.ゴミ袋に入れる
蜂の巣をゴミ袋に入れ、しっかりと口を閉めておきます。蜂が生き残っている場合があるため、袋を閉じる前にもう一度巣に殺虫剤をスプレーします。

6.巣を処分する
お住まいの自治体で指定されている日に出しておきます。

4.巣を撤去する際の注意点

撤去する前に知っておくべきポイントをご紹介します!

蜂の巣を持っている防護服を着た人の絵

蜂の巣の撤去作業を安全かつ確実に行うためには知っておかねければならないことがあります。

・撤去作業は夕暮れ以降に行う
蜂が活動を行うのは主に日中であり、夕方以降になれば昼間より大人しくなる傾向があります。この時間帯になると外に出かけていた蜂たちも戻ってくるので、複数の蜂をまとめて退治することができます。
ただし、暗い場所での作業ですので、懐中電灯を使いながら巣の位置をきちんと確認するようにしましょう。

・黒い服を身に着けない
蜂は黒色に反応して襲ってくる習性があります。その一方で白いものに対しては攻撃性が低くなる傾向があります。
ですので、撤去作業にあたっては白い服を着用することが大切です。

・香りのするものはつけない
蜂は甘いにおいに反応します。そのため、香水や整髪料など甘い香りがするものは蜂を引き付けるおそれがあります。
また、ジュースやアルコール類の空き缶を近くに置いておくことも同様です。
作業される際はそうしたものの使用は控えましょう。

・近所の人に声掛けしておく
蜂の巣の撤去を行うことで巣にいる蜂が他の場所へ飛んでいくことがあります。そうした蜂が近所の人を襲うといったトラブルが起きる可能性がありますので、あらかじめ撤去を行うことを知らせておきましょう。

5.自分で行うのが難しい時は業者に相談を

専門業者をおすすめしたい理由をご紹介します!

蜂の駆除や点検を行う専門事業者の絵

蜂の作業は専門知識と経験が必要になってきますので、個人ではなかなか作業しづらいです。そんな時におすすめなのが蜂の駆除業者です。

・道具の準備が不要
個人で撤去を行うとなれば、防護服や殺虫剤、軍手などさまざまな道具を購入しておかなければならなりません。業者であれば電話やメールで依頼すればすぐに駆けつけてくれるので非常に楽です。

・専用の道具を使ってくれる
プロの業者では蜂の巣を撤去するために専用の薬剤や機材を使用しています。個人では入手するのが難しい道具を使用しますので、安全かつ確実に作業してもらえます。

・トラブルを防ぐことができる
蜂を駆除しようとするとどうしても殺虫剤が必要となり、薬剤のにおいで近所トラブルにつながる可能性があります。専門業者であれば安全に作業してくれる上、近所への対応もきちんとしてもらえます。

・アフターフォローがある
業者では巣を撤去してから1週間はアフターフォローを受け付けています。巣がなくなっても2~3日すると前にいた蜂が戻ってきますので、そうした蜂にもきちんと対処してもらえます。

・あらゆる相談に乗ってくれる
巣の撤去だけではなく、見積もりや作業時間帯などあらゆる相談に乗ってもらえます。疑問があれば遠慮せず聞いてみましょう。

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