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部屋の寒さ対策のポイントは出窓にあり!寒くなる原因や手軽に使える断熱グッズを紹介

公開日:2022.2.3 更新日:2024.4.15
部屋の寒さ対策のポイントは出窓にあり!寒くなる原因や手軽に使える断熱グッズを紹介

冬場の寒さの原因の多くは出窓にあります。窓の断熱をしっかり行うだけでも、寒いお部屋を暖かくすることができます。

今回は出窓に使える断熱グッズのメリット・デメリットを解説します。
あわせて、窓のリフォーム工事の費用や日数についても紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

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1.出窓で部屋が寒くなる理由

暖房を効かせているはずなのに、部屋が寒いと感じることはありませんか。その寒さの原因の多くは出窓にあります。

出窓の扉が開いている絵

一般社団法人日本建材・住宅設備産業協会によると、暖房をつけている時に熱が流出する原因の58%は開口部(出窓)にあるとこのこと。ちょっとしたすきま風が入り込んでくるだけでも熱はだいぶ逃げていきます。

最近では断熱効果のある出窓が増えてきた入るものの、それでも冬になると窓のあたりは寒く感じられます。
また、出窓は外側へ出っ張った形をしていることから外気温の変化に晒されやすく、一般的な窓ガラス以上に熱を外へ放出してしまっているのです。

中古物件のように築年数がだいぶ長い住宅の出窓ですと、サッシのすき間が目立つことから断熱効果が低いです。
特にカントリータイプの住宅ではこうした出窓が使われています。引っ越しをする際はこうした点に注意しましょう。

ただし、現在の住宅に出窓が使われている場合でも防寒対策をすることは可能です。最近では手軽に使用できる断熱グッズが多数登場していますので、時間と費用をかけなくてもすぐに防寒対策ができます。

また、時間に余裕があれば出窓の断熱性を上げるためにリフォームを検討してみてもいいでしょう。

2.出窓の防寒対策で手軽に使用できる断熱グッズ

手軽に寒さをしのげる出窓の防寒対策グッズをご紹介します!

段ボールと緩衝材の写真

最近では手軽に使用できる断熱グッズが多数登場しています。
自宅にあるものはもちろん、100均やホームセンターで購入できるグッズもあるので一度試してみるといいでしょう。

・プチプチ(緩衝材)
インターネットの通販で出たいらないプチプチ(緩衝材)はありませんか。そんなプチプチも出窓の断熱効果を高めるのに役に立ちます。
出窓にプチプチを張っておくことで窓と室内に空気の層をつくり、室内の暖かい空気が外へ逃げるのを防いでくれます。
貼るときのコツは、ガラス部分だけではなく窓枠全体を覆うように貼っておくこと。こうすることで断熱効果を向上させることができます。

・プラスチック段ボール
保管容器や引越しの養生シートに使われるプラスチック段ボールも断熱効果を高めてくれます。
プラスチック段ボールには空洞が存在します。これにより、出窓に貼っておくことで空気の層がつくられ、室内の暖かい空気を閉じ込めてくれます。

・断熱シート
断熱グッズの定番で知られる断熱シート。中でもおすすめなのがプチプチタイプになっているシート。空気の層が厚いので、プチプチ以上に断熱効果が期待できます。

・隙間ガードシール
ちょっとしたすきま風対策に役立つのが隙間ガードシール。サッシと窓枠の間に貼っておくことで、すきま風が入りにくくなります。

3.断熱グッズのデメリット

安くて便利な断熱グッズですが、いくつかデメリットもあります。

デメリットのイメージ写真

・景色が見られない
プチプチ(緩衝材)やプラスチック段ボールは費用がかからなくて安上がりですが、そとの景色が見えなくなるというデメリットがあります。
もちろん気にしない人なら問題ではありませんが、景色を鑑賞したい人は出窓をリフォームした方がいいでしょう。

・見た目が悪くなる
これも人によっては大した問題ではないかもしれませんが、プチプチやプラスチック段ボールを貼り付けると部屋全体が安っぽく見えてしまいます。
また、断熱シートにしても、フィルムの継目が目立って見た目が悪くなることがあります。

・貼り付けるのに手間がかかる
断熱シートや隙間ガードシールを貼り付ける作業は一見簡単そうですが、実際やってみると手間がかかることがあります。特に大きい出窓ですと作業がなおさら面倒です。

・出窓の種類によっては断熱シートが貼れない
出窓によっては断熱シートが貼りづらいものもあります。凹凸のあるデザインのように平らになっていないものですと、どうしても剝がれやすくなります。
また、ワイヤーが入っている窓ガラスの場合、断熱シートによってガラスとワイヤーの温度差が生じ、ガラスが割れやすくなります。
この他、真空二重構造の窓ガラスでも断熱シートによる温度差でガラスが割れることがあります。

4.より断熱効果を高めるなら出窓のリフォームがおすすめ

しっかりと出窓の寒さ対策をしたいなら、出窓をリフォームしましょう!

寒さで曇っている出窓の写真

ご自身で窓のリフォームを行おうとするとどうしても手間がかかる上、思ったほどの断熱効果が得られない場合もあります。

そんな時に頼りになるのが窓リフォームの専門業者です。出窓のデザインや種類に応じて最適なリフォームをしてもらえます。
主なリフォームの形態は次の通り。

・ガラスのリフォーム
窓のリフォームというと、窓ガラスの交換を思い浮かべる方も多いと思います。断熱性の高い複層ガラスやペアガラスに交換します。
ただし、窓のサッシによってはこうしたガラスに対応しない場合もあります。

・二重窓へのリフォーム
既存の窓を二重窓にリフォームすることで、部屋に寒い空気が入るのを防ぎます。既存の窓に取り付けるだけなので、比較的簡単に作業を済ませられます。
手軽にできて省エネ効率も良いことから、最近では多くの窓リフォームで取り入れられています。
ただし、窓が二重になっているので、開け閉めがしづらくなります。

・窓全体のリフォーム
現在使われている窓とサッシを取り外して、新しく断熱効果が高い窓を設置します。断熱性の高い樹脂サッシとペアガラスにすることで、部屋の保温性を高めます。
大掛かりな作業になるため、リフォームの時間こそかかるものの、高い断熱効果が期待できます。

5.出窓リフォームの費用相場とかかる日数

リフォームにかかる費用相場と、費用を安く抑えるためのポイントをご紹介します!

費用相場のイメージ写真

そんな出窓のリフォームで気になるのが費用のことですよね。先ほどご紹介したリフォーム工事にかかる費用は次の通りです。

ガラスのリフォーム:80,000~150,000円
窓ガラスのみの交換ですと作業にかかる時間は最低1時間程度になります。
ただし、窓ガラスの断熱効果を向上させるのみなので、より高い効果を期待したい場合は二重窓にするか窓全体をリフォームするかになります。

二重窓へのリフォーム:150,000~300,000円
ガラス交換より費用はかかりますが、最低でも2時間ほどで二重窓にすることができます。

出窓全体のリフォーム:200,000~300,000円
サッシごと取り替えるので、作業には2日ほどかかります。しかしその分寒い外気をより確実にシャットアウトしてくれます。
窓の大きさや形態によってリフォーム工事の費用は異なるものの、やはりそれなりのお金がかかります。

ですので、費用は抑えたいところ。
費用を安くするためにやっておきたいのが見積もりの比較です。最近ではほとんどの業者で電話もしくは、現地にて見積もりをとってくれます。
電話での相談は手軽にできますが、現場を見ないと実際の金額は算出しにくいため、なるべく業者に来てもらった方がいいでしょう。
複数の見積もりを比較することで、最もお得な業者を見つけることができます。

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