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豊後大野市は人口およそ3万6千人、大分県の中心都市である大分市、佐伯市、臼杵市、武田氏、宮崎県の高千穂町、日之影町に隣接している市です。豊後大野市は9万年前に阿蘇山大噴火によって、山、谷などが入り乱れている多様な地形となっています。そのような地形をもつため、豊後大野では日本のジオパークにも指定されています。そんな豊後大野市の見どころはたくさんあります。まずは岩が段々になった「手取蟹戸」は大野川の川岸にあり、その名の通り「蟹が手で取れる」という意味からつけられました。実際に蟹が取れるかどうかは運次第だそうです。市内には鍾乳洞もあり、3億年前に形成され、その後阿蘇山噴火によって今の形になったといわれる「稲積水中鍾乳洞」では水中鍾乳石をはじめ、珊瑚石、つららのように曲がった鍾乳石のヘリクタイトが多く見られ、非常に珍しい鍾乳洞です。「沈堕の滝」は国の登録記念物に指定されていて、室町時代には水墨画家で有名な雪舟がこの滝を描いたことでも有名です。秋になると「用作公園」に植えられた約500本のもみじやカエデがきれいに色づき、紅葉のスポットとなります。秋にはもみじ祭りも行われ、土日にライトアップイベントも行うので必見です。