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地デジアンテナはベランダに設置できる?自分で設置する方法や費用を解説

公開日:2022.11.11 更新日:2024.4.15
地デジアンテナはベランダに設置できる?自分で設置する方法や費用を解説

一般的に地デジのアンテナは屋根に設置されていことが多いです。しかし、屋根の形状や住宅周りの状況を考えてベランダに設置したいという方もいらっしゃると思います。
そこで今回は自分でベランダに地デジアンテナを設置する方法や業者の費用などをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

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1.地デジアンテナはベランダに設置できる

ベランダにも設置できる理由をご紹介します!

ベランダに設置されている地デジアンテナの写真

地デジアンテナというと屋根上にあるイメージが強いですが、ベランダ周りにも設置することは可能です。

そもそも屋根上に設置されている理由としては、電波の受診を妨げるような障害物が少ないから。なので、周りに障害物さえなければベランダに設置しても構わないのです。

ベランダにアンテナを設置するメリットとしてはDIYでの作業が簡単なこと。屋根上ですと高所での作業になりますので、作業中に誤って転落してしまう可能性があります。
さらに作業をしている間には下に人が通っているかもしれません。そんな時に作業工具を落としてしまうと思わぬケガにつながってしまいます。
そのほかにも、屋上ですと暑い夏の日には強い日差しが照り付けて、熱中症にかかるリスクがあります。

また、屋外であってもベランダであれば、屋根上に設置されているアンテナよりも自然災害の影響は受けにくいです。
アンテナが屋根上にあると強風に煽られることにより、折れたり、下へ落下してしまうことがあります。この点ベランダであれば、風に直接晒されることが少なく、落下事故が起こる可能性も低いです。

以上のことから、地デジアンテナは屋根上よりもベランダの方が望ましいこともあります。DIYで設置される場合は検討してもいいでしょう。

2.ベランダに設置する際に注意すべきこと

注意しなければならない3つのポイントをご紹介します!

パラボラアンテナの絵

ベランダ周りに地デジアンテナを設置するのはDIY作業の上では安全であるものの、いくつか気をつけておかないといけないことがあります。
ベランダに設置する際に注意すべきポイントは次の通りです。

・電波の強弱に注意する
ベランダ周りに設置した際、屋根上よりも受信できる電波が弱くなることがあります。
地上デジタル放送は、放送局より発信される電波を受信することで初めて視聴できるようになります。もしも放送局とご自宅のベランダまでの間に何かしら妨げとなるものがあれば、受信しにくくなります。
屋根上であれば高い建物に阻まれることは少なくても、ベランダのように低い位置にあれば、障害物が邪魔して上手く受信できない場合があります。

・住宅によってはアンテナが設置できない
一戸建てであれば、ベランダにテレビアンテナを設置しようとしても何の問題もありません。
しかしマンションやアパートのような集合住宅の場合は、規定によりベランダにアンテナが設置できないようになっていることがあります。
集合住宅にお住まいの方は、前もって大家さんや管理会社などに聞いておく必要があります。

・アンテナの向きに気をつけてなければならない
どんな場所であれ、アンテナの向きは非常に重要です。放送局の所在地を調べ、その場所に合わせてアンテナを調整しましょう。

3.ベランダに地デジアンテナを自分で設置する方法

設置作業の手順をご紹介します!

地デジアンテナの絵

ここでは実際にご自身で地デジアンテナをベランダに設置する手順について解説していきます。

① 道具を揃える
初めに作業で必要となる以下の道具を揃えましょう。
・地デジアンテナ
・コンバーターアーム
・アンテナ取付マスト
・マスト固定用ボルト
・モンキーレンチ
・プラスドライバー
・同軸ケーブル
・混合器
・分配器

② コンバーターアームを付ける
最初にテレビアンテナの裏側にコンバーターアームを付けておきましょう。留める際はプラスドライバーでネジを締めます。
コンバーターには同軸ケーブルを差し込んでおきます。

③ ベランダに金具を取り付ける
ベランダに設置するためには専用の金具が必要です。金具にはアンテナ取付マストを使用します。
地面に対してになるように取り付けるのがコツです。
取り付けたら、マスト固定用ボルトでしっかりと固定しておきます。その後にモンキーレンチで締めていきます。

④ アンテナを設置する
アンテナの後ろにあるマスト固定ネジを緩めておき、金具をマストに通しましょう。そしたら、再びネジをドライバーで留めます。

⑤ 混合器を設置する
放送が見られるように混合器を設置します。
アンテナのケーブルを混合器に差し込みます。そしたら、混合器から、室内へと引き込む同軸ケーブルを差し込んでおきます。
ケーブルを差し込んだら、混合器の電源スイッチを入れましょう。
室内に引き込んである同軸ケーブルは分波器に差し込んでおきます。分配器からのケーブルはアンテナの端子に差し込みましょう。

これでアンテナの設置作業は終了です。

4.DIYが不安ならプロへの依頼がおすすめ

プロの専門業者をおすすめする理由を解説します!

アンテナ設置事業者の写真

前述したように地デジアンテナは自分でベランダに設置するのは不可能ではありません。
しかし、実際のところは設置作業に困難が伴います。これは事故の危険が少ないベランダでも同様です。

ですので、地デジアンテナの設置は業者にお任せした方がいいでしょう。業者に依頼をするメリットは次の通りです。

・経験豊富なスタッフが担当している
アンテナ工事の専門業者には経験豊富なスタッフが在籍しています。そのため、現地調査から設置作業までスピーディーに対応してくれます。
ある程度作業経験がないと、素早くアンテナを設置することはできません。
また、アンテナは傾きの調整も重要。この作業が地デジアンテナではとても大切で、ちょっとでも傾いてしまっていると、受信できる電波が弱くなってしまいます。

・現地調査をしっかりやってくれる
地デジアンテナを設置する際には場所の調査もしておく必要があります。どんなにアンテナの性能が良くても、受信できるところの電波が弱ければテレビを視聴することはできません。
アンテナ設置工事のプロなら、知識と経験をもとに電波測定器を使いつつ、最適な場所を見つけてくれます。

・アフター保証がついてくる
設置した後でも不具合でアンテナが故障することがあります。そんな時に3年以上の保証が付いていると安心です。

5.専門業者の費用相場

アンテナの設置費用の相場をご紹介します!

費用相場のイメージ写真

テレビアンテナを業者に設置してもらう際に気になるのがその費用。アンテナ設置工事にかかる費用は次の通りです。

八木式アンテナ:14.000~30.000円
デザインアンテナ:18.000~35.000円
BS/CSアンテナ:15,000~30,000円
ブースター設置:13,000~20,000円

地上デジタル放送を受信できるようにするだけなら、それほど費用はかかりません。
しかし、BSやCS放送も見られるようにしたかったり、複数台のテレビでも視聴できるようにブースターを設置したかったりとなると費用がかさみます。

この他にも業者に自宅まで来てもらうには出張費用がかかります。業者の営業所が自宅から遠いほど出張費用は高くつきます。

ただし、こうした費用を少しでも安く抑える方法があります。

一つはブースターをつけないこと。
ブースターは必須というわけではなく、電波状況が良ければなくても問題ありません。
ただし、複数の部屋でテレビをつけることが多い時はブースターがあった方がいいでしょう。

もう一つは不必要なオプションを申し込まないこと。
業者によっては契約時にAV機器との接続作業など不必要なオプションをおすすめされることもあります。
どうしても必要という場合でなければ、要らないオプションはすべてカットしましょう。
見積もりの段階で必要な作業が盛り込まれていれば十分です。

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