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《水漏れ・つまり》雨樋の集水器修理に関するお役立ち情報をご紹介します

公開日:2021.11.2 更新日:2024.4.12
《水漏れ・つまり》雨樋の集水器修理に関するお役立ち情報をご紹介します

雨樋の集水器は家の樋の中でも雨が集まる部分のため、損傷しやすい部位です。この集水器が壊れ水漏れをしてしまうと、雨水が外壁や地面に直接当たってしまい、それぞれに悪影響を与えてしまいます。そのような事態を回避するために集水器のトラブルは早めの対処が大切です。
今回は雨樋の集水器の故障事例や原因、対処方法、修理相場について解説します。この記事を参考に集水器のトラブルに対してスムーズに対処しましょう。

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1.集水器の修理事例

集水器は雨樋の中でも壊れやすい部分の1つ!特に注意して様子を見よう

住宅に設置された集水器の写真

集水器は雨樋の部品の中でも特に壊れやすい部分の1つです。

集水器は軒樋で受け止めた雨水をまとめ、竪樋に流す部品。集水器はそのような性質を持っているため、自然とゴミなどが集まりやすくなっています。

軒樋で受け止めた葉っぱや枝などの細かいゴミが集水器に集まることでつまってしまうことも。ゴミがつまってしまうことで、雨樋が雨を受け止めきれなくなり、水漏れにつながります。

雨樋は屋根から流れる雨水から外壁や地面を保護するのが主な役割です。しかし、樋から雨水があふれてしまうことでその役割が十分に果たせなくなってしまいます。外壁や地面に雨水が付着することでこれらの部位の劣化を招いてしまいます。

その結果、外壁が劣化し、内部に雨が侵入し、雨漏れになるなど、深刻な被害をもたらす可能性もあるでしょう。そのような大事になってしまうと、雨樋の修理よりも遥かに高い修理費用がかかります。

2. 集水器が故障する原因

集水器が壊れる原因はゴミがつまること!木があるなどすると特につまりやすい

木の葉が堆積している写真

集水器がつまるかどうかはその周辺環境に大きく影響します。具体的には家のそばに高い木などのゴミの原因になるものがあるかどうかです。

高い木がある場合、そこから木の枝や葉っぱ、ゴミがたまりやすく、動物も行き来しやすいです。それらのゴミが集水器に集まりやすく、集水器のつまりを起こしてしまいます。

1年間でほとんどたまらないような場所もあれば、こまめに掃除しなければすぐに集水器がつまってしまう場所もあるなど、環境の影響は無視できません。

高い木など集水器のつまりの原因となる部分を取り除くことが予防策としては効果的です。しかし、自分の家の木ではない、どうしても切りたくないなど、対処できないことも少なくありません。

そのような場合は定期的にメンテナンスをして、ゴミがつまらないようゴミを取り除いてあげることが大切です。

集水器にはゴミが集まりやすいため、裏を返せば集水器に集まったゴミを定期的に取り除くことで樋全体の寿命にもつながります。高所作業になるため、危険もある点がネックになりますが、樋のゴミを取り除きさえすれば、トラブルはかなり起こりにくくなり、安心できるでしょう。集水器が別の要因で壊れないわけではありませんが、上記以外の原因でそう簡単には壊れません。

3. 集水器トラブルの対処方法

集水器の故障の対処は部分補修や交換で対処する!場合によっては全体交換も

集水器が故障して水漏れしている写真

集水器の故障に対する対処方法としては、大まかに部分補修と交換があります。

部分補修の場合は、集水器やその周辺の部品を新しいものに交換する方法です。集水器が割れてしまっているなど、対処がどうしても難しい場合は部分交換で対処することになるでしょう。

軽度な場合であれば、内部のつまりを取り除くことで対処します。まず、軒樋に集まったゴミを処分し、次に集水器や樋の内部でつまってしまっているゴミを取り除きます。これらのゴミがたまっていると表面のゴミだけ取り除いても解決しません。その後元の位置に戻し、勾配などの調整をして作業完了です。

部分交換を行う場合は、樋の交換だけではなく、固定している金具の交換まで行うことがあります。交換が終われば、勾配を調整します。雨樋の取り付けには適切な勾配が確保できているかどうかが非常に重要です。勾配が十分に確保できていない場合、集水器に水が集まらず逆流するなどして雨樋の役割が果たせなくなります。

集水器のトラブルの予防を考えるのであれば、こまめな掃除が欠かせません。場所によってつまりやすいなどありますが、1年に1回掃除を行うことをおすすめします。特に落ち葉が多い秋が終わってからの掃除がおすすめです。定期的に掃除をしておけば、集水器や樋が長持ちし、部品の損傷を予防できます。

4.集水器修理の費用相場はいくら?

集水器の修理相場は大まかに9,000円から!経年劣化が進んでいる場合は全体交換になることも

費用相場のイメージ写真

集水器修理の費用相場は、大まかに9,000円~かかります。

集水器の部品自体はそこまで高額ではなく、交換自体は修理業者にとってはそれほど難しいものではありません。軽度な修理であれば、この程度で改善します。

雨樋周りの掃除や集水器の交換、つまりの改善などが主な作業内容です。つまりが故障の大きな要因であることから、掃除までしっかりとしてくれる業者も多いでしょう。

しかし、集水器は寿命があり、経年劣化します。紫外線や雨風による影響も無視できません。集水器や樋に使われている素材にもよりますが、大まかに20年を目処に全体の交換が必要になります。

部分交換などしている場合でも、全体に劣化が進んでいる場合であれば、交換してしまうことがほとんどでしょう。

全体補修の場合は仮設足場が必要になるため、20万円〜70万円の費用がかかります。

経年劣化以外の要因での故障は、定期的に掃除を行なっていれば回避できることがほとんどです。そのため、1年に1回程度掃除をしておけば、つまりを予防できます。つまりがなくなれば、部分交換が必要になることはなく、費用を最小限に抑えられるでしょう。こまめな掃除が集水器や雨樋を長持ちさせるためには大切です。

5.まとめ

集水器はゴミがつまりやすく、壊れやすい!こまめな掃除で修理を回避しよう

住宅に設置された集水器の写真

この記事では集水器の故障事例や原因、対処方法、修理相場について解説してきました。

集水器は軒樋の雨水を集める役割があるため、ゴミがたまりやすい部分です。ゴミを定期的に取り除いていれば、集水器に負担がかかることは少なく、そう簡単に壊れることはありません。定期的に掃除し長持ちさせる参考にしてください。トラブルが起きた場合も原因は限られるため、落ち着いて早めに対処しましょう。

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