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門司駅は福岡県北九州市門司区に位置する、JR九州の「鹿児島本線」と「山陽本線」が乗り入れている駅です。明治24年に九州鉄道の大里駅として開業しましたが、昭和17年の九州鉄道国有化により門司駅に改称され、同年7月に関門トンネルの開通によって山陽本線の終点となりました。鹿児島本線は上り「門司港方面」と下り「小倉・博多・行橋・中津方面」の運行が行われており、山陽本線は「下関方面」への運転となっています。1日の乗車数がおよそ6,440人です。昔は多くの旅客者が門司駅を利用していましたが、昭和50年の山陽新幹線が開業により、新幹線の乗り入れがある隣駅「小倉駅」を多くの旅客者が使うようになった事から、門司駅の旅客者は減少しました。
駅周辺は市街地のなっており、南口側には郵便局・病院・区役所の出張所・学校が立ち並んできます。南側周辺に国道3号が通っている事から、門司港・小倉・大里桃山町方面へ向けた路線バスが発着しています。北口側は大手ビール工場の施設を活用した建物群の「門司赤煉瓦プレイス」を中心とした再開発が行われています。門司赤煉瓦プレイスではビールの歴史・製造や工場の沿革・リサイクルについての解説展示や会議室・レストランなどがあり、国の登録有形文化財に認定されています。新門司港のフェリー利用者などに向けた、新門司港行きの無料送迎バスや有料送迎タクシーも北側から発着しています。