解錠と開錠の意味は全く違う!作業と費用の違いを徹底解説

鍵開けのことを「カイジョウ」と言いますが、漢字がふたつあります。「解錠と開錠、どちらでも同じことだ」と思われている方、もしも鍵トラブルが起きたとき困るかもしれませんよ。
解錠と開錠は別物です。そこを知らないままで鍵屋に鍵開けを依頼したら、「思っていた解決法と違った!」ということも……。
作業方法や費用にも差が出てくるので、「知らなかった」で終わらせないためにここで確認しておきましょう。また鍵をなくさないための予防策や、鍵紛失したときの対応方法についても解説しています。
鍵トラブルをスムーズに解決するために、知っておくと損をしない情報をまとめたのでぜひご覧ください。

解錠と開錠の違い!作業内容は全く異なる

解錠と開錠の違い

解錠と開錠、どちらも鍵開けのことです。でもなぜ漢字が違うのでしょうか?それにはきちんと内容の違いがあるからです。
【解錠】
・破錠(鍵を壊す)をしないで鍵開けをすること
【開錠】
・鍵開けのために手段を選ばないため破錠(鍵を破壊すること)もある

解錠の場合、いわゆるピッキングと呼ばれる作業になります。ドアスコープのある玄関ドアであれば、ドスコープを外しそこから特殊な器具を差し込み、室内側の鍵を開けることで解決します。
開錠の場合、ドリルやサンダーで鍵穴からシリンダーごと壊します。

このように鍵開けという意味では同じでも、作業内容が違うため、もし鍵屋へ依頼するときは、「どちらで解決してくれるのか?」と確認を取らなければいけません。
破錠を望んでいないのに壊されてしまっても、もう元には戻りません。依頼契約の前に鍵屋と相談しましょう。

解錠か開錠。作業を分けるポイント

解錠か解錠 作業を分けるポイント

鍵開けの際、できれば鍵を壊さずに鍵開けをしてほしいですよね。しかし、ときには壊してでも鍵開けをしなければいけないときもあります。

まず解錠と開錠では、鍵開けにかかる時間が違います。解錠になると鍵の種類やトラブル内容によっては、難易度が高く1時間かかることもあります。
反対に開錠は、とにかく壊すだけなので早い鍵開けが望めます。

そのため緊急性が高い状況の場合、早急な鍵開けをするため開錠を余儀なくされることもあるでしょう。

しかしこれも一概には言えません。解錠でも仕掛けが簡単な鍵の種類や車の鍵開けであれば5~10分で鍵開けできることもあります。
また開錠でも、頑丈な素材でできたドアやシリンダーだと解錠よりも時間がかかるケースもあります。

緊急のときはどちらが早い鍵開けができるのか、鍵屋に見てもらい判断してもらってください。

解錠か開錠かによって費用も変わる

解錠か開錠 費用

解錠と開錠の鍵開け方法が違うことがわかりました。それによりかかる費用も違いが出てきます。

解錠であれば、鍵開けのあとも問題なくいつも通り鍵は使えます。しかし開錠になると、破壊された鍵をそのままにしておくはできないため鍵交換をしなければいけません。
また最初に「手段を選ばない鍵開け方法」と解説しました。そのため壊すのは鍵だけではないかもしれません。ガラスを割る、ドアごと壊す、人の命がかかっているときはこういったケースもでてきます。

解錠は鍵開けの費用のみですが、開錠では鍵開け費用プラス鍵交換費用やその他の修復費用がかかります。鍵屋へ鍵開けを依頼するとき、時間や状況を考えることも大事ですが費用についても頭に入れておきましょう。

緊急のときはゆっくり見積りをとる余裕もないですが、そうでないときは見積りをとって作業内容や費用に納得してから依頼をしてください。

鍵をなくしたときに備えておくことは

鍵紛失 備え

鍵をなくすと時間も費用もかかるので、鍵をなくさないようすることが一番です。なかには「すぐ物をなくしちゃう!」「いつも何かを探している!」このようなウッカリさんもいるでしょう。鍵のような小さな物をなくさないために、いますぐできる4つの簡単な予防法をご紹介します。

1 鍵の置き場所を決める
家の中やカバンの中でも、鍵の定位置や保管場所を決めておきましょう。
2 紛失防止タグをつける
スマホと連動しており、鍵にタグをつけることで一定以上の距離が離れると警告音で知らせてくれます。
3 チェーンでむすぶ
カバンやズボンのベルトとつなげておけば鍵のみの紛失はなくなります。
4 キーホルダーをつける
落としやすい方は鈴がついた音の出るキーホルダーをつけることで、落としてもすぐ気づきやすくなります。

鍵を紛失したときに取るべき行動

鍵紛失 取るべき行動

ここからは鍵を紛失したらどうしたらよいのか、順番に取るべき行動についてお伝えしていきます。

1 通った道や出かけた場所をもう一度、戻ってみる
2 警察へ紛失届をだす
3 賃貸住宅であれば管理会社へ連絡をする
4 鍵の交換をする

慌てずに冷静に自分の一日の行動を振り返ってみましょう。
それでも見つからないときは、警察へ届けをだします。アパートやマンションなどの賃貸住宅の方は必ず管理会社や大家さんへ連絡してください。
鍵を紛失したことを黙っていると契約違反になることもあるので注意しましょう。
そして必ず鍵の交換をしてください。誰かに拾われ、悪用されては大変です。

技術力のある鍵屋は知識と経験でトラブル解決方法やスピードが違います。弊社では自信を持って優秀なスタッフをご紹介しております。お困りのときはぜひご利用ください。

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