寿命や事故、病気などのさまざまな要因により、ペットとお別れしなければいけないときが突然やってくることもあります。ハムスターの場合は死の兆候が分かりにくいことも多く、いきなり亡くなる可能性もあるので、おどろいてしまうかもしれません。そのため、ハムスターの最期が近づいているサインを見逃さずに、健康などの状態を毎日観察しておくことが大切なのです。
この記事では、ハムスターの最期が近づいている兆候についてご紹介していきます。現在ハムスターを飼っている方は、記事を参考にしてみてください。
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ハムスターの寿命はどれくらい?
![ハムスター 寿命](https://s3-wp-prd-rescue.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/brands/sharing/wp-content/uploads/sites/2/2020/08/1.ハムスターの寿命はどれくらい?.jpg)
一般的に飼育されているハムスターの寿命は「2~3年」ほどで、ジャンガリアンハムスターは寿命が「2~2年半」と短めとなっています。もちろんこれは目安の寿命であり飼育環境や飼育方法によっては、それ以上長生きすることもあります。ここで、ハムスターが長生きするために“最低限やっておきたい”飼育方法についてご紹介していきます。
第一に、毎日与える水と食事。新鮮で健康的な食生活を送ることが長寿の秘訣となります。前日に残った水やフードはもったいないからとそのままにせず、毎日交換することが大切です。
また、ハムスターがストレスなく生活できる環境を整えてあげることも必要になります。十分な広さのゲージを用意して、18~26度の適温になるように管理しておきましょう。運動不足にならないよう回し車を用意しておくことも大事ですが、ストレス解消も兼ねてゲージ外に出してあげて散歩させてあげるとよいですね。
寿命が近くなったハムスターの兆候
![ハムスターの最期 兆候](https://s3-wp-prd-rescue.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/brands/sharing/wp-content/uploads/sites/2/2020/08/2.寿命が近くなったハムスターの兆候.jpg)
人間と同じように、ハムスターも年を取るにつれて体がおとろえ、元気がなくなっていきます。以下のような兆候がみられたら老化がかなり進行している状態といえるので、ハムスターの最期を覚悟しておかなければなりません。
【ハムスターの最期が近づいているサイン】
・関節を曲げにくそうにしていて、歩行がおぼつかない
・食欲が極端に減ってしまった
・いつもより体温が低くなっている
・寝ている時間がかなり増えた
・毛の艶が見るからに悪くなった
弱っていく姿を見るのはつらいかもしれませんが、ハムスターが幸せな余生を過ごせるようにしっかりとお世話してあげましょう。また、老化が進むと免疫力が低下して病気になりやすくなってしまいます。もしハムスターに異変を感じたら、できるかぎり早めに動物病院に診てもらうようにしてください。
兆候なく亡くなってしまったときの原因とは
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ハムスターの老化であれば、最期の兆候がわかりやすいため亡くなってしまうまえに気づきやすいです。しかし、ほかの要因により兆候なく亡くなることもあります。ここで、寿命以外に気をつけたいハムスターの死因についてご紹介していきます。
とくに気をつけたいのが病気や事故。ハムスターの病気は見た目だけでは気づきにくく、気づいたときには症状が進行してしまっていることもあります。普段から、ハムスターの様子や便などの状態をチェックしておきましょう。それに、高いところから転落する、挟まるといった事故で亡くなることも。ゲージや用具の安全性に問題はないかを調べて対策することが大切です。
また、飼育環境が悪いことによる「肥満」「ストレス」でも亡くなる原因になります。さらに、人間には害がなくてもハムスターにとって毒となる食べ物や植物も存在するため、危険なものを食べさせない、近くに置かないように注意が必要です。
冬の場合は冬眠しているだけかもしれません
![ハムスター 冬眠](https://s3-wp-prd-rescue.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/brands/sharing/wp-content/uploads/sites/2/2020/08/4.冬の場合は冬眠しているだけかもしれません.jpg)
じつは、ハムスターは冬になると「冬眠」をすることがあります。ハムスターの冬眠は死んでいる状態と見分けがつきにくいため、以下を参考にハムスターの状態をよく確認しましょう。
【冬眠のチェックポイント】
・わずかに呼吸している
・ハムスターの体に弾力があるか
・秋~冬の季節であるか
・目や口が開いているか
死亡している場合、死後硬直によりハムスターの体が硬くなっています。冬眠か死亡かを見た目で判断しにくい場合は、体にやさしく触れて確かめてみましょう。また、冬眠していることが分かった場合は、暖かい毛布などをかぶせてゆっくりとハムスターを温め、目覚めない場合は動物病院に診てもらうことが必要です。
ハムスターの冬眠や最期のサインに気づくためには、今回ご紹介したような知識を持って正しく飼育することが大切です。突然のお別れで後悔しないよう、普段からしっかりとお世話をしてあげてくださいね。
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