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防音ガラスに交換するメリット・デメリットおよび費用相場を紹介

公開日:2022.2.3 更新日:2024.4.5
防音ガラスに交換するメリット・デメリットおよび費用相場を紹介

音楽活動を行う部屋で使用されている防音ガラス。
最近では外部からの騒音を遮断できるということから、家庭でも使用されることが増えてきました。

今回は家庭生活を快適にしてくれる防音ガラスについて紹介します。防音ガラスがあると生活環境が劇的に改善します。

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1. そもそも防音ガラスとは?

防音ガラスとは、その名の通り外部から来る音を遮断する効果のあるガラスのことです。

ピアノを弾いている子供の写真

一般的にはカラオケ店や学校の音楽室など、大きな音が鳴る部屋において採用されることが多いです。また近年では救急車のサイレンや犬の鳴き声といった外の雑音を遮断できることから、住宅の窓ガラスとしても採用されています。

防音ガラスの構造はいたってシンプルなものになっています。通常はガラスとガラスの間に特殊なプラスチック製の中間板を挟み込むことで作られています。

なぜ防音ガラスが雑音を遮断できるかと言いますと、防音ガラスには外の音の振動を熱に変換して、音が持っているエネルギーを消滅させる機能があるからです。 窓ガラスとして採用することによって、気になる外部からの騒音を自宅に聞こえなくすることができます。そのため、室内の環境を静かな状態に保つことができます。こうしたことから、住宅と住宅との距離が近い、昨今の住宅地において防音ガラスは非常に役に立ちます。また自宅でギターやピアノなどの楽器を演奏されるという方にとっても、防音ガラスは有効です。

特殊な機能を有することから、一般的な透明ガラスよりも交換費用はかかります。しかし、それを考慮しても選ぶ価値はあります。

2. 防音ガラスの種類

防音ガラスといっても、その種類は実にさまざまです。

二重サッシタイプの防音ガラスの写真

防音ガラスの中でも使用されることの多いのが合わせガラスです。このガラスは、先ほど紹介したように2枚のガラスの間に特殊な中間層が挟み込まれているのが特徴です。メリットは、窓への取り付けやすさです。防音ガラスによってはサッシを交換するといった特別な作業が必要になることがあります。合わせガラスであれば、こうした面倒な作業をしなくてもそのまま取り付けることができます。

ペアガラスとは、ガラスに挟む中間層内部に空気やアルゴンガスなどを挿入しているガラスです。構造上防音効果が高いことはもちろん、外部から来る熱を遮断することもできます。断熱性が高いことから、暑い夏は日差しによる温度上昇を防いでくれる他、室内の冷房の効果を高めてくれ、冬場では室内で効かせている暖房の熱が逃げるのを防いでくれます。ただ難点としては、窓ガラスを交換する際にサッシを換える場合があることが挙げられます。

二重サッシタイプの防音ガラスも効果的です。二重サッシでは1つの窓に、外窓と内窓の2箇所にサッシが取り付けられています。防音効果に加え、断熱効果や結露を防ぐ効果もあります。そのため、1年を通して過ごしやすくしてくれます。ただ窓を開ける際、2つの窓を開けなければならないというデメリットがあります。

3. 防音ガラスにするメリット

防音ガラスの1番のメリットは、なんといっても生活環境を快適にしてくれることです。

複数枚の板ガラスの写真

自宅で過ごしていると、外からの話し声や犬の鳴き声、強風による音など、さまざまな雑音が伝わってきます。特に仕事や勉強をされていると気になることが多くなるでしょう。こうした時に役に立つのが防音ガラスです。外からの雑音を遮断してくれるため、生活における音のストレスが感じられないようになります。そのため、自宅内での作業の効率性も大幅にアップします。

お店を経営されていたり自宅で楽器を演奏される場合に、防音ガラスはとても有効です。外側の音のみならず、内側から発せられる音もしっかり遮断できます。そのため、近隣から来るクレーム対策として防音ガラスは非常に役に立ちます。

おまけに防音ガラスは、防犯や防火対策としても役に立ちます。防音ガラスではガラスや特殊な層によって2~3重で構成されています。これによって外から飛翔物が飛んできたり、空き巣にガラスを叩かれたりしても割れにくくなります。またガラスとガラスとの間に特殊なフィルムを挟んでいることから、火災を防止する効果もあります。

防音ガラスは、防犯のみならず防犯や防火対策としても取り付けることをおすすめします。

4. 防音ガラスにするデメリット

メリットもありますが、防音ガラスにも少なからずデメリットもあります。

防音ガラスが使われた窓の写真

まず窓の種類によっては防音効果があまり期待できない場合があります。特に自宅で引き戸を使用されている場合は要注意です。引き戸の場合ですとちょっとしたすき間ができやすく、そこから音が漏れることがあります。ですので、防音対策をする際には、いったんリフォームを実施することが必要です。

構造上、掃除がしにくいというデメリットもあります。一般的に2~3重になっているため、外側と内側でそれぞれ掃除を行わなければなりません。外側の掃除は比較的簡単ではあるものの、内側は掃除がしづらいです。そのため、目が届きにくい些細な汚れを見逃すこともあります。ですので、ガラスの内側の掃除方法を調べておくことが大切です。

二重サッシになっているタイプであれば、換気がしにくいと感じることがあります。外窓と内窓の2箇所にサッシが設けられているので、窓の開け閉めがどうしても面倒になってきます。空気を入れたい場合は、不便に思うかもしれません。

また防音ガラスは、一般的な透明ガラスに比べても高額になる傾向があります。断熱性に優れたタイプであれば、場合によって150,000円ほどかかることもあります。

5. ガラス交換にかかる費用相場

防音ガラスを交換する際に一番気になるのが費用相場です。

費用相場のイメージ写真

一般的に防音ガラスへ交換される際にかかる費用相場は、50,000円~150,000円になります。

実際に新しくガラスを交換する際の費用は、サイズや種類によって異なります。防音ガラスのサイズや使用されるサッシのサイズは、取り付ける窓の大きさによって変わってきます。大きければ大きいほど、交換にかかる費用が高くなる傾向があります。また、ガラスの性能によっても交換にかかる費用が異なります。外部から来る衝撃に強く防犯効果の高いガラスや、断熱効果に優れたガラスであればそれだけ高くつきます。

必要になってくるのは、作業費用ばかりではありません。業者によっては出張費がかかってきたり、早朝や深夜など交換作業を行う時間帯によっては料金が上乗せされる場合もあります。

このように防音ガラスでもガラスの種類やサイズ、実際の作業内容によって費用が変化してきます。ですので、業者にガラス交換を依頼される際はホームページで料金をチェックしておく必要があります。

費用を抑えるコツとしては、複数の業者から見積もりをとることです。現在では多くのガラス交換業者において無料で見積もりに対応しています。業者によっては相場と比べて安い料金で防音ガラスを交換してもらうことができます。できるだけ、複数の業者で費用を比較してみましょう。

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