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窓ガラスを見たらカビが!掃除や対策方法などを詳しくご紹介します

公開日:2022.4.28 更新日:2024.4.10
窓ガラスを見たらカビが!掃除や対策方法などを詳しくご紹介します

いつの間にか窓に付着しているカビ。掃除をしてもなかなか取れなくて困っている方もいらっしゃるかと思います。

今回はそんな厄介な窓ガラスやパッキンに生えるカビ汚れをきれいに掃除する方法をご紹介します。あわせて手軽にできるカビの予防法についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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1. 窓ガラスにカビが発生する原因

気がつくと付着している窓ガラスのカビですが、発生要因は大きく分けて2つあります。

結露が発生している窓ガラスの写真

①冬場の結露
一番の発生原因は結露。寒い冬季における内と外の気温差が大きな要因となるのです。とりわけ、エアコンやストーブといった暖房器具によって屋内の気温が上昇している時、内と外の気温差が広がります。それが水滴になって結露となり、窓に水滴が発生するようになるのです。もちろん、そうした水滴は雑巾やタオルといった布巾を使って拭いていけば問題にはなりません。ただ人によっては面倒ということでそのままにしている方もいらっしゃるかもしれません。水滴を放置しておくとそれが原因でカビが発生することにつながります。窓ガラスに付着している水滴の量が多ければ、ゴムパッキンやサッシ部分にも水滴ができるようになります。そうなるとカビを繫殖させてしてしまうことになります。

②湿度の上昇
また室内の湿度が上昇することによっても発生します。特に湿気が気になる梅雨の時期はカビにとっては最高の繁殖期間です。これ以外にも入浴や台所での調理、洗濯物の室内干しといった家庭生活での活動においても湿度が上昇しています。カビは湿度65%を超えると活動を始め、80%を超えると活発になると言われています。室温上昇には気を付けておきましょう。

2. カビを放置しておくと大変!

汚れこそ気になるものの、あまり掃除する気になれないという方も中にはいらっしゃるかもしれません。

結露が原因でカビが発生した窓ガラスの写真

しかし、窓ガラスに付いているカビ汚れをそのままにしておくことはとても危険。場合によっては、健康状態に悪影響を及ぼすこともあります。カビは成長するにつれて、肉眼では確認するのが難しいくらい小さな胞子が出されることがあります。そして、その胞子を求めてダニが発生し、知らない間にダニから出されたフンが空気の中を漂うようになります。

こうした一連の流れは人体に影響を及ぼします。初めのうちは微量なので目立った影響は見られませんが、次第に身体の中に蓄積されることで、アトピーやぜんそく、シックハウス症候群といった症状を引き起こすように。

単に窓ガラスの見た目が悪くなるだけではなく、カビは人体にもこうした悪影響をもたらすことになるのです。またこうしたカビ汚れは放置していく内に取りづらくなります。早めにやっておけば簡単に取れたものでも、時間が経つと掃除がしにくくなることに。

なるべく掃除が簡単なうちにカビ汚れを掃除しておきましょう。そうすることで、家族の健康や自宅の安全を確保することができます。

ご自分で掃除をしておくなり、業者に依頼するなりしてきれいにしておくことが大切です。

3. すぐにできるカビの掃除方法

厄介な健康被害をもたらす前に、すぐにでも窓ガラスに付いたカビ汚れを掃除しておきましょう。

カビ掃除に必要な道具の写真

まず掃除をするにあたって必要となる道具は次の通り。
・マスク
・ゴム手袋
・ゴーグル
・タオルや雑巾
・バケツ
・食器用洗剤
・カビ取り剤や重曹
・キッチンペーパー

掃除をしている間は空気中にカビの胞子が飛びやすくなります。そうした胞子を吸い込まないように、必ずマスクをしておきましょう。また洗剤などが目に入る可能性があるのでゴーグルも忘れずに。

窓ガラスから掃除をしていきます。用意したバケツに水を溜めておき、そこに食器用洗剤を数滴たらします。その水を雑巾につけ、それで窓ガラスを拭けばたいていのカビ汚れを落とすことができます。しつこいカビ汚れがあったら、カビ取り剤を雑巾につけて、それで拭くようにしましょう。

次にゴムパッチンやサッシなどの部分を掃除します。こうした箇所のカビ汚れは厄介ですが、きちんとした対処方法できれいにすることができます。

初めにキッチンペーパーにカビ取り剤や重曹などを含ませます。そしたら、そのキッチンペーパーをカビが発生している箇所の上に乗せておきます。できればラップなどでキッチンペーパーを固定しておくといいでしょう。5分経過したらキッチンペーパーを取り外します。これでカビが付いていた箇所をきれいにすることができます。

4. 日頃からやっておくべき予防法

そんなカビ汚れですが、日頃からきちんとした予防法を行うことであまり掃除をしなくても済みます。方法はいたってシンプルですので、今日からやってみましょう。

窓を開けて換気している写真

①室内をこまめに換気しておく
カビ対策で真っ先にやっておくべきなのは、お部屋の換気。室内の窓やドアの空気が入ってきやすい場所を逐一開けておくことが大切です。冬場は寒く感じられて億劫かもしれませんが、部屋に誰もいない間だけでも、きちんと窓を開けておくようにしましょう。また換気扇を回したり、除湿機を使うなどしておくことも有効です。

②週1回エタノールや中性洗剤で掃除しておく
カビの発生要因の一つである結露。この厄介な結露を防ぐことも大切です。この結露防止に役に立ってくれるのがエタノールです。まずキッチンペーパーに、エタノールを吹き付けておきます。それを使ってサッシ部分などを掃除しておきます。その次に中性洗剤を数滴含ませた水を付けたタオルを使って、窓を拭いておきます。エタノールや中性洗剤で窓を殺菌することで、カビの発生を最低でも1週間は防止できます。

③窓ガラスに結露防止スプレーをかけておく
カビの防止策として結露防止スプレーも有効です。家庭内の環境を考慮して最適なスプレーを選ぶようにしましょう。

5. カビ対策で悩んでいたら業者に連絡を

もちろん日頃からきちんとカビ掃除をしたほうが良いことは分かっていても、汚れにどうしても触れたくないという方も多いでしょう。

窓の前に立つ修理事業者の男性の写真

また、掃除をするにもある程度準備が必要となるので、多少面倒くさいと感じることもあるかと思います。なので、二重サッシなどを導入してカビが発生しにくい環境を作っておくことが理想です。

そんな時に頼りになるのがガラス交換・修理の専門業者。個人では難しい作業でも、プロの手にかかればあっという間に終わってしまいます。業者を選ぶにあたっては、すぐにご自宅まで駆けつけてくれるかどうかが肝心。作業費用に加えて出張費用がかかりますので、なるべくご自宅から近い業者に依頼するのが望ましいでしょう。また検討されている業者のインターネットサイトも確認しておく必要があります。

多くの業者ではサイトにて作業費用や実績が紹介されています。これらは信頼できる業者であるか否かの判断する基準となります。作業前に見積もりを取っておくことをおすすめします。

また、数多く業者が作業に入る前に無料見積もりを実施しています。作業内容の内訳を確かめておくことで料金設定が適切であるかどうかの把握できます。サッシや窓ガラスを交換するだけで、カビ掃除の負担を減らすことができます。まずはお近くの業者に相談してみましょう。

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