1. ラビットファーの特徴とは?
うさぎの毛皮の特徴は加工がしやすく薄くて軽いことと手軽な価格です
一口にファーといってもさまざまな種類が存在し、特徴も微妙に異なります。同じげっ歯類のヌートリアやビーバー、リスと似たような特徴があります。
高価なものから安価なものまでありますが、基本的な特徴としては毛が抜けやすいことです。扱い方にもよるのですが、他の毛皮と違いすぐに抜けてしまい、劣化のスピードが速いです。その代わりと言っては何ですが、リーズナブルな種類が多いので、頻繁に買い替えることも可能です。
また染色もしやすいので、赤やピンクなどの色にして小物の一部として取り付けられていることもあります。昔は天然のウサギがメインでしたが、現在使用されているラビットファーの多くは養殖です。
また買取価格が安くなりやすいのもラビットの特徴。前述した通り安価で毛が抜けやすいので、買取もあまり期待が持てません。
この毛皮の代表的なものとしては、ブチウサギ、ゴマウサギ、シロウサギ、クロウサギ、チンチラウサギ、ゴールウサギなどです。おそらくシロウサギやクロウサギ、ブチウサギは、ペットショップで見たことがある方も多いのではないでしょうか。昔は食した後に毛皮が利用されていましたが、現在では羊のように定期的に刈って毛だけを利用しているケースが多いです。
2. ラビットファーの歴史
うさぎの毛皮をファッションに利用することは1900年代からです
毛皮自体は生活道具として西暦以前から使用されてきたものですが、ファッションとして取り入れられるようになってきたのは1900年代初頭からと言われています。
ファッションが貴族のものから大衆化しはじめ、それまで特権階級の象徴であった毛皮も一般的に変わってきました。コルセットが廃止されポール・ポワレやココ・シャネルなどが自由なデザインを次々と発表。ハンドバッグやハーフコートなどの一部にラビットの毛皮が取り入れられるようになりました。
さらに1914年から始まった第一次世界大戦によりラビット毛皮の需要はますます高くなりました。保温性・防風性に優れたラビットの毛皮は各国の軍の防寒服に多く使用されています。それは日本も例外ではなく、昭和初期にはウサギを飼育することが国によって奨励されていました。
このようにウサギの毛皮は使い勝手が良かったのですが、次第に肉の副産物として毛皮を活用するのではなく、毛皮目的で飼育する企業が現れ社会問題化しています。1990年代以降になると動物保護の観点から取り扱いを控えるGUCCIなどのアパレルメーカーやおもちゃメーカーも出ていますし、現在でも動物保護団体と度々衝突しています。
3. ラビットファーの相場はいくら?
うさぎの毛皮の相場はオークションで4,000円、その他はブランド次第です
ここでの相場は毛皮の種類と制作したブランド、商品の状態によって決まります。
ラビット毛皮の代表的なものとして、アンゴラ、チンチララビット、レッキスラビットの三種類が存在します。それ以外のラビット毛皮でなおかつノーブランドの場合は買取出来ないこともあります。
レッキスラビットを使用したファーダウンコートの買取相場は25,000円です。アルマーニ製ラビットファーコートは20,000円が相場です。同じハイブランドでもバーバリーラビットファーパーカーでしたら、相場は4,000円となります。これはバーバリーがアルマーニに劣るというわけでは無く、単純に毛皮の使用量が違うためです。
また現存している量によっても相場は変化します。ですが、元値を考えると、どの種類も大幅に下落することは避けることが出来ません。この毛皮を使用したポンチョの相場は美品でも1,000円くらいです。しかし、クローゼットの奥で眠っているより、使わないのであれば買取査定をしてもらうことをお勧めします。買取業者の中には押し買いをしてくる業者も存在します。出来るだけ評判の高い業者を選びましょう。また、一社では足元を見られる可能性もありますので、3社くらいで査定してもらうと比較的安全です。
4. ラビットファーに関する豆知識
うさぎの毛皮について知って得する豆知識を分かりやすく紹介します
先ほどラビットファーの特徴を解説する文中で、おもちゃでも使われていることを紹介しましたが、具体的な種類を紹介します。
例えばバービー人形。女の子が着せ替えをして遊ぶ玩具ですが、この人形のコートにはラビット毛皮が使われています。近年若い女子を中心に人気のドール人形の洋服も同様です。
さらに紹介すると、100円ショップなどで販売されているネズミ型の猫用のおもちゃ。これにもラビット毛皮が使用されているものが多いです。あとは猫やハムスターのぬいぐるみにもラビット毛皮が使われています。意識していないだけでラビットファーを使った商品は意外と身近に存在しています。
次に紹介する豆知識は、ラビット毛皮の洋服売却に関することです。どうせ売るなら高く買い取ってもらいたいですね。それには売るタイミングが重要です。例えば2月、3月に買取査定を受けても高値はつきません。春が近いので誰も購入する人がいないですから。7月、8月の夏場も同様ですね。ラビットファーを使った洋服などを高く買い取ってもらいたい時は、10月に査定を依頼するのがベストです。特に一段と冷え込んだあとはコートなどの需要が高まります。そこを狙えば通常よりも若干高額になることがあります。
5. まとめ
ラビットの毛皮に関するさまざまな情報のまとめとポイントのおさらい
この毛皮に関連する情報をいくつかお伝えしてきましたが、最後におさらいも兼ねてポイントをまとめます。
まずラビット毛皮で高額査定がつきやすいのが、アンゴラ、チンチララビット、レッキスラビットの三種類。さらにハイブランドであれば期待が持てます。
そして、査定を申し込むなら10月です。いずれにしても大切な洋服ですから、査定に納得しない時は売却しないことをお勧めします。