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中間駅は明治２４年に筑豊興業鉄道によって開業された、古い歴史を持つ駅です。ＪＲ筑豊本線の駅であり、東水巻駅と筑前垣生駅の間に位置しています。利用客数は若干の右肩下がり傾向にあり、現在は無人駅となっていますが、みどりの窓口が駅舎の東側に設けられており、６時半～８時半までの間のみ係員が窓口で各種手続きの対応を行っています。
駅周辺にはかつて昭和町商店街が繁華街として広がっていましたが、現在の中間市の繁華街は駅から徒歩で２０分ほど離れたイオンなかま店のある蓮花寺地区に移っています。駅正面口から同地区へと続く、ふれあい大通り沿いには市役所や公民館、なかまハーモニーホールなどの公共施設が並んでいるほか、飲食店や小売店などの商業施設も点在しています。
正面口から出て南へと進むと、屋根のない博物館と呼ばれている遊歩道があります。そこには世界各国の石像のレプリカが並んでいます。この遊歩道は明治４１年から昭和６０年まで中間駅に乗り入れていた香月線跡地を活用したものです。同線は石炭輸送のための貨物線であったため、中間駅から南方向へ伸びる道はもやい通りと呼ばれています。もやいとは、人同士の結び付きを指す昔の言葉です。