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地震に備える窓ガラス対策とは?割れにくいガラスと安全対策を解説

公開日:2022.3.11 更新日:2026.2.9
地震に備える窓ガラス対策とは?割れにくいガラスと安全対策を解説

大きな地震が発生すると、突然の揺れによって窓ガラスが割れてしまうことがあります。割れたガラスは鋭い破片となって飛び散り、思わぬケガにつながるおそれがあるため、室内にいても安心とは言えません。

窓ガラスは建物の中でも外部の影響を受けやすく、揺れの大きさや設置状況によって被害の出方が変わります。どの窓が危険になりやすいのか、どのような対策を取るべきかは、事前に知っておかないと判断が難しい点でもあります。

地震によるガラス被害を防ぐには、割れやすい窓の特徴を把握し、日常のうちに具体的な備えを進めておくことが重要です。この記事では、地震時に注意したい窓ガラスのポイントと、家庭で取り入れやすい対策の考え方を整理しています。突然の揺れに備えるための判断材料として、ぜひ役立ててください。

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1. 窓ガラスが地震で割れる原因と危険性

家具の転倒や窓枠のゆがみによる破損リスク

地震で粉々になった窓ガラスの写真

地震で窓ガラスが割れる原因として、大きく二つが挙げられます。一つは、倒れた家具が窓ガラスに当たったときの衝撃です。もう一つは、揺れによって窓枠がゆがみ、その変形にガラスが耐えられずに起こる損壊です。原因は異なりますが、割れたガラスが危険である点に変わりはありません。

床に散乱した小さなガラス片は、足裏に刺さって抜けなくなることもあり、思わぬケガにつながります。一瞬の揺れで多くの破片が飛び散るため、状況によっては大きなケガを負う可能性も否定できません。

また、ガラスの形状や取り付け状態によっては、割れずにそのまま落下するケースもあります。割れない分、安全に感じるかもしれませんが、ガラス自体は非常に重く、落下の衝撃で割れる可能性もあります。さらに、倒れた家具が原因の場合、ガラス片が屋外へ飛び散り、周囲に被害が及ぶおそれがあります。住宅が密集するエリアでは、特に注意が必要です。

こうした危険性は多くの方が理解していても、実際の対策まで手が回っていないケースは少なくありません。いつ起こるかわからない地震だからこそ、窓ガラスが割れることで生じる被害を想定し、割れないための対策と、割れた場合を想定した備えの両方を意識しておくことが重要です。

2. 地震時に窓ガラスが割れやすくなる震度と条件

震度の目安と経年劣化による影響

地震で穴が開いた窓ガラスの写真

気象庁が公開している「気象庁震度階級関連解説表」によると、窓ガラスが割れる可能性があるのは震度5弱以上とされています。棚の食器や本、置物など、不安定なものが倒れるほどの大きな揺れが目安です。ただし、すべての窓ガラスが同じタイミングで割れるわけではなく、割れやすさには差があります。

普段から直射日光や雨風にさらされている窓ガラスは、年月の経過とともに劣化が進み、ガラス自体がもろくなっていきます。劣化が進行すると、地震が起きていなくても突然破損し、「何もしていないのに窓ガラスが割れた」と感じる状況につながる場合もあります。

同じ窓ガラスであっても、経年劣化が進んだものほど地震時に割れやすくなります。すでに亀裂が入っている場合は特に注意が必要で、小さな揺れでも耐えきれずに割れてしまう可能性があります。

また、周囲の物理的な条件によっても危険度は変わります。例えば、窓ガラスの近くに設置された食器棚は、大きな揺れで転倒するとガラスに直接衝撃を与える原因になります。さらに、ベッドの配置にも注意が必要で、就寝中に地震が起きた場合、すぐに避難できず、上からガラス片が落下する状況も想定しておかなければなりません。

窓ガラスに限らず、新しいものは古いものに比べて衝撃に強い傾向があります。日常生活の中で細部まで確認する機会は少ないかもしれませんが、気付いたときに状態をチェックし、劣化が見られる場合は交換を検討することも、安全対策の一つといえるでしょう。

3. 地震発生時に窓ガラスの被害を抑えるためにできる備え

フィルムやカーテンを使った現実的な対策

レースカーテンを開けている窓ガラスの写真

自然現象そのものを防ぐことはできませんが、被害を最小限に抑える備えは可能です。窓ガラスについても例外ではなく、事前の工夫によって割れた際の危険性を下げることができます。

もっとも取り入れやすい方法の一つが、窓ガラス用フィルムを貼る対策です。フィルムを貼ることで、万が一ガラスが割れた場合でも、破片が飛び散るのをフィルム全体で抑える仕組みになっています。貼り付け作業も比較的簡単で、専門的な工具を使わずに対応できる点も特徴です。

フィルムには複数の種類があり、日射熱や紫外線を抑えるもの、防犯性能を高めるものなども販売されています。地震によるガラス破損時のケガ防止だけでなく、防犯面や日常の快適性向上にもつながる点が大きなメリットです。

また、強い揺れでガラスが割れてしまった場合を想定した備えも欠かせません。日常的に意識しやすい対策として挙げられるのが、カーテンやレースカーテンを閉めておくことです。ガラスが割れると破片は広範囲に飛び散り、就寝中であれば体に降りかかる危険性がありますが、カーテンを閉めておくことで散乱をある程度抑えられます。

さらに、割れた後に室内を移動する際、床に散ったガラス片を踏んでしまうリスクも下げることができます。普段は意識せずに使っているカーテンですが、非常時には身を守る役割を果たします。

このほかにも、家具の配置を見直したり、転倒防止器具を設置したりすることで、ガラスに直接衝撃が加わる状況を減らすことができます。すぐに実践できる対策も多いため、できることから一つずつ取り入れ、安全性を高めていきましょう。

4. 地震に強い窓ガラスとは?

割れにくさや破片の危険性を抑えるガラスの特徴

重ねられた合わせガラスの写真

窓ガラスには種類ごとに異なる特性があり、地震時の安全性にも差があります。割れにくさだけでなく、割れたあとの破片がどのような状態になるかも重要な判断ポイントです。

一つ目が、ガラスの内部にワイヤー(針金)を通した網入りガラスです。衝撃に対して特別強いわけではありませんが、内部のワイヤーによってガラス片が大きく飛び散るのを抑えやすい構造になっています。そのため、割れた際の二次被害を軽減しやすい点が特徴です。

二つ目は合わせガラスです。2枚以上のガラスを特殊な樹脂で貼り合わせた構造で、自動車のフロントガラスにも使われています。樹脂膜が割れたガラスを吸着するため、破片の散乱を大きく減らすことができます。地震時の安全性に加え、防犯性や防音性も高められる点が特徴です。

三つ目が強化ガラスです。一般的な板ガラスに熱処理を施して強度を高めたもので、衝撃に強い性質を持っています。万が一割れてしまった場合でも、破片が鋭利にならず粒状になるため、ケガのリスクを大幅に下げられます。

このように、窓ガラスは種類によって割れ方や安全性が異なります。設置する場所や生活動線、地震時に想定される状況を踏まえ、割れにくさや破片の安全性、貫通しにくさといった特性を比較しながら選ぶことが、安心につながります。

5. 窓ガラスの耐震リフォームは専門業者に依頼する

現地確認で適したガラスと施工を判断してもらう

ガラス業者の写真

フィルムやカーテンなどの対策に加えて、窓ガラス自体を見直したい場合は窓ガラスのリフォームも選択肢になります。例えば、経年劣化でガラスがもろくなっている場合や、亀裂が入っている場合は、地震時だけでなく日常でも破損リスクが高まりやすく、早めの対応が重要です。特に大きな窓や高所の窓は、割れた際の危険性や片付けの負担も大きくなります。

一方で、ガラスの種類は合わせガラス強化ガラスなど複数あり、住まいの条件や窓枠の状態によって適した選び方が変わります。サイズや納まりの確認、交換可否の判断、施工手順の整理なども必要になるため、知識がないまま進めるとミスや追加費用につながることがあります。安全性を重視して確実に対策したい場合は、現地を確認できる専門業者に依頼し、適したガラスと施工内容を提案してもらうことが重要です。

また、リフォームを検討する際は、家の中の動線や家具配置も含めて相談すると、想定されるリスクに合わせた提案を受けやすくなります。見積もりの内訳や施工範囲、工期の目安も確認し、納得したうえで進めることで、地震対策としての効果と日常の安心感を両立しやすくなります。

6.まとめ|窓ガラス対策が家全体の安全につながる理由

二次被害を防ぐために意識したいポイント

耐震住宅のイメージ画像

地震では揺れそのものだけでなく、地割れや火災といった二次被害が起こることも多く、そのたびにさまざまな対策が積み重ねられてきました。家具の転倒防止や安全な場所への避難、身を守る姿勢など、日常的に取り組める備えは多くありますが、その一つとして見落とされやすいのが窓ガラスへの対策です。

実際に経験しなければ実感しにくいものの、割れた窓ガラスは人を容易に傷つける危険性があります。特に小さな子どもがいる家庭では、床に散った破片や落下してくるガラスによるケガのリスクを想定しておく必要があります。家の中が一見安全に見えても、周囲から倒れてきた家具や物がガラスに当たり、破損につながるケースも少なくありません。

まずは「地震が起きたときに何が起こり得るのか」を具体的に想像することが、窓ガラス対策の第一歩です。窓ガラスの一部が割れただけでも、大きなケガや生活への支障につながる可能性があります。

窓ガラス一つに備えを施すだけでも、日常の安心感は大きく変わります。「もしものとき」を前提にした心がけや対策を積み重ねることで、家全体の安全性を高めることができるでしょう。今の暮らしを守るためにも、できるところから窓ガラスへの意識を高めていきましょう。

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