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こうもりの習性とは?具体的な特徴や家に寄せ付けない方法

公開日:2024.9.27
こうもりの習性とは?具体的な特徴や家に寄せ付けない方法

こうもりは外の雨や風から身を守るために、家にやって来ることがあります。害獣であるこうもりに対処するには、習性を知っておくとやりやすいです。

そこで今回はこうもりの習性や家に寄せ付けないための方法を解説していきます。

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1.こうもりの習性とは?

基本的に夜間に行動する

夜に飛んでいるコウモリの写真

こうもりの退治を行うためには、習性や特徴について理解しておく必要があります。どのような生き物であるかを知っておくと退治しやすくなります。

・こうもりの習性
一般的に知られている通り、こうもりは基本夜行性です。夜になるとエサを求めて外へ飛び回ります。こうもりが好んで食べるのは蚊やユスリカ、蛾、ヨコバイといった昆虫です。
こうした昆虫たちは民家にいることが多く、それを狙ってこうもりは屋根裏や軒下などにやって来ることがあります。
1日に膨大な量の虫を食べてくれることから、害獣ではなく益獣と見なされることもあります。

こうもりは目が見えないため、移動する際は反響定位(はんきょうていい)と言って、自分が出した音が何かにぶつかり、反射してきた音を受信して対象物までの位置を把握します。

・日本にいるこうもり
日本には30種類ものこうもりが生息していると言われており、最も多いのがアブラコウモリです。こうもりは洞窟や山間部を生活圏としていますが、アブラコウモリは市街地をはじめ都市部で見られます。

・こうもりの特徴
日本にいるアブラコウモリの体長は4~6cmほどです。体色は黒褐色や暗灰褐色などです。幼獣は成獣に比べて黒に近い色をしています。

2.こうもりを放置するリスク

こうもりの危険性

住宅に住み着くノミの絵

こうもりはその習性から家の中に住み着いてしまうことがあります。退治をするのは面倒ですが、そのままにしておくと以下のようなリスクがもたらされかねません。

・経済的被害
いったんコウモリがに住み着いてしまうと、生息している場所の周りに糞尿が見られるようになります。そうなると、柱が腐食したり、天井にシミができたりする原因になります。
被害をそのままにしてしまうと、建物の老朽化が早まってしまいます。

・健康上の被害
自然界の生き物であることから、コウモリはさまざまな病原菌や害虫を媒介しています。ダニやノミなどの害虫や病原菌が潜んでいますので、ご家族への健康被害に気を付けなければなりません。
また、民家に入ったダニは、人間の手足を刺してきます。ダニに刺されると、数日経ってから腫れやかゆみなどの症状が引き起こされるおそれがあります。

このようにコウモリの侵入をきっかけに、ダニや菌によるアレルギー症状や命にかかわるような病気がもたらされるリスクがあるのです。
特に小さなお子さんやペットがいる世帯の場合、こうしたリスクに見舞われる危険性が高いです。

他にも夜中に自宅の周りでコウモリが活動している音が聞こえてくるのが原因で、不眠症に悩まされる場合もあります。

3.こうもりは勝手に駆除してはいけない

こうもりの駆除は法律で規制されている

六法全書の写真

アレルギーによる健康被害や糞尿による建造物の損害など、こうもりはその習性からさまざまな被害をもたらします。
そのため、家の中に住み着かれたらすぐに退治したいと思うでしょう。

しかし、人間がむやみにこうもりに危害を加えることは禁止されています。

その理由は、鳥獣保護法にあります。鳥獣保護法とは、自然界で生活している生き物たちが安心して生きていけることを目的として成立した法律です。
コウモリも自然界に存在する生き物であり、鳥獣保護法によって守らなければならない生物に含まれています。

また、農村部などの一部地域では、コウモリは害虫を食べてくれる益獣とされていますので、勝手に捕まえたり殺処分したりすることは認められていません。

もしコウモリをむやみに捕まえたり、殺処分をしてしまったら罰則が課せられます。たとえば自治体による許可を得ずに捕獲した場合は、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられます。

以上の理由から、自分でコウモリを殺傷することは認められていません。

こうもりを駆除するにあたっては、殺傷するようなやりかたではなく、なるべく傷つけないようにして家から追い出す必要があります。

4.こうもりの習性や特徴を利用して家に寄せ付けない方法

自分でできるこうもり対策

蚊取り線香の写真

最近ではこうもり対策アイテムが多くありますので、個人でもある程度対処できます。
主なこうもり対策は以下の通りです。

・忌避剤を使用する
こうもり対策として、最も利用されているアイテムです。こうもりが嫌がる匂いや成分を放ちますので、家から追い出すことができます。
ただし一度使用してもまたすぐに元の場所に戻ってきてしまう場合がありますので、複数回にわたりスプレーしておかないと、期待通りの効果を得られなくなります。

なお忌避剤については天然香料を使用したものの方が、人体への影響を抑えられます。

・苦手な匂いを散布する
こうもりは蚊取り線香やハッカ油の香りを嫌う習性があります。潜んでいる場所に線香の煙の香りを匂わせたり、ハッカ油スプレーをしたりすることで隠れているこうもりを追い出すことができます。

・防犯用LEDライトを使う
夜行性である習性から、光が苦手です。そこで防犯用LEDライトや害獣撃退用ライトを駆使すれば、こうもりを寄せ付けにくい環境にできます。
しかし、蛍光灯で代用すると、蛾などの害虫が寄ってくる原因となり、さらにそれらを餌にするこうもりも引き寄せることになりかねません。逆効果になってしまいますので気をつけましょう。

・侵入経路を塞ぐ
こうもりは羽を折りたたむことで、小さな場所でも侵入できます。そのため、金網やシーリング材などで換気口などのすき間を塞ぎましょう。

5.こうもりの習性でお困りなら業者に連絡を

業者をおすすめする理由

害獣駆除事業者の絵

野生動物であり、アレルギー症状を引き起こす可能性がありますので、こうもり駆除には危険が伴います。そうしたこうもりの駆除で頼りになるのが、害獣駆除の専門業者です。
業者をおすすめする理由は、以下の通りです。

・鳥獣保護法に抵触しなくて済む
こうもりは鳥獣保護法によって守られている生き物ですので、個人がむやみに殺傷を行うことは禁じられています。
また、素人が対策しようとすると、誤ってこうもりを傷つけてしまうおそれがあります。その点、専門業者は行政の認可を受けていますので、安全に作業してくれます。

・高い駆除効果がある
知識と経験を兼ね備えている作業員が揃っていますので、なかなかやりづらい糞の後始末まできちんと行ってくれます。
また、使用する薬剤も専門的なものを使ってくれるので、高い駆除効果が期待できます。

・必要な手間を省ける
個人でしっかり対策をしようとすると、駆除剤を買い揃えるなど何かと面倒なことが多いです。しかし、業者に依頼すればお電話1本ですぐに自宅まで駆けつけてくれるので、簡単に作業を済ませられます。

・アフターフォローも万全
多くの業者では、被害が再発した時のためにアフターフォローを付けてくれます。保証期間中であれば再び現れたこうもりを無料で駆除してくれますので、この点も嬉しいところです。

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