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ムクドリを退治するには?具体的な駆除方法や対策を解説

公開日:2021.10.29 更新日:2024.4.16
ムクドリを退治するには?具体的な駆除方法や対策を解説

可愛らしい見た目をしているムクドリ。
しかし、近年では住処を追われたムクドリが人間の生活圏にまで進出し、農村部を中心に被害を受けています。

今回はそんなムクドリを退治する方法についてご紹介。
また、日頃からやっておくべき対策も解説していきます。

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1.ムクドリの生態

ムクドリの特徴について

歩いているムクドリの写真

「ムクドリの退治を自分でやっておきたい」という前に、ムクドリの生態について理解しておく必要があります。
ムクドリがどういった鳥なのかを知っておくと退治や予防の際に役立ちます。

・ムクドリの体型
ムクドリはスズメ目の鳥であり、体長24cm、体重は75〜90gほど。
大きさとしてはスズメよりは大きく、ハトよりは小さいくらいの個体です。
茶褐色の体が特徴的で、頭部や腰などには白い模様が存在します。

・生息域
国内各地に生息していて、毎年冬になると北にいるムクドリたちが南へと飛来していきます。
主な生息地としては低い山や森林のように緑が主体となっているエリア。
けれども最近になって地方の宅地開発が進められた結果、都市部でも住宅地においてその姿が見かけられるケースが増えています。

・行動
ムクドリは基本的に単独で行動することは少なく、集団になって行動する性質があります。
これは襲ってくる嫌な相手であるタカやフクロウといった存在から身を守るための防衛手段としているからです。

・食性
基本的にはムクドリは雑食性の生き物です。
主な好物としては木の実や果物、幼虫が挙げられます。

・繫殖期
ムクドリが繫殖を行うシーズンは4月の下旬から7月の上旬。
1匹の個体につき4~7個の卵を産みます。

2.ムクドリによる被害

主な被害

木にとまっているムクドリの写真

かつては害虫を好んで食べることから農村部ではありがたい存在されてきたムクドリ。
しかし、最近では都市部にまで進出するようになり、むしろ害の方が目立つようになりました。
そのため、ムクドリの退治の必要性が増してきています。

・鳴き声
遠くから聞こえる場合はこれと言って問題がないように思われますが、近くにいるほどその鳴き声が不快に感じることもあります。
ムクドリは群れになって行動していることが多いので、その鳴き声はかなりの騒音と感じられるでしょう。

・糞害
ご自宅の近所にムクドリの巣があるようですと、糞害にも気をつけていかなければいけません。
ベランダ付近にその巣が存在しているのであれば、糞によって洗濯物を汚されてしまうおそれがあります。
しかも野生の鳥ですので、当然糞にはカビなどの細菌が大量に潜んでいます。
そうした糞を片付けようと触れてしまうと、感染症やアレルギー症状といった健康面での被害を受けてしまう危険性があります。

・害中被害
これはムクドリに限った話ではありませんが、ほとんどの野生の鳥はノミやダニを知らず知らずのうちに宿しています。
そのため、ムクドリを媒介にしてノミやダニが自宅に入ってくる可能性があります。
こうした害虫はペットにつく他、人に対してアレルギー症状などの健康被害ももたらします。

3.ムクドリを退治する方法

効果的な退治方法

木にとまっているムクドリの写真

前述のような被害をなくすためにも、ムクドリの退治方法をきちんと押さえておくことが重要。
主な退治方法は次の通り。

・住処となりそうなものを取り除く
退治を行う際に最も方法は彼らの住処となりそうな場所をなくすこと。
ムクドリは庭に生えている木や枝を住処としている傾向があります。
定期的に庭木の伐採をしていき、ムクドリが寄り付きにくい環境をつくっていくことが大切です。

・ムクドリの巣を取り除く
自宅の周辺にムクドリの巣ができてしまっていたら、被害を受けないためにもその巣を取り除く必要があります。
ただし、日本では鳥獣保護法により行政の許可なく駆除することが認められていません。 万が一これに違反した場合は、1年以下の懲役または50万円以下の罰金が課せられることになります。
そのため、巣を取り除く作業を行う際は事前にお住まいの自治体に許可申請をする必要があります。

撤去作業を始める前には、まず巣の中にヒナやその親がいないかどうか確かめておきます。
また、作業を行う際には感染症予防として防護服やマスク、手袋を着用するのを忘れないようにしましょう。

ムクドリの巣はダニの温床となっているので、ダニによる二次被害を防ぐためにも、巣の撤去後にはダニ用スプレーを吹き付け、部屋の中で燻煙剤を焚くことをおすすめします。

4.ムクドリを予防するには

おすすめの予防方法

地面に置かれた防鳥ネットの写真

ムクドリは知能の高い野鳥であり、きちんとした道具を用意しておかないと退治を行うことができません。
最近ではホームセンターやインターネット通販などでムクドリ退治グッズが気軽に手に入るようになったので、活用してみるといいでしょう。

・防鳥ネット
野鳥対策として定評のあるグッズ。
軒下や雨戸の戸袋などに設置しておけば自宅周辺に寄り付きにくくなります。

・超音波
こちらも野鳥対策の定番グッズとして紹介されることの多い超音波。
人間にとっては何と見なくてもムクドリは非常に不快に感じます。

・鳥用忌避剤
最近ではムクドリ対策になる忌避剤が市販されています。
スプレータイプや固形タイプなど、用途に応じて使い分けることができます。

・電気ショック
鳥獣対策アイテムとして人気のある電気ショック。
一度電気ショックを受けるとそこに行くとまた危険な目に遭うと考え、その場所に近寄らなくなります。

また、ベランダの手すりに剣山を設置して、ムクドリがやって来るのを防ぐ方法もあります。

・天敵のモデル
ムクドリにとって大の苦手となる相手がフクロウやタカ。これらの生き物を模したモデルを設置することでカカシのような役割を果たしてくれます。
ただし、しばらく置いておくと偽物だと見破られる可能性があります。

5.ムクドリ退治は専門業者にお任せ

業者をおすすめする理由

木にとまっているムクドリの写真

ムクドリをはじめとした鳥獣の退治は感染症のリスクと鳥獣保護法による規制から、個人で行うことは困難です

そこで頼りになるのがムクドリ退治の専門業者。は次の通り。

・専門資格を保有している
通常ですと、害獣の駆除作業を行う場合は「狩猟免許」が必要となります。
免許の有効期間は3年間であり、退治をする際には年度ごとに実施する都道府県へ申請をしなければなりません。

また、鳥獣退治に関しては「鳥獣管理士」という資格があり、これが野生鳥獣に関するトラブルに対応できる証明となっています。

鳥獣駆除をしている業者にはこうした専門資格のあるスタッフが在籍しています。

・評判を確認できる
最近では業者のホームページや口コミサイトなどで実際に作業を依頼された方の声を確認することができます。

・アフターフォローが充実している
ムクドリ退治は一度やっておしまいとは限りません。しばらくしてから再び自宅周辺にやって来る可能性もあります。
そこで業者では作業終了後の定期点検や再発した際の無償対応など、さまざまなアフターサービスを受け付けています。
サービス内容や保証期間は業者によって異なりますので、依頼される前に確認しておきましょう。

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