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コウモリは昼間どこにいる?主な居場所や駆除方法について

公開日:2023.3.9 更新日:2024.4.19
コウモリは昼間どこにいる?主な居場所や駆除方法について

コウモリは夜行性であることから、昼間どこにいるのか想像しにくいかと思います。
ただ昼間の生息場所を知っておけば、駆除がしやすくなり、コウモリによる被害を防ぐことができます。

今回はコウモリが昼間どこにいるかについて解説します。
あわせてコウモリの駆除方法や、駆除費用の相場感についてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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1.コウモリは昼間どこにいる?

コウモリが昼間にいる場所

サッシに住み着くコウモリの写真

夜行性の生き物であることから、昼間にコウモリを見かけたことがないという方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、昼間だからと言って油断してはいけません。人の見えない場所に潜んでいる可能性があります。

・昼間にコウモリが潜んでいる場所
人間の生活圏において昼間にコウモリが潜んでいる場所は、屋根裏や倉庫、屋根瓦の下などです。
こうした場所は太陽の光が届きにくく、昼間であっても薄暗い環境にあります。そのため、明るい時間帯はこうした場所で休んでいて、夜になると活動を始めます。
実際に、人知れずこうした場所に棲みついたコウモリが、いつのまにか繫殖しているケースもあります。

また、人間の生活圏以外では洞窟の中や樹洞などを利用して体を休めています。

・昼間でもコウモリが活動している場所
場所によっては昼間でもコウモリが活発に動いている姿が見られることもあります。
山林や森林では日本原産のヤマコウモリやクビワオオコウモリが見かけられます。

ヤマコウモリは大柄な体で、暗褐色の皮膜があり、細長い翼を持っています。
クビワオオコウモリは果実や葉、花などを食料とし、季節的な移動をして生活しています。

2.コウモリが自宅に棲みつくとどうなる?

コウモリによるリスク

飛んでいるコウモリの絵

コウモリが自宅に棲みつくことで、人間に対してさまざまな被害をもたらします。

コウモリによってもたらされる被害は次の通り。

・騒音被害
コウモリは夜行性の生き物なので、私たち人間が休んでいる深夜に活動が本格的します。
そのため、夜間に鳴き声や羽音、物音といった騒音被害に遭う可能性があります。
ひどい場合だと、こういった騒音により不眠症に悩まさるケースも。

・経済的被害
いったんコウモリがに住み着いてしまうと、生息している場所の周りに糞尿が見られるようになります。
そうなると、柱が腐食したり、天井にシミができたりする原因になります。
被害をそのままにしてしまうと、建物の老朽化が早まってしまいます。

・健康上の被害
自然界の生き物であることから、コウモリはさまざまな病原菌や害虫を媒介しています。
ダニやノミなどの害虫や病原菌が自宅内に持ち込まれる危険性があるので、ご家族への健康被害に気を付けなければなりません。

ダニに刺されると、数日経ってから腫れや、かゆみなどの症状が引き起こされるおそれがあります。
また、ダニや菌によるアレルギー症状や命にかかわるような病気がもたらされることもあります。

特に小さなお子さんやペットがいる世帯の場合、こうしたリスクに見舞われる危険性が高いです。

3.昼間のコウモリの駆除方法

主な駆除方法

コウモリ除けの超音波装置の絵

このようにコウモリは騒音や感染症といったリスクのある生き物ですが、勝手に殺傷することはできません。
理由としては鳥獣保護法の対象となっているため、殺傷が禁じられているからです。

そのため、傷つけないやり方で、昼間のコウモリを追い出す必要があります。

駆除の方法としては次の通りです。

・忌避剤を吹きかける
ドラッグストアやホームセンターなどではコウモリ専用の忌避剤が販売されています。
コウモリがいるところにスプレーすることで追い出すことができます。
ただし一度使用してもまたすぐに元の場所に戻ってきてしまうこともありますので、複数回スプレーしておかないと効果が期待できません。

なお忌避剤については天然香料を使用したものが、人体への影響を抑えられますのでおすすめできます。

・蚊取り線香を使用する
コウモリにとって、蚊取り線香の香りは大の苦手です。
屋根裏などに線香の煙の香りを浸透させることにより、コウモリは外へと避難します。

・ライトで照らす
コウモリは暗い時間帯に活動していることから光が苦手です。
LEDライトなどの光を当てることで、コウモリを傷つけることなく自宅から追い出すことができます。

・超音波装置を使う
コウモリは超音波を発して、その反響の度合いで今自身がどこにいるのかを確かめています。
この習性を利用して超音波を発生させることでコウモリの感覚を狂わせ、現在いる場所から離れるように仕向けることができます。

4.昼間のコウモリ対策は専門業者にお任せ

業者をおすすめする理由

点検を行うコウモリ対策事業者の絵

前述したように、市販されているアイテムで昼間にコウモリを追い出すことは可能です。

ただコウモリは群れで行動する種が多く、繫殖力も高いです。
そのため、数が多いと個人で対処するのは難しいです。

こうしたことから、昼間でもコウモリ対策はプロの業者に頼んできちんとやってもらうことをおすすめします。

・高い駆除効果がある
知識と経験を兼ね備えている作業員が揃っていますので、個人ですとなかなかやりづらい糞の後始末までしっかり行ってくれます。
また、使用する薬剤も業者でしか手に入らないものを使ってくれるので、高い駆除効果が期待できます。

・必要な手間を省ける
個人でしっかり対策をしようとすると、駆除剤を買い揃えるなど、何かと面倒なことが多いです。
業者であれば電話1本で自宅まで駆けつけてくれるので、個人での作業の手間を省略できます。

・アフターサービスが付いてくる
コウモリ対策において重要なのは作業してからのアフターサービスの充実度です。
業者では作業が終わってからも定期点検や被害が再発した際の無償駆除など、さまざまなサービスを実施しています。

依頼を検討されている業者がどんなアフターサービスを実施しているか事前に確認しておきましょう。

5.昼間のコウモリ駆除にかかる費用

具体的な費用相場

費用相場のイメージ写真

害獣駆除業者にコウモリ駆除を依頼した時に気になるのがその費用。

コウモリの駆除や予防にかかる費用の相場は10,000円~30,000円です。
この費用はあくまでも目安であり、作業を行う環境や具体的な駆除の仕方などで費用が上下する場合があります。

ただそんなコウモリの対策費を少しでもお得にする方法があります。

一つは業者ごとの見積もりを比較すること。
複数の業者から見積もりをとることで、そのなかで最もお得な業者に作業を依頼することができます。
最低でも3社以上見積もりをとると業者ごとの比較がしやすいです。

見積もりにあたっては費用の安さだけではなく、作業内容の詳細をきちんと確かめておくことも重要です。
安さばかり強調しているところですと、コウモリがいた場所の消毒など必要な作業が含まれていない可能性があるので要注意です。

もう一つはお得な割引キャンペーンをやっている業者を検索してみること。
業者によっては期間限定割引やインターネット申し込み限定料金などが適用できるところもあります。
自宅周辺を調べてみてこうした業者がないか確かめておくことをおすすめします。

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