屋根裏に棲みついたハクビシンを追い出すには?対処法や注意点などを解説
公開日:2023.2.15 更新日:2024.4.3
最近では都心でもその姿が見られるようになったハクビシン。
そんなハクビシンは、人間の家の屋根裏に棲みつくことがあります。そうなると、ドタバタとうるさい足音が響いたり、糞尿のせいで屋根裏が腐食したりといった被害が発生します。
この記事では、ご自宅の屋根裏に潜むハクビシンを追い出す方法についてご紹介していきます。
最近では都心でもその姿が見られるようになったハクビシン。
そんなハクビシンは、人間の家の屋根裏に棲みつくことがあります。そうなると、ドタバタとうるさい足音が響いたり、糞尿のせいで屋根裏が腐食したりといった被害が発生します。
この記事では、ご自宅の屋根裏に潜むハクビシンを追い出す方法についてご紹介していきます。
ハクビシンが屋根裏に棲みつくと、深夜に屋根裏を走り回ることによる騒音被害や、同じ場所に排泄をする性質があるためフンなどによる悪臭被害や建物への被害、ノミやダニなどによる健康被害などのリスクが発生します。
そんな屋根裏に棲みつくハクビシンを追い出すためにまず侵入口を探します。
侵入口がわからなければ検討違いの対策になってしまう可能性があるため、しっかりと調べましょう。
そして、他にも侵入できそうな場所を探します。
ハクビシンは顔さえ入れば、3,4㎝ほどの小さな穴からでも侵入することができてしまいます。なので徹底的に調べましょう。
そして、侵入口がわかったら屋根裏で燻煙剤を焚いて、ハクビシンの嫌がる匂いを発生させます。
追い出しに成功したら侵入口を封鎖しましょう。
こうすることで、屋根裏からハクビシンを追い出すことができます。
また、燻煙剤を焚く以外でも、ハクビシンの苦手なものを置いて追い出すという方法もあります。
その中でも忌避剤は、ハクビシンの天敵である生物の匂いなどを放っているため、設置することで追い出すことができます。
また、その付近が自分にとって危険な場所と認識させることができるため、再発防止にも期待ができます。
ハクビシンは、その見た目の愛らしさから、動物好きの方であればついつい近寄りたくなってしまうかもしれませんが、実は人体に危害を加える危険性もあります。
基本的には自分より体の大きなものに攻撃を仕掛けたりすることはないのですが、出産時期など場合によっては近づいてきたものに襲い掛かる恐れがあります。
さらに、さまざまな病原体を保持していおり、直接接触した場合でなくても菌に感染してしまう可能性があります。
また、さらに厄介なのはハクビシン本体だけでなく、フンにも病原体が多いという事です。
その為、気付かずにフンから感染してしまうこともあるため注意が必要になります。
ハクビシンを追い出したあとは感染の危険性を減らすためにも、しっかりと掃除や換気、消毒などを行うようにしましょう。
また、ハクビシンによる感染症は、病原菌だけではなく、ダニやノミによって感染する可能性もあります。
ダニやノミに噛まれると1週間ほど痛みやかゆみに悩まされてしまう可能性があるので、しっかりと対策を行うようにしましょう。
ハクビシンが屋根裏にいるサインを見つけたり、家の近くで見かけたりした場合には、すぐに対策が必要です。
しかし、ハクビシンは国が定める「鳥獣保護管理法」という法律によって保護対象となっています。
そのため一般の方が被害に遭ったからといって勝手に捕獲をしたり、処分したりすることができないのです。
また、法に違反した場合には、1年以下の懲役または100万円以下の罰金という罰則に値する可能性もあります。
そのため、余計なリスクを生まないためにも、ハクビシンが屋根裏に棲みついている場合はすぐに専門業者に依頼することが賢明です。
ハクビシンは警戒心が強い動物で、人目を避けるようにひっそりと行動します。
そのため、身を隠せるような背の高い草むらや、落ち葉が積もった道などが家のまわりにあると、恰好の通り道にされてしまいます。
ハクビシンを屋根裏に棲みつかせないためには、家のまわりをこまめに掃除をして、見晴らしのいい環境をキープしましょう。
また、ハクビシンは庭木をつたって屋根裏に侵入してくることがあります。
そのため、侵入経路になりそうな木があれば剪定をするなどして対策しておきましょう。
ハクビシン自体のジャンプ力は1メートルほどとそんなに高くないので、つたうものがなければ屋根にのぼることはできません。
そのほかにも、屋根の上に鳥の飛来防止に使われる「バードスパイク」を設置するなどすると、ハクビシンを近づけなくする対策になります。
ハクビシンを追い出すためのアドバイスとしては、しっかりと、性質などこの害獣に対する情報を調べ、把握しておくようにするということです。
また、危険性がたくさんあるため、その危険性に対する知識や対処法も調べ、身につけておく必要があります。
このようなことに気をつければ問題なく作業することができます。
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