うさぎの寿命と長生きする秘訣とは?飼う際に心がけておくこと

手の平の上に収まる小さな薄茶色のウサギの写真 ペット葬儀

毛におおわれてふわふわとした、まるでぬいぐるみのように愛らしい姿から人気を集めているうさぎ。さらに知能も高くてしつけ次第でトイレも覚えてくれるため、ペットの飼育に慣れていない方でも飼いやすい部類に入るでしょう。

しかし、うさぎについてよく理解していないと、体調の変化に気づいてあげられずに後悔してしまうかもしれません。ここでは、うさぎの寿命や長く生きてもらうために重要な飼育方法について解説していきます。参考にして、うさぎが快適に暮らして長生きできるようにサポートしてあげてください。

うさぎの寿命と長寿記録について

うさぎの寿命 長寿記録

うさぎはストレスに強くない生き物のため、「その環境にストレスが多いか」によって寿命が変わってきます。そのため、外敵に襲われるリスクやエサの確保などによりストレスが多い野生環境下でのうさぎの寿命は約3年とされています。

反対に、飼育環境下のような「外敵がおらずエサも簡単に確保できる環境」であれば、受けるストレスが比較的少なくなるため、5~10年ほど生きることも。飼育環境がしっかりと整った環境で育てるのであれば、平均目安として8年ほど生きると考えてもよいでしょう。

実際に飼育する際は、できるだけうさぎにストレスを与えないように気をつけるようにしてみてください。ちなみに2020年時点、オーストラリアでは18歳10ヵ月も長生きしたうさぎもいます。愛情を持って適切にうさぎを育てることで、もしかしたら10年以上長生きすることもあるかもしれません。

どんな種類のうさぎが長生きするのか

うさぎの寿命 長生きする種類

先ほど飼育下のうさぎの寿命は5~10年ほどとお伝えしましたが、そのなかでも長生きしやすい品種というのもあります。かわいいうさぎと長く暮らしたいのであれば、長生きの品種を飼うのも選択肢のひとつといえるでしょう。ここでは、長生きしやすいうさぎの品種を3種類ご紹介していきます。

・アメリカンファジーロップ
毛の長くて垂れた耳を持っていることから人気の品種で、人に慣れやすい穏やかな性格をしています。ただ、耳の病気になりやすいため飼育する際は注意しましょう。

・ネザーランドドワーフ
うさぎのなかでもとくに人気の品種で、短い耳を持つのが特徴です。キレイ好きな性格のため、飼育環境はしっかり整えてあげましょう。

・ライオンヘッド
頭や顔の周りにライオンのたてがみに似た毛が生えている品種です。長毛種のためしっかりお手入れしてあげるとよいでしょう。

うさぎが長生きできるための環境づくり

うさぎ 長生き 環境

とくに品種改良された品種のうさぎは、人間に慣れることが多いので飼いやすいでしょう。しかし、それでもストレスに弱いことには変わりなく、どの子もデリケートな性格のため飼育時はしっかりと環境を整えてあげる必要があります。おもに以下2点に気をつけながら飼育するようにしてみてください。

・栄養バランスを考えた食生活
1種類の食事だけでは栄養偏るので栄養バランスを考えた食事を与えましょう。基本的にはイネ科の牧草をメインに与え、少量のうさぎ用ペレットと野菜を与えるのが基本です。ペレットは体重の1.5%未満を目安に与えます。

・最適な飼育環境づくり
適切な温度と運動量ももちろん重要。16~21度で飼育し、1日1回程度ゲージ外で散歩させるようにしてください。また、テレビや洗濯機などの稼働音が苦手のため配慮することも大切。さらに、孤独も苦手なのでなるべく家を開けないようにすることも心がけておきましょう。

小さな変化に気づくことがうさぎを飼う上で大切

うさぎ 小さな変化

ここまで解説した情報からもわかる通り、うさぎはとても臆病でデリケートな動物です。警戒心が本能として強く、たとえ飼い主であっても体調の変化を隠そうとします。

そのため、いざ気づいたときにはすでに手遅れまでに病気などが進行してしまうことも。うさぎに長生きしてもらうためには、飼い主側が毎日うさぎの健康管理と観察をし、いち早くうさぎの体調不良に気づいてあげられるかが重要なのです。たとえば以下の症状がないか、確認するようにしてみてください。

【体調不良のサイン】
・食欲が少ない
・水をあまり飲まない
・排泄の回数が減った
・排泄物の色や形がおかしい

そして些細な変化でも、体調不良の可能性が見えた時点で念のために獣医さんへ診てもらうのがよいでしょう。飼い主が根気よくうさぎと向き合い、飼育環境と体調管理をおこなうことが長寿の秘訣ですよ。

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