貴金属を高く売るには？正しいお手入れや保管方法を解説

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1. 貴金属が高く売れる状態とは?

貴金属が高く売れる状態とは色がくすんだり剥げていないことです

購入する立場に立った時に、色がくすんでいたりメッキが剥げている商品は欲しくないですね。つまりそのような状態の貴金属は高く買い取ってもらうことができないという事です。

ただし24金だけは別。純金は地金の重さで価格が決まりますので、レートが高い時に手放せば高く買取してもらえます。

18金も通常であれば変色などは無いのですが、購入した店舗により混ぜ物(25％の他金属)が違うことがありますので、黒く変色しないように手入れする必要があります。

銀やプラチナも国際的なレートがありますが、金と違いさほど変動しませんので状態が良いものが高く売れます。

ダイヤモンドやサファイアなどの宝石は欠けたり歪んだりしませんから、状態関係なくある程度価値が同じです。その代わり、カッティングやデザインには流行がありますから、一昔前のものでしたら若干安くなってしまいます。

純金やプラチナは状態による価格変動が少ないと紹介しましたが、傷つきやすいので注意が必要です。傷が無いものほど高く売ることができますので、お出かけ以外の日常生活では外しておくことをお勧めします。食器洗いをしている時に、お皿に少し当たっただけでもへこんでしまう事も。ですので取り扱いには十分注意してください。

2. 貴金属を高く売るためのお手入れ方法①

貴金属を高く売るためのお手入れ方法その①超音波洗浄機の使用は慎重に

ジュエリーのお手入れをする時に、店舗では超音波洗浄機が使用されています。超音波の力で手の届かない部分の汚れもきれいサッパリ。

メガネのクリーニングでも使用されてる便利な機械ですが、実は入れてはいけない貴金属があります。それはサファイヤやエメラルド、真珠といった宝石です。

これらを超音波洗浄機に入れて洗浄すると超音波の力により宝石が割れることがあります。ジュエリーショップのスタッフは専門家ですので、その辺りの知識はあるかと思いますが、個人でお手入れする時には注意してください。

純金やプラチナ1000以外のお手入れには重曹が有効です。重曹に粘り気が出るまで水を混ぜ、それを使って指輪やネックレス、ピアスなどの貴金属を磨くだけ。あとは水洗いして柔らかい布で水分をふき取ればお手入れ完了です。

ちなみに純金のお手入れ方法はセーム革で拭くだけでOKです。セーム革とは羊や鹿の皮を油でなめしたもので、カー用品店やインターネットショップで500円くらいで販売されています。歯ブラシで磨くことをおすすめしていることもありますが、余計な傷がつくので控えましょう。どうしても使用するのであれば、極細の軟毛歯ブラシをお使いください。

3. 貴金属を高く売るためのお手入れ方法②

貴金属を高く売るためのお手入れ方法その②銀製品のお手入れにはアルミホイル

若者に人気のある貴金属がシルバー。さまざまなブランドからネックレスやピアス、指輪が発売されていますね。また加工のしやすさから、個人で作成してフリマアプリや路上で販売されている方もいらっしゃいます。

シルバーアクセを使用していて悩まされるのが「くすみ」。徐々に輝きを失い変色していきます。これは銀が酸化(サビ)しているのではなく、硫化もしくは塩化することによりおこる現象です。

そんなときに役に立つのが、フライパンとアルミホイル、塩を使ったお手入れ方法です。

手順はすごく簡単。フライパンの中にアルミホイルを敷き、銀製品を置きます。アクセサリーが浸かるまで水を入れ、食塩もいれます。あとは2、3分沸騰させるだけ。取り出して柔らかい布で拭くと、購入時の輝きが蘇ります。

ただしサテン地加工(マットな感じ)やロジウムコーティングされているシルバー製品は変色する危険がありますので、専門店に相談してください。

もう一つのお手入れ方法が純金とおなじ重曹です。ぬるま湯を張った容器の中に、重曹と指輪やネックレスを入れるだけ。5分ほど待って取り出したあと水で流せばきれいになります。

今回紹介したどちらの方法も、お手入れしづらいピアスなどの小物貴金属もきれいにすることができます。そのほか銀製品専用のクリーナーなどでもお手入れできるのですが、銀面が剥がれるとも言われていますので、ここではあまりおすすめ出来ません。

4. 貴金属を高く売るためには正しい保管方法で

貴金属を正しく保管する際に必要になる情報を分かりやすく紹介します

つい無造作に保管しがちな貴金属ですが、正しく保管しておかないと高く売ることができなくなる可能性があります。そこでお勧めしたいのがジュエリーボックス。

オルゴールのような形をしており、複数の引き出しと最上部には間仕切りがしてあります。これでしたら金属同士がぶつかり合って傷つくことがありませんし、使いたい時に一目で場所が分かるので時短にもなります。

また、収納数が少ない小型の商品から、たくさんの貴金属を収納できる大型の商品もありますので、お手持ちの数に合わせて選ぶことが可能です。

そのほか、時計も一緒に保管できるジュエリーボックスもあります。一度使用した貴金属をボックスで保管する時は、できればセーム革で軽く拭いてから納めるようにすると、皮脂による変色のリスクも少なくなりますね。

保有している貴金属があまりに高額なものでしたら、盗難リスクを避けるためにも銀行の貸金庫で保管しましょう。銀行により若干の差はありますが、指輪程度の大きさでしたら6ヶ月15,000円くらいで借りることができます。強いてデメリットがあるとすれば、銀行の審査があることです。取引のない銀行の貸金庫は借りることができません。このように貴金属の保管方法は、お手持ちの種類や数、価格によって選ぶことが可能となっています。

5. 貴金属を高く売るための情報まとめ

貴金属を高く売るためのさまざまな情報のまとめとポイントのおさらい

ここまで貴金属のお手入れ方法や保管方法などをお伝えしてきましたが、最後におさらいも兼ねてポイントをまとめます。

まず、貴金属は種類によってお手入れの方法が違いますのでご注意ください。純金に関しては地金で価値が決まります。その他の貴金属は流行やブランド、商品の状態によって価格が決まります。

通常のアクセサリーの保管にはジュエリーボックスが非常に便利です。少しでも高く買い取ってもらえるように、日頃から丁寧に取り扱う事が大切です。

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