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和歌浦湾に面した和歌山県海南市にある海南駅は、三重県にある亀山駅から和歌山県の和歌山市駅までを結ぶJR紀勢本線の停車駅です。隣の駅は、同じ海南市にある冷水浦駅、反対側は黒江駅となっています。海南市の名産の1つに「紀州漆器」が挙げられ、海南駅の駅名板は紀州漆器で製作されたものが設置されています。また、毎年3月頃の雛祭りの時期には1000体もの「紀州雛」がズラリと並びます。「第1回近畿の駅百選」にも選ばれた過去もある駅です。県の中心である和歌山駅まで電車で10分ほどでアクセスできるため、周辺地域はベッドタウンとしての機能も担っています。
海南市の中心駅である海南駅ですが市役所は駅から少し距離があり、東に2km程進んだところに位置しています。阪和道の海南東ICより先にあるので少々距離が遠く感じるかもしれません。海南中央公園や、市立総合体育館もこちらのエリアにあります。周辺には商業施設もいくつかあります。駅付近では西側の国道42号（熊野街道）沿いにホームセンターなどが立ち並び、さらにその奥では和歌山市に入り県立自然博物館や「ポルトヨーロッパ」や「黒潮市場」などがある「和歌山マリーナシティ」もあります。こちらでは天然温泉なども利用できます。路線バスやタクシーなどを使うと10分ほどでアクセス可能です。