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熱帯魚が亡くなったとき火葬はできるの?葬儀にかかる費用なども解説

公開日:2021.8.3 更新日:2024.4.5
熱帯魚が亡くなったとき火葬はできるの?葬儀にかかる費用なども解説

熱帯魚の飼い方や葬儀方法に関する情報を分かりやすく紹介します。このペットは種類もたくさんいますし、大きさもさまざまです。ネオンテトラやグッピーのような4~5㎝くらいのものからシルバーアロワナのように100㎝を超える魚もいますし、寿命も2年くらいから30年以上までさまざま。当然適正な水槽の大きさや水温、餌の種類など多種多様ですので、特徴を把握して飼育しなくてはいけません。今回は熱帯魚の特徴や寿命、亡くなった時の埋葬の方法などの情報を紹介しますので参考にして下さい。

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1. 熱帯魚の特徴を踏まえた飼い方とは?

熱帯魚は特徴を知ったうえで飼育しないと寿命が短くなることがあります!!

水槽の中で泳ぐ熱帯魚の写真

このペットの特徴として水温を保たなければいけないことはみなさん知っていることでしょう。しかしその他にも注意すべきことがあります。

まずは水槽の汚れです。ろ過装置の使用は当然ですが、定期的に水槽を掃除しないと排せつ物やエサの食べ残しからアンモニアが発生してしまいます。熱帯魚にとってアンモニアは有害物質ですから、それを増加させないことと無害に変えてくれるバクテリアを繁殖させることが必須です。

水槽の汚れを掃除する時に気をつけて頂きたいのが水質です。塩素の除去はもちろんのこと、熱帯魚の種類によって適正なph値や硬度がことなりますので、水交換は十分気をつけて行って下さい。この時点で失敗してしまうと病気になったり、最悪の場合全滅することもあります。大型の熱帯魚ほど非常に繊細な特徴を持っていますので、初心者の方はいきなりアロワナやコブラスネークヘッドの飼育はお勧めできません。

このペットは寿命が長い大型のものでも最初は10㎝程度です。特徴を把握せず、小さいから、可愛いからと安易に飼おうとしないで下さい。現在問題となっている外来種も元を正せば飼えなくなって川に捨てたペットですので、そのような事態を起こさないためにも慎重にお願いします。

2. 熱帯魚が亡くなった際の火葬手順

熱帯魚が亡くなった時の火葬手順について分かりやすく紹介します

棺のイメージ写真

このペットが亡くなった時に火葬から葬儀まで上げた方がいる、と最近のネットニュースでも話題になっていました。普通の方から見ればただの魚ですが、飼い主からすれば大切な家族の一員ですので、きちんと送り出してあげたいのが心情だと思います。

少し前まではペット専門の火葬屋さんも熱帯魚は断っていたようですが、需要が高まるにつれ引き受けてくれる業者も増えています。火葬業者に持ち込んで祭壇に安置したあと書類にサインすれば終了です。

ここからはオプションになるのですが、棺を用意してもらうことも出来ますし、お坊さんを呼んで読経してもらうことも可能です。返骨もできますし、ペット霊園や自宅の墓に納骨することもできます。ただし人間の火葬のように出棺後遺骨を自分で拾うことは難しいので、その点だけはご了承下さい。

火葬手順について説明をしてきましたが、そこまでする必要が無いという方は庭に埋めてあげるのも立派な供養のひとつです。ただし、他の家の敷地や山に埋めてしまうと不法投棄で罰せられることがあります。自宅に埋める場所がないという方は地権者の同意を得てから埋めて下さい。また、自治体の火葬場でも受け付けてくれるところがあります。

3. 熱帯魚が亡くなった後の安置方法には決まりがある?

熱帯魚が亡くなった後の安置方法について分かりやすく紹介します

適切に処理された亡くなった熱帯魚の写真

このペットが残念ながら亡くなってからの安置方法ですが、すぐにお庭に埋めてあげる場合は特別なことは何も必要ありません。ただし、ペットの火葬場に持ち込む場合は腐敗してはいけませんので、水槽から取り出し布などで軽く拭いてあげて下さい。段ボールなどの箱に濡らしたタオルを敷き、一緒にドライアイスも入れておきましょう。

火葬後の遺骨の安置方法については公営の火葬場でしたら、共同埋葬という形になります。ペット専用の葬儀場でしたら、共同墓地に安置する方法もありますし、専用の墓地に墓を建てることも出来ます。

大型の熱帯魚の飼い主の中には、亡くなったけど姿は見ていたいという方が少数ですがいらっしゃいます。そういう時は剥製にする方法もあります。火葬と同じように腐敗しないように安置して近隣にあるアクアショップに相談して下さい。

熱帯魚が亡くなった後の安置方法としていくつか紹介してきましたが、一部の飼い主は水槽の中でそのままにしておいて命を循環させる、という考えを持っていらっしゃる方もいます。どの方法を選択するにしても問題はないのですが、大切なペットの最後ですので、道徳的な観点や倫理的な観点から考えて、川に捨てたり生ゴミとして処理することだけはやめてあげて下さい。

4. 熱帯魚の葬儀費用はいくら?

熱帯魚の葬儀費用は重さや方法によって違います。合同火葬でしたら4000円から

費用相場のイメージ写真

このペットの葬儀費用は重さや方法により大きく違いますので、個別に紹介します。

まず火葬する場合ですが、合同火葬でしたら1㎏未満が4,000円、3㎏未満は6,000円、7㎏未満が10,000円です。

個別火葬になると1㎏未満が11,000円、3㎏未満が13,000円、7㎏未満が18,000円となります。

立ち合いの個別火葬の費用は1㎏未満が15,000円、3㎏未満が18,000円、7㎏未満が23,000円です。これに加え納骨費が別途5,000円必要になります。さらに粉骨を希望される方は8,000円の追加費用が発生します。

火葬する前の葬儀の際に桐の棺を用意する場合は15,000円から23,000円、バスケットでしたら、8,400円から10,500円となります。

自宅で納骨する場合は祭壇の費用として21,000円が必要です。ここまでお伝えした金額は訪問火葬車を利用しても変わりありません。

ここでの費用で最後に紹介するのが墓石の代金です。この費用に関しては墓地の場所や墓石の質によって50,000円程度から何百万になることも想定されます。また読経のためにお坊さんを呼ぶ場合も10,000円程度から100,000円を超えることもあります。いずれにしても家族の一員ですから心から送り出すことが大切です。

5. 熱帯魚の葬儀に関するまとめ

熱帯魚の葬儀に関するさまざまな情報のまとめとポイントのおさらい

水槽で泳ぐ熱帯魚の写真

このペットの飼い方や葬儀に関連する情報をお伝えしてきましたが、最後におさらいも兼ねてポイントを紹介します。

まず熱帯魚は非常に繊細な生き物ですので、しっかり勉強して特徴を把握したうえで飼育するようにして下さい。

火葬する前の安置方法として大切なのが、適度な水分と保冷です。大切なペットとの最後ですから悔いのないように見送ってあげましょう。

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