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真鶴駅は、1922年（大正11年）12月21日に開業したJR東日本・東海道本線が乗り入れている駅です。小田原市の中心駅である小田原駅から熱海方面へ12、3分ほどの地点に位置しており、海と山に囲まれた地域にひっそりと建っています。住所は神奈川県足柄下郡の真鶴町ですが、地名と駅名の字が同じにもかかわらず、「まなつる」と「まなづる」で読み方が異なっているのが面白いです。開業以降、普通列車の停車駅でしたが、1989年（平成元年）には快速「アクティー」が停車するようになり、東海道線の各主要駅へのアクセスが一気に向上しました。地上駅舎と島式1面2線のホームで構成されており、ホームは地理の関係上、ゆるやかなカーブを描いています。1番線が下り熱海・伊東・沼津方面、2番線は小田原・横浜・東京方面となります。外観は少し地味な雰囲気の駅舎ですが、中はコンビニやバリアフリーの設置など充実しており、みどりの窓口も営業しています。駅周辺には大規模な商業施設などはなく、中小商店と戸建住宅が中心です。10分ほど歩くと相模湾が見え、新鮮な魚が捕れることで知られる「真鶴漁港」にたどり着きます。自然に囲まれたのんびりした環境であり、釣りや自然の中を旅したい方にはうってつけの場所といえます。近くには温泉宿もあり、旅行スポットとしても人気があります。