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【部分別】エアコンの掃除方法について詳しく解説します!vol.2

公開日:2022.10.5
【部分別】エアコンの掃除方法について詳しく解説します!vol.2

一口にエアコンの掃除と言ってもさまざまな部品があり、方法や使用する道具も違ってきます。しかし全ての場所に共通して言えることは、掃除しないとホコリやカビにより異臭がしたり、エアコンの運転効率が下がったりすることです。
エアコンは決して安い家電製品ではありませんので、一度購入したら長く使用したいですね。

そこで今回は、エアコンのルーバー、熱交換器、ファン、室外機の掃除について紹介していますので、ぜひ参考にして下さい。

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エアコンのルーバーの掃除について紹介します

ルーバーの掃除はすごく簡単!こまめにすることで嫌な臭いがしない!

最近発売された多くのエアコンにはフィルターの自動クリーニング機能が搭載されています。これによりフィルターをお掃除する手間がだいぶ省けたわけですが、エアコンを使用していると、そのほかのパーツも汚れてしまいます。

その代表的なものがルーバーです。この部分を通って風が出てくる訳ですから、汚れていると嫌な臭いがしますし、カビが生えていると菌をまき散らす原因にもなります。

ルーバーの掃除というと面倒と感じられる方が多い印象ですが実は超簡単。脚立に上り乾いた布で拭くだけ。たったこれだけでホコリやカビの発生を防ぐことができます。ただし、ご家族の中に喫煙者がいる場合やキッチンにあるエアコンの汚れは拭くだけでは取れないことも。

ヤニと油にはホコリを吸着させる性質がありますし、乾拭きで取り除くことは困難です。そういった時には重曹を使いましょう。化学製品ではありませんから、小さいお子様やペットがいらっしゃるご家庭でも安心して使用することができます。ぬるま湯100mlに対し重曹を小さじ1混ぜるだけで重曹水の完成です。これをタオルに染み込ませてルーバーを拭くだけで汚れをきれいに取り除けます。

他の場所の掃除であればスプレーで吹き付けるのですが、電子部品にかかると大変ですから、必ずタオルや端切れをご使用下さい。これを週に一度行なえば、きれいな状態を保つことができます。

エアコンの熱交換器の掃除について紹介します

熱交換器を掃除することでエアコンの効率アップ!結果的に電気代も節約!

エアコンにとって欠かすことができないパーツが熱交換器。室内機と室外機の両方に取り付けられており、空気から熱だけを冷媒ガスに移したり、反対に熱を加えて暖かい空気にしている場所です。

この部分に汚れやカビが付着してしまうと、上手に熱のやり取りができなくなり、エアコンとしての機能が低下します。また、熱交換器は結露しやすい場所ですので、使用年数が長くなると、アルミフィンがサビてしまうことも。なるべくそのような事態にならないためにも日々のメンテナンスが重要となります。

熱交換器の掃除は簡単にできる方法と、専門業者に依頼した方がいい方法があります。簡単な方法というのは、エアコン洗浄スプレーを使用することです。前面のカバーを開け、熱交換器に噴射するだけですから、小学校高学年の児童でもできます。しかし取れているのはあくまでも表面の汚れだけです。

本格的に掃除をするのであれば、外装を全て取り外さなくてはいけません。素人でも出来なくはないですが、組み立てられなくなったり、電気部品が濡れて漏電火災が起きてしまうことがありますので、できれば専門業者に依頼して下さい。掃除する回数としては、年2回が理想ですが、年1回でも十分効果が得られます。効率が上がることで電気代の節約にもなりますね。

エアコンのファンの掃除について紹介します

ファンを掃除しないと異臭や異音トラブルにつながることもあります

この部分を見たことがある、掃除したことがある方はごく少数だと思います。それくらい目立たない場所にあるファンですが、故障してしまうとエアコンから風が出なくなります。

エアコンの下部についているルーバーの奥をのぞくと、黒い筒状の部品が見えると思います。それがファンというパーツで、回転することにより空気を取り込んだり、吐き出したりしています。

エアコンにはフィルターがありますので、運転中にホコリが入ることは稀ですが、停止中にホコリが蓄積することはあります。特に、掃除したことが無い、シーズンオフにカバーをかけていない場合は、ファンが汚れていることが多いです。

掃除手順については後ほど詳しく紹介させていただいていますので、そちらを参考にして下さい。掃除する頻度としては簡単に拭くだけでしたら2週間に1回、分解洗浄でしたら年1回が理想です。

掃除する時にはルーバーを取り外す必要があります。軽く曲げることで取り外せますが、あまり力を加えると折れることがありますから、十分に注意して下さい。

ファンの奥の部分には手が届きませんので、棒状のお掃除グッズがおすすめです。ファンの中には何枚も羽がついており、1~2枚破損していることもあります。そのままでも使用できますが、効率が落ちますから、なるべく早く修理に出しましょう。

エアコンの室外機の掃除について紹介します

室外機の掃除は基本的に専門業者に依頼することをおすすめします!

この場所の外側だけをきれいにするのであれば、自身で行うことができます。しかし内部の掃除は専門業者に依頼して下さい。その理由としては、絶対に濡らしてはいけない部品がたくさんあるからです。また、カバーを開けて作業することになるので、無料保証の期間内であっても、有料保証になることがあります。

ドライバーを使い室外機のカバーを開けると、多くの機種で向かって右側に、コンプレッサー(圧縮機)、インバーター(基盤)などが取り付けられています。この部分が濡れてしまうと回線がショートして故障したり、漏電火災が起きる危険があります。その部分に水が侵入しないように養生して掃除する訳ですが、それが素人にはなかなか難しく、少しの隙間から水や洗剤が混入することがあります。

その点プロの掃除業者には蓄積されたノウハウと技術がありますから、安全かつ確実に室外機の汚れを取り除いてくれます。

この部分を掃除する頻度については、理想が年1回、長くても2年に1回は行なうようにして下さい。エアコンにとって室外機は心臓部です。この部分をきれいにしておくことで、カタログ通りのパフォーマンスを発揮できるようになります。

専門業者の中には、室内機とセットで申し込むとお得になるプランが用意されています。複数社から見積もりを取り、納得してから依頼することをお勧めします。

エアコン掃除の情報まとめ

エアコンの掃除に関するさまざまな情報のまとめとポイントのおさらい

ここまで、ルーバー、熱交換器、ファン、室外機の掃除に関する情報をお伝えしてきましたが、最後にポイントをまとめます。

大前提として、今回紹介した部分を掃除しなくてもエアコンは動きます。しかし、掃除を怠ると、エアコン内にカビが発生したり、異臭がすることもあります。高所での作業となりますので、できれば2人で行ってください。

また、分解洗浄をする際は、できるだけ専門の業者にお任せすることをお勧めします。

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