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コウモリが家に入ってきたらどうする?幸運の証といわれる理由と対処方法を解説

公開日:2024.7.25
コウモリが家に入ってきたらどうする?幸運の証といわれる理由と対処方法を解説

コウモリが家に入るのは縁起が良いという話を聞いたことがあるでしょうか。本やアニメの世界では暗いイメージで取り上げられるコウモリですが、日本では古くから幸運を運んでくる生き物として扱われてきました。

この記事では、コウモリが幸運と呼ばれる理由と、実際に家に入ってきた場合の注意点を紹介します。

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1.コウモリが家に入ってきたら「幸運」になるのはなぜ?

「コウモリ」=「幸盛り/幸守り」

微笑んでいる蝙蝠のイラスト

コウモリが家に入ってきたら幸運になるといわれているのは、コウモリが昔から日本では幸せのシンボルとして捉えられていたからです。

コウモリは漢字で「蝙蝠」という字で記載されますが、「幸守り」や「幸盛り」などの当て字で表現されていた時期もあり、幸せを運ぶイメージがついたとされています。
このことから、日本では「コウモリが入ってきた家には幸せがやってくる」といわれてきました。

また、日本でコウモリが幸せの象徴とされたきっかけは中国にもあります。
古来より中国では幸福を意味する「偏福」と「コウモリ」が似たような発音であることから、「コウモリは縁起が良い」とされていました。
実際に風水でもコウモリは「豊富な富の象徴」とされ、家にコウモリが巣を作ると幸福がやってくる前ぶれなどといわれてきました。
家に入ってきたコウモリが2匹だとさらに幸福が訪れ、5匹だと「最上級の幸運」とされ、功名、福寿、結婚、金運、健康に恵まれるといわれています。

さらにコウモリは、その生態にも縁起が良いとされる由来があります。
かつてコウモリはたくさんの子供を産む動物と考えられており、子孫繁栄を象徴する動物だと捉えられていました。
実際のコウモリは多産ではありませんが、昔の人は群れをなして生活している様子から「きっとたくさん子供を産んでくれるだろう」と考えていたのでしょう。

このようなエピソードから、コウモリが家に入ることで幸運を招くといわれています。

2.コウモリが家に入ってきたら気をつけること

病原菌など衛生面で注意が必要

ダニのいる蝙蝠のイラスト

昔から縁起が良いとされているコウモリですが、衛生面では注意が必要です。

縁起を担ぎたい方は家に入ってきたコウモリをあえて退治せず、そっとしておくこともあるでしょう。
しかし、コウモリはさまざまな場所を移動しているため、病原菌などを持っている可能性が高いです。

また、コウモリが家に住みつくことにより、家中がコウモリのフンであふれてしまうケースもあります。そうなると、フンを餌にゴキブリやダニなどの害虫が寄ってくることも考えられます。
フンを掃除せず放置したままにしてしまうと、家中が悪臭で充満してしまうため生活するうえで大きなストレスにもなるでしょう。

1、2匹のコウモリであればさほど気にすることはありませんが、繁殖して数が増えすぎてしまうと被害はさらに拡大しかねません。
被害が拡大する前にコウモリの数を減らす、もしくはコウモリを家の外に追い出す方法を考えることをおすすめします。

3.コウモリが家に入ってきたら退治してもいい?対象方法は?

コウモリの捕獲・殺傷は原則厳禁

コウモリと禁止マークのイラスト

コウモリが増えてきたからといって、捕獲したり殺傷したりしてはいけません。
なぜならコウモリは哺乳類に属する野生動物であり、「鳥獣保護管理法」により無断で捕まえたり傷つけたりすることが禁止されているからです。

また、コウモリはゴキブリや蚊などの害虫を捕食してくれる益獣でもあり、害虫を天敵とする農家にとっては、コウモリから恩恵を受けている部分もあるでしょう。

しかし、コウモリによる被害が増加していることは事実です。
害獣駆除対策センターの報告では、例年長引く残暑によりコウモリの活動時期が延長された背景もあり、2022年から2023年にかけてコウモリ関連の被害件数が20〜30%増加しています。

しかし、そもそも素人がコウモリを家の外に追い出すことは難しいとされています。
市販の忌避剤スプレーや超音波を発する装置を使用する方法もありますが、追い出す際にコウモリが暴れてしまい、触ったり嚙まれたりするようなことがあれば、病原菌に感染してしまう可能性があるでしょう。

他にもコウモリが侵入する隙間を塞ぐため、金属製のネットや密閉性の高い器具を使用するなどの方法もありますが、自分でやるとなるとかなりの労力が必要です。

このような理由から、家に入ってきたコウモリをノウハウのない素人が対処するのは難しいといえるでしょう。

4.コウモリが家に入ってきたら業者に相談するのがおすすめ

再発防止や侵入対策もしてくれる

飛んできた蝙蝠のイラスト

家に入ってきたコウモリの対処法は、業者に依頼することをおすすめします。
なぜなら、コウモリがいる場所は狭い空間や高所が多く、そのような場所でコウモリを追い出すのはハードルが高いからです。

また、方法によっては違法になるケースもあるので、自分で対応するのは極力避けた方が良いでしょう。
もし違法となった場合、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられます。

しかし、業者ならばコウモリの巣の調査から効率的な追い出し方法、再発防止・侵入防止対策として隙間を塞ぐなどの必要な作業をすべて行ってもらえます。

コウモリによる被害にあった際には、まず業者に現地調査と見積もりを依頼しましょう。
業者から被害の状況を報告してもらい、効果的な対処法の説明を受けてください。そして納得のいく金額や実施内容を提示されたうえで契約すると良いでしょう。
感染症などのリスクもありますので、コウモリの駆除は自分で対処せず、プロに任せることをおすすめします。

5.コウモリは業者に依頼をして傷つけずに退治してもらう

費用を抑えるなら相見積もりを活用しよう

コウモリターゲットマークのイラスト

駆除費用を抑えるなら、複数の業者に見積もりを依頼することをおすすめします。なぜなら、1社だけだと提示された金額が妥当なのか分からないからです。

コウモリ駆除は専門業者に依頼した場合、一箇所当たり2〜3万円程度が相場とされています。

また、妥当な金額だと思っていても、他の業者に依頼すればより安い金額で対応してくれる可能性も考えられます。
コウモリ駆除の費用は、「コウモリが住みついた箇所」と「コウモリの数やフン被害の度合い」により変動します。
作業内容は基本的に変わりませんが、作業にかかる費用は業者によって異なります。

さらに不当な料金を上乗せして、高額請求してくる悪徳業者も存在する点に注意しましょう。
まずは「現地調査と見積もりを無料で実施してもらえるか」が重要です。
そして「駆除実績が豊富か」と「良い口コミが多いか」という点も必ずチェックしてください。

コウモリを早く駆除したいからといって、最初に見つけた業者にとりあえず依頼したということがないようにしましょう。
コウモリ駆除の費用を極力抑えたい場合は、複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。

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