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棚のガラスにヒビが!解決するための手順・注意点

公開日:2021.7.20 更新日:2024.4.2
棚のガラスにヒビが!解決するための手順・注意点

棚のガラスにヒビが入った時の原因や修理方法などをまとめて紹介します。この状況で生活するのは非常に危険です。特にお子様やペットがいらっしゃるご家庭では大きなけがにつながる可能性もあります。そこで今回はヒビが入った原因や注意点、自分で修復する手順、業者に依頼した時の相場などを分かりやすく解説していきますので、困った際の参考にして下さい。また、ガラスにヒビが入った具体的な事例も紹介しますので予防のお役に立てれば幸いです。

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1. 棚のガラスにヒビが入ってしまう原因とは?

棚のガラスにヒビが入る原因は急激な温度変化と慢性的な過荷重です

ガラスの棚に並べられた酒瓶の絵

この原因としてまず考えられるのが急激な温度変化です。

直射日光が当たる場所に棚を置いていた場合夏場ではガラスの温度が60℃以上になります。一方夜になると太陽も沈みエアコンも付けますので20℃から30℃まで下降します。

ガラスは60℃前後でヒビが入ることはないのですが、毎日の温度の急激な変化により歪みが出ることがあります。最初は微々たる歪みでも少しずづ負荷がかかっていくことにより突然ヒビが入り始めることがあります。

棚のガラスにヒビが入る原因としてもう一つ無視できないのが過荷重です。

トロフィーや盾、フィギュアなどの軽量物でしたら問題ないのですが、お酒や花瓶などを棚に展示しておくと重すぎてヒビが入ることがあります。基本的に耐荷重10㎏のガラス棚に10㎏の物は置かないようにしましょう。またガラス枠の周りのガラスはヒビが入り難いですが中央部であれば先ほどの熱と同様に歪みからひび割れることがあります。

棚のガラスのヒビは原因にかかわらず放置しておくと割れにつながりますので、定期的に点検をしておきましょう。その他にもガラスにヒビが入る原因はたくさんありますので、綺麗だからという理由で壊れやすいものをガラス棚に展示することは絶対に控えましょう。

2. 棚のガラスヒビが入る事例。さまざまなケースを紹介

棚のガラスにヒビが入った事例を紹介していきますので参考にして下さい

赤ちゃんが歩いている絵

基本的にガラスは割れ物ですのでヒビが入ることは必然的なのですが、出来れば割れて欲しくないですね。ここでは棚のガラスにヒビが入った事例をいくつか紹介していきますので、予防する際の参考にして下さい。

まず最初の事例として紹介するのが、ローボードのガラスにヒビが入った事例です。赤ちゃんがいらっしゃるご家庭で、つかまり立ちの最中に赤ちゃんが転倒して頭がローボードのガラスにあたりヒビが入りました。幸い赤ちゃんは怪我がなく無事だったのですが、一歩間違えると大怪我につながる事例です。

赤ちゃんなどの小さなお子様は予想外の行動をしますので、手の届く範囲にガラスを用いた棚は絶対に置かないようにするか、近づけないように工夫をしておきましょう。

棚のガラスが割れた事例でもう一つ紹介するのが会社での出来事です。事務所の中にあるガラス棚にもたれかかるようにして談笑していたら突然棚のガラスにヒビが入りました。ガラス棚自体 は頑丈だったのですが、体重を預けることにより歪みが生じ、ケースの中の仕切りガラスにヒビが入ってしまいました。ガラス棚は縦荷重にはある程度耐えますが横過重には非常に弱いので、もたれかかることは控えましょう。

3. 自力で棚のガラスに入ってしまったヒビを修復する手順

棚のガラスにヒビが入った時に自分で直す手順を紹介しますので安全に作業して下さい

工具箱を持っている絵

ヒビ修復の手順を紹介しますので、怪我のないように作業して下さい。

まず必要道具を紹介します。ガラス用接着剤、木製かプラスチック製のヘラ、軍手、新聞紙、研磨剤、目の細かいヤスリです。まず棚の周りに破片の散乱を防止するために新聞紙を敷いておきます。

その後ヒビの入ってるガラスを一旦取り出しましょう。ガラス棚を外す手順は枠の四方にネジがありますので緩めると外れます。ガラスを棚から外す時は割れを防止するためヒビの部分にガムテープを張っておきます。強く張るのではなくラップのようにフワっとヒビの部分に被せるように張りましょう。

ガラスを取り出した後はヒビのまわりの汚れをアルコールなどでふき取り接着剤を塗りましょう。接着剤が乾いたらはみ出している部分を目の細かいヤスリを使って削り、透明度を出すために研磨剤で丁寧に磨けば修復完了です。

棚のガラスの修理手順を紹介しましたが安全上の観点から必ず2人以上で作業して下さい。そしてガラス用接着剤ですが、耐熱用や耐水用など様々な種類がありますので、棚の用途に合った物を選びましょう。棚からヒビの入ったガラスが外れないなど少しでも無理だと感じたら迷わず専門業者に相談しましょう。

4. 棚のガラスにヒビが入ってしまった時の注意点は?

棚のガラスにヒビが入った時の注意点は無理して取らないことと応急処置です

ガラスの破片の絵

注意して頂きたいことがいくつかありますので紹介します。

まず初めに注意して頂いただきたいのが応急処置です。ヒビの修復を業者に依頼するにしても自分で直すにしてもまず応急処置をしておきましょう。なぜならヒビをそのままにしておくと突然割れて怪我をする可能性があるからです。ガムテープを貼っておくだけでも効果的です。

そして次に注意して頂きたいのが破片を無理にとらないことです。ヒビが入り割れそうだからという理由で無理して棚からガラスを取り出そうとすると割れて怪我をすることがあります。そして棚が移動可能であれば人気のない場所に移動しておきましょう。

そのままにしておくと近くにいる方が危険です。ヒビの入ったガラス棚に物を置くときは十分に注意しましょう。特に自分で修理した場合は直ったように見えても問題があることがありますので注意しましょう。

棚のガラスのヒビは様々なリスクがあります。一番いいのは交換することなのですが、一点物のガラス棚でしたら修理して使いたい方もいらっしゃると思います。しかしガラスは必ずヒビが入ったり割れたりしますので、今回紹介した注意点を覚えて頂いて少しでも安全安心にガラス棚を使用しましょう。

5. ヒビが入った棚のガラス修理。業者に依頼する場合の費用相場

棚のガラスのヒビ修理を業者に依頼した時の相場は5,000円から10,000円

修理代金を瓶に溜めている写真

ヒビ修理の相場は5,000円から10,000円なのですが、使用しているガラスの種類や大きさによっては高額になる事もあります。一般的に棚のガラスにヒビが入った時は修復ではなく交換修理となります。それだけヒビの入ったガラスを使い続けることは困難であるという事です。

具体的に言えば食器棚に使用されている透明ガラス(2㎜)でしたら、全てコミコミで5,000円、ローボードに使用されている厚さ5㎜の透明ガラスでしたら14,000円となります。

また、縦180㎝横30㎝のガラス面が大きい食器棚でしたら3㎜の透明ガラスの使用で20,000円となります。ショーケースなどのガラスの場合、磨き加工が必要になりますので別途費用が必要になります。

棚のガラスのヒビ修理は相場以外にも業者により様々な追加料金が発生することがあります。具体的な追加料金は古いガラスの処分料、見積もり費、夜間料金、深夜早朝料金、出張費、駐車場代金を含む雑費などがあります。これらの料金は事前にホームページなどで明示している業者もありますし、施工後に請求してくる業者も存在します。修理が完了した後料金のトラブルにならない為にも必ず見積もりを貰いましょう。

6. まとめ

棚のガラスにヒビが入った時はとりあえず応急処置!その後すぐに修理

ガラス戸棚の横で本を読む男性の絵

棚のガラスにヒビが入った時に関する情報を紹介しましたが、とりあえずガムテープなどで応急処置をしてその後の対応を考えましょう。

棚のガラスには強化ガラスではなくフロートガラスが多く用いられており、割れると飛び散りやすく破片も鋭利なため大変危険です。

今回紹介させていただいた情報を踏まえて間違いのない対応と業者選びをしましょう。

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