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空間づくりだけじゃない! ガラスブロックのメリット・デメリット

公開日:2022.2.3 更新日:2024.4.5
空間づくりだけじゃない! ガラスブロックのメリット・デメリット

「部屋に陽の光を入れたいけれど、外からの視線が気になる」
そんな時はガラスブロックがおすすめです!明るく開放感がある上、プライバシーもしっかりと守ってくれます。

今回はガラスブロックを取り入れるメリット・デメリットを解説します。

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1. ガラスブロックとは?

ガラスブロックとは、その名の通り四角い形をしたガラスでできたブロックのことを言います。

一面のガラスブロックの写真

実際に建物で使用されているものは箱状の中空となっています。

建築物の内部空間においては、壁や床を構成する材料として使用されています。透明感がありながらも、外からは中が見えにくい構造となっているため、飲食店や施設の仕切りなどでよく見られます。

ガラスブロックの特徴としては明るさと開放感があります。陽の光が入りやすく、近年では光熱費を節約する目的で取り入れている公共施設も多いです。代表的な施設ですと学校や医療機関などです。実際に歯医者さんに行って気づかれたという方も多いでしょう。また一般の住宅においては開放感が得られることから、インテリアデザインを目的として採用されています。住宅内の場所としてはリビングやキッチン、お風呂などに取り入れられることが多いです。

またガラスブロックといっても、その種類はさまざまです。完全に外からの視界を遮ってくれるタイプはもちろん、かすかに向こうの様子が見えるタイプや普通の窓ガラスと同じくらいの透明度のタイプまであります。取り入れる先の建物や依頼者の要望によってアレンジすることができます。

2. DIYでも設置できる?

ここまでの話題から、「自分でガラスブロックを建築したい」と思われた方もいらっしゃるかと思われます。

1個のガラスブロックの写真

元々ガラスブックの作業は1個ずつ丁寧に積み上げていかなければならないため、プロでないと難しい作業でした。しかし、最近ではDIYでも作成できるようになり、実際に挑戦されている方もいらっしゃいます。ガラスブロックを作成用として、ブロック同士をつなげてまとめるハウスブロックが市販されています。ハウスブロックは住宅建材を扱うお店にて購入することができます。またインターネットのオンラインショップでも気軽に入手できるようになりました。

ガラスブロックを作成される際には、ハウスブロックの他にもブロックを取り付けるシリコンシーラントが必要になってきます。またハウスブロックや壁紙を汚さないためのマスキングテープも必須になります。具体的な作成方法については「ガラスブロック DIY」などと検索されると、作成仕方やインテリアの実例などが出てきます。

ただし、実際にDIYをやるにしても経験やコツなどが求められます。また素人の方であれば、なかなか実例通りにいかないのも実情です。そのため、やはり専門業者に依頼された方が確実でしょう。

3. ガラスブロックのメリット

私たちの生活環境を豊かにしてくれるガラスブロックですが、その主なメリットは次の通りです。ガラスブロックの特徴をきちんと理解した上で取り入れていきましょう。

カラフルなガラスブロックの写真

まず大きなメリットとしては、採光がしやすいことです。ガラスが陽の光を取り入れてくれるため、暗い室内環境を明るくしてくれます。特に日照時間の長い夏場ですと、夕方まで室内を明るく保ってくれます。室内照明をつけなくて済みますし、節減効果が高いです。そのため光熱費節約に取り入れてもいいでしょう。

ガラスブロックはインテリアとして非常に優秀です。カラーガラスブロックと呼ばれる色とりどりのガラスブロックもあります。ラメの輝きが特徴のものやカクテルを思わせる色鮮やかなものまで、その種類はバラエティーに富んでいます。このように色の種類が多いことから、他の住宅にはない個性的な室内空間を作りたいという方に向いています。

またガラスブロックは断熱性にも優れています。ブロックの内部は空洞になっているため、複層ガラスと同等の断熱効果があります。ですので、寒い冬の時期でも大活躍してくれます。また中空により、室内と室外の温度差があっても結露が発生することはありません。

4. ガラスブロックのデメリット

そんなおしゃれで機能性の高いガラスブロックでも、いくつかのデメリットがあります。主なデメリットは次の通りです。

床に置かれたガラスブロックの写真

まず、ガラスブロックのネックとなるのが重さです。145×145×95mmのガラスブロックであれば、m2当たりの重さは110kg程度になります。壁に使用される際には、強度を高めるためになるべく厚みのあるものが採用されます。こうした強度と厚みを兼ね備えたガラスブロックを取り入れると、それだけ施工費用が高くつきます。建物においては安全性が第一ですので、ガラスブロックを取り入れるならある程度の出費が必要になってきます。

またガラスブロックの場合ですと、施工してくれる会社が多くありません。たとえ今すぐにガラスブロックを取り入れようとしても、お近くの工務店では取り扱っていないことがあります。また、実際にガラスブロックを施工したことのあるスタッフがいない、取り入れる建築物の強度を調べるのに時間がかかるなど、作業を受け付けてくれない場合が多いです。

この他、DIYをする際の出費も高いです。ガラスブロックは1個当たり、500円~3,000円までします。それに加えて実際の作業道具などを揃える必要もあります。また良い材料を買えば、それだけ高くなります。

5. 業者による施工費用の相場

ガラスブロックを取り入れるのであれば、専門業者に依頼するのが安全かつ確実な方法です。

一面のガラスブロックの写真

ですが、業者に依頼する際に気になるのが施工費用です。いくらくらいかかるのでしょうか。

一般的にリフォーム会社や工務店に依頼した場合、ガラスブロックの施工費用は75,000円~90,000円(壁への施工)が相場です。ただ、ガラスブロック導入にかかるお金は施工費用だけではありません。施工・設置にかかる全体の費用としては、工事の費用以外にもガラスブロックなどの材料費が加わります。また、外向きの窓にガラスブロックを取り付けたいという場合には、サッシの取替えや防水工事などの作業も必要になってきます。そうなると合計金額が20万円を超える可能性があります。

費用の話を聞いて、導入するかどうか迷われた方もいらっしゃるかもしれません。しかし個人の工夫次第では、安全性をきちんと確保しながら施工費用を安く抑えることも可能です。まずはガラスブロックの施工を受け付けている会社に見積もりを取ってもらいましょう。

最近では多くの会社や工務店が無料見積もりを行っています。この時できるだけ複数の業者から見積もりを取ります。そうすることで、できるだけ安く施工してもらうことができます。

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