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湯沢駅はＪＲ奥羽本線の駅であり、上湯沢駅と下湯沢駅の間に位置しています。単式ホームと島式ホームの２面３線となっており、駅舎は階段を上がっていく構造です。昔は寝台列車や特急が停車する主要な駅でしたが、近年の利用客は減少傾向にあります。みどりの窓口は現在もありますが、かつて閉鎖しようとする動きもありました。これは当時の市長が同駅の無人化につながる恐れがあるとして、ＪＲ東日本に閉鎖しないよう要請したため、今日も存続されているという経緯があります。管理駅ではあるものの、夜間や早朝は駅員が不在となります。このため、地元のボランティアによって防犯パトロールが駅員不在時間に行われています。山形新幹線の延伸を周辺自治体と一緒に訴えかけるなど、湯沢駅の繁栄を取り戻そうと、行政は積極的な働きかけを行っています。
駅周辺は昔に比べて、活況が失われています。郊外化によって、駅前のシンボル的存在だったジャスコは閉鎖され、湯沢ＩＣ近くにイオンが建てられました。かつて賑わっていた駅前商店街はシャッターが下りている店舗が多く見られます。駅から１０分ほど歩けば、湯沢市役所や中央公園などの公共施設が並んでおり、付近には湯沢城址があります。