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家具別の修理について紹介しますvol.1

公開日:2022.9.26
家具別の修理について紹介しますvol.1

テーブルやベッド、イスなどがガタつくと落ち着いて過ごすことができません。しかし物である以上、どんなに丁寧に使用していても、いつか必ず歪みやヒビが起こります。せっかく買った家具を少しの不具合で捨ててしまうのは勿体ないですね。特に思い出が詰まっているとなおさらです。

今回は家具の種類別に修理とはどういったことが出来るのかを、まとめて紹介していきますので参考にして下さい。

1. 椅子の修理について紹介します

椅子の修理で多いのが座面の破れやへたれによる張り替えです!!

使用されている素材によって異なりますが、意外と多い修理箇所が椅子の座面です。長く使用していることでカバーが破れたり、ウレタンがへたることがあります。そういう時でも捨てるのではなく、張り替えを検討しましょう。

同じ素材で張り替えることもできますし、全く違う素材にもできます。裁縫や日曜大工が得意な方であれば自分で修理することも可能です。

次に紹介する修理箇所は脚。この部分がぐらついていると安心して腰かけることも出来ませんし、折れてしまうとケガをする危険があります。座面の裏側にネジで固定されているタイプの椅子でも修理することが出来ます。ただしメスネジの溝が破損している場合は完全に元通りという訳にはいかないことも。自分で修理するのが難しいと判断した時は信頼できる家具修理屋さんに相談して下さい。

椅子の座面修理と同じくらい多いのがシールはがしです。小さな子供はイスやテーブル、タンスなどの家具にシールを貼りたがります。特に椅子の背もたれの部分。強引に剥がしたらその部分だけ色が落ちてしまいますね。そういった場合でも修理することが出来ます。そのほか傷や凹み、アーム部分の摩耗なども修理することが出来ますので、長く愛用して下さい。

2. テーブルの修理について紹介します

テーブルの修理で比較的多いのが表面の細かな傷やヘコミです!!

一口にテーブルと言っても多くの種類が存在します。ダイニングで使用されているテーブルから居間などに置かれている一枚物のテーブルなどさまざま。食事の際に使用するテーブルで多いのが傷やヘコミの修理です。

毎日家族が使用するものですし、食器などを置くため傷がついていない方が珍しいですね。特に小さなお子様がいらっしゃるご家庭でしたら、おもちゃをぶつけてへこませたり、天板にシールを貼られたりすることは日常茶飯事です。

そのままでもテーブルとして使用することは出来ますが、来客時などはあまり見栄えの良いものではありません。かと言って買い替えるとどうしても何万円というお金が必要になりますので、二の足を踏まれる方も多いと思います。そこでおすすめしたいのが修理です。

タッチペンなどを使っておこなう簡単な修理でしたら、費用も抑えることが出来ますし、テーブルもそれなりにきれいになります。ある程度お子様が成長した後で買い替えれば、きれいな状態で長く使用することが出来るので一石二鳥です。もちろん一般的なテーブル以外でも、アンティークテーブルや黒檀などの高級素材を使用したテーブルも修理できる可能性がありますので、諦めるのではなく一度プロの業者に相談して下さい。


3. ソファの修理について紹介します

ソファの修理で比較的多いのがカバーの破損や汚れによる張り替えです

ペットを飼っているご家庭で困るのがソファの傷や破れ。特に猫の場合はツメを研ぐ習性がありますし、しつけも難しいので被害は甚大です。革製のソファでしたら目立つ傷がいくつも出来てしまいますし、布製の場合は糸がほつれてしまいますね。

自室で使用するにはボロボロでも大丈夫ですが、リビングに置いてあるソファが傷だらけでは来客時に恥ずかしい思いをしてしまいます。

それと同じくもう一つ無視できないのが子供です。お菓子の食べカスが隙間に溜まっていたり、クレヨンで落書きされることも。ある程度なら掃除で対処することが出来るのですが、ひどい場合は張り替え修理する必要があります。さらにソファをベッド代わりにしている方でしたら、中のクッションが偏ったりすることがあります。

ソファをセットで購入されているご家庭でしたら、一点破損するだけで全て買い替えなくてはいけなくなることもあります。ソファはリラックスするために腰掛けるものですので、座り心地が悪いのは論外です。早めに修理しておくと捨てなくて済みますし、長く使用することも可能です。詳しい修理方法などは後述させていただきますが、ソファは他の家具と違い自身で修理することが難しい家具ですので、問題が発生したら専門業者に相談して下さい。


4. ベッドの修理について紹介します

ベッドの修理はお早めに。そのまま使用していると体を痛めることも!!

この家具は種類によって故障しやすい箇所が異なります。ただし、全ての種類で共通しているのが、修理せず使い続けていると体を痛めることになったり、怪我をする危険があるということです。

ベッドの修理として最初に紹介するのは、木材の交換です。木製ベッドの場合、経年劣化や湿気により板が腐食することがあります。特に布団を敷きっぱなしにしているケースでは腐食に気付くのが遅れるケースがあります。

またカビの発生によりアレルギー症状が出てしまうことも。

二段ベッドの場合は、破損してしまうとケガをするリスクが高いので、早めに交換修理する必要があります。アルミ製のパイプベッドが歪んでいたり錆びている時も修理する必要がありますが、難しいケースが多いので買い替えを検討して下さい。

そしてベッドの修理で最も多いのがマットレスです。長く使用することで内部のスプリングが劣化してしまい、本来の役割を果たすことが出来なくなります。そのままの状態で使用を続けると腰痛や肩こりの原因になることがあります。マットレスの種類によっては修理することが出来ますので、諦めて捨てるのではなく一度メーカーに問い合わせてみましょう。ベッドは快適な睡眠に欠かすことが出来ないものですので、異常を感じたらすぐに修理して下さい。


5. 家具の修理情報まとめvol.1

家具の修理に関するさまざまな情報のまとめとポイントのおさらい

ここまで色々な家具の修理に関連する情報をお伝えしてきましたが、最後におさらいも兼ねてポイントをまとめます。

まず一番してはいけないことは壊れたまま使い続けることです。椅子やテーブルなど家具の種類を問わず修理できる可能性がありますので、自身で作業するか、難しい場合はメーカーや家具修理の専門業者に依頼しましょう。

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