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換気扇から害虫が!入ってきやすい原因とその対処法を解説

公開日:2023.3.2 更新日:2024.4.10
換気扇から害虫が!入ってきやすい原因とその対処法を解説

キッチンや浴室などの環境を良くしてくれる換気扇ですが、時として害虫の侵入経路になることも。
そんな嫌な虫たちを入れないようにするにはどうすればいいのでしょうか。

今回は換気扇から害虫が入ってくる原因とその対処法についてご紹介します。

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換気扇110番

1. 換気扇は害虫の侵入経路になりやすい

屋内の空気の入れ替えを行うのに欠かせない換気扇ですが、その構造上時として害虫の侵入経路になることも。

住宅に害虫が入っている絵

換気扇は空気を出さなければならないため、屋外につながった造りになっています。換気扇を動かしている最中であれば、害虫の侵入をある程度防ぐことはできるものの、止めている時は外から入ってきやすいです。

また入ってくる要因には外部の気圧が大きく影響することも。空気は室外と室内の圧力差によって大きく流れが変わってきます。屋外の気圧が屋内の気圧以上に高い場合であれば、要注意です。蚊やハエといった体が小さい虫ですと、空気に流されるかたちで外から換気扇を経由して屋内に流れ込んでくる可能性があります。

またゴキブリのように体が大きい害虫ですと、空気の流れに関係なく侵入してきます。特にキッチンに付いている換気扇の場合は注意が必要。

料理をしている最中に飛び散った油汚れや料理の匂いなどが換気扇のところに蓄積されやすく、それが害虫を屋内へと寄せ付けてしまう要因となってしまいます。

現在使用されている換気扇が大丈夫なように見えても、実は色々な欠陥があったりします。こうしたことから、害虫の侵入を防ぐのであれば換気扇対策は欠かすことはできません。

2. 具体的な害虫対策の方法①換気扇をきれいにする

キッチンや浴室に付いている換気扇には、想像以上に汚れが蓄積されていることが多いです。

換気扇を洗剤で掃除している絵

前述の通り、油汚れなどの臭いは害虫を寄せ付けることになりますので、定期的に掃除していきましょう。

換気扇の掃除を行う前に、電源が切れているか、コンセントがしっかりと抜かれているかどうかを確認しましょう。その次にフィルター部分を掃除していきます。ドライバーを使うことでフィルターを留めているネジを取り外すことができます。外したフィルターは新聞紙などの上に置いておきましょう。

またカバーやファンも一緒に外します。先ほどと同じくドライバーを使って留めているネジを外していきます。取り外せる部品を全て外したら、換気扇をきれいにしていきます。フィルター部分に洗剤を吹き付けていき、洗剤が染み渡るまで10分ほど放置しておきます。

10分経過したら、スポンジを使ってゴシゴシ洗いましょう。洗ったフィルターは新聞紙の上に敷き、乾燥させます。換気扇本体に関しても、雑巾に洗剤を付けて奥までしっかりと掃除していきます。

この他、生ゴミなどの臭いをそのままにしないように、毎回きちんとゴミを処分する、ラベンダーやハーブなどの芳香剤を使用するといった対策も有効です。

3. 具体的な害虫対策の方法②換気扇を回し続ける

ゴキブリやムカデといった体が大きい害虫の場合ですと、換気扇を回し続けるのも有効です。できれば24時間回し続けておくことで害虫の侵入がしづらくなります。

回し続けている換気扇の絵

この他、調理の後に残る臭いや生ゴミの臭いなども換気扇をずっと動かすことによって確実にシャットアウトできます。換気扇を動かし続けると電気代が高いのではと思われるかもしれません。しかし、実際のところ換気扇の電気代はそれほど高くはありません。

例えばキッチンに付いている換気扇ですと、24時間稼働を続けた場合、1カ月あたりにかかる電気代は約570~600円前後。浴室に付いている換気扇の場合でも、1カ月あたり約360~380円前後になります。

無駄な消費電力を少しでも抑えたいのであれば、換気扇内部の清掃がおすすめです。先ほど紹介した清掃方法で定期的にきれいにしておきましょう。

また虫をより確実にシャットアウトするのであれば、虫よけフィルターを取り付けておくといいでしょう。最近ではホームセンターや100円ショップなどでも気軽に購入できるようになりました。シールタイプになっていて、換気扇カバーにそのまま貼り付けるだけで大丈夫です。使用している内に剥がれてきますので、剥がれそうになったら新しいものに交換しておきます。

4. 換気扇が故障している時は修理を

そんな換気扇でも、時として内部の部品が壊れて動かなくなることがあります。そんな時は修理する必要があります。

工具を持っている事業者の絵

特に換気扇から変な音がしてきたり、変な臭いがしてきたりといった異常が確認できるようでしたら、修理や交換を行うサインです。

換気扇の修理や交換に関しては、個人で対応できるものもあります。プロペラファンの交換であれば、重量が2~3キロ程度、価格も4,000円代からあるので、作業に慣れればそれほど難しくはありません。

その一方で、どうしてもご自身ではできない部分もあります。ダクト工事の場合ですと配管の構造から、専門知識と作業経験が伴いますので、個人による作業は至難の業です。レンジフードの交換を行う場合、20~30キロもの部品を扱うことになるので体力がないと困難でしょう。

この他、電気配線工事にしても電気工事士の資格を保有していないと行うことはできません。以上のことから、換気扇修理・交換作業は個人で行うのではなく、専門業者に依頼されるといいでしょう。

専門業者による修理費用は次のようになります。
・換気扇・レンジフードの修理
約10,000~20,000円
・換気扇・レンジフードの交換
約55,000~120,000円

費用こそかかるものの、プロによるサポートなので安心です。

5. 換気扇の修理・交換なら専門業者に相談を

全国各地には、さまざまな換気扇修理・交換を行っている専門業者が存在します。

工具を持っている事業者の絵

これだけ業者があると、どこに依頼すればいいか悩ませている方もいらっしゃるでしょう。そこで役に立つ業者選びのポイントをご紹介します。

まず押さえておきたいのが、明確な作業費用を提示しているかどうか。多くの専門業者が無料で見積もりに対応しています。作業内容の内訳を確かめておくことで料金設定が適切であるかどうかを見極めることができます。すぐにでも換気扇を修理しておかなければならない状況でなければ、まずは複数の業者に見積もりを依頼してみるといいでしょう。同じ作業内容であっても最初に見積もりを依頼した業者より、後に依頼した業者の費用の方が安かったということがよくあります。

また口コミサイトも業者選びの際に役に立ちます。インターネット上では業者のホームページ以外にも、換気扇修理・交換業者の口コミが見られるサイトがあります。口コミで評判が良い業者ほど、きちんと作業してもらえる可能性が高いです。

換気扇修理および交換にかかる費用は決して安くはないので、まずは評判の良い専門業者をきっちりと見極めるようにしましょう。

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