【芝生のお手入れ】方法や注意点、手入れにかかる費用の相場などについてご紹介します!
公開日:2022.8.23 更新日:2024.4.15
庭にある芝生をきれいな状態にしたい場合、こまめなお手入れが必要です。しかし、芝をどのようにしてきれいにするのか、方法が分からない人も多いのではないでしょうか。
この記事では芝生の特徴やお手入れ方法、費用相場、注意点についてお伝えます。この記事を参考に、芝生をきれいな状態に整えましょう。
庭にある芝生をきれいな状態にしたい場合、こまめなお手入れが必要です。しかし、芝をどのようにしてきれいにするのか、方法が分からない人も多いのではないでしょうか。
この記事では芝生の特徴やお手入れ方法、費用相場、注意点についてお伝えます。この記事を参考に、芝生をきれいな状態に整えましょう。
芝生は、西洋芝と日本芝の2種類に大まかに分かれています。
この2種類の大きな違いは寒さや暑さへの強さです。
西洋芝は寒さに強く緑の状態を1年中維持できます。しかし、日本芝は冬は枯れてしまい、冬眠状態になります。
また、メンテナンスのしやすさも違いがあります。
西洋芝は日本芝と比べると成長が早いため、こまめな手入れが必要です。その点では日本芝の方が手入れが楽といえます。
すでに植わっている芝でも、冬の芝の状態、葉の色や幅、葉の配列、葉の先端の形などから、細かい品種まで特定可能です。
芝生は手入れのしやすさはもちろんですが、植えた場所の環境に適しているかどうかが、芝をきれいに育てられるかどうかの分かれ目でしょう。まずは育てたい場所の状態や環境を調べた上で芝生を選ぶことが大切です。
日本芝で多いのは高麗芝です。高温多湿に強い芝で病害虫に強いです。
西洋芝はベントグラスやブルーグラスなどが寒さに強い芝です。年中緑の状態を維持できるため、北海道などのゴルフ場でよく使われています。
西洋芝は暑さに弱いものもありますが、逆のものもあります。それがバミューダグラスなどの種類です。
目的に合わせた芝選びが芝生を育てる上で、大切です。
芝生はきれいな状態を維持したいのであれば、こまめなお手入れが大切です。
春から夏は1週間から1ヶ月に一度の芝刈りを行います。特に夏は成長が早いため、細かい芝刈りをするようにしましょう。刈るときには生長点より下を刈ってしまわないことです。生長点より下まで刈ってしまうと、芝が成長しにくくなります。
芝を刈るときは、芝刈り機または芝刈りハサミを使います。芝刈り用の電動バリカンなども選択肢です。芝刈りの面積が広い場合は芝刈り機が効率的に作業が進められます。しかし、芝刈り機では細かい部分まで作業ができません。その部分を芝刈り挟みや電動バリカンを使いながら整えていきましょう。
刈った芝はそのままにしておくのではなく、熊手などを使いながらしっかりと取り除いてください。そのままにしておくと、病気や害虫が発生しやすくなります。
また、芝刈りの前に雑草を抜いていくことも大切です。雑草は大きくなる前に抜いておくのがベターです。
除草剤を使うと簡単に雑草を駆除できますが、子どもやペットがいるご家庭の場合はあまり使いたくないものです。できるだけ手できれいに取り除きましょう。
芝生は平米あたりで作業単価を出すことが一般的で、1平米あたり500円ほどかかります。あまりにも面積が狭い場合は、最小金額として8,000円以上はかかると考えておきましょう。
また、刈った芝を処分するための費用も必要です。こちらも作業範囲や芝の量に応じて処分料が変わりますが、大まかに500円からの費用がかかると考えてください。
ただし、これは作業を行う場合の値段であることが多いです。作業は自分でやるがゴミは処分して欲しい、という要望は答えられないことが多いでしょう。
芝刈りを依頼する際はどこまでの作業が入っているかも確認しておきましょう。雑草の処分は行うのかは最低限確認しておきたいポイントです。
芝生をより育てるためのオプション作業を行ってくれる場合もあります。
エアレーションや目土入れ、肥料を与える、補修などです。これらの作業は別途費用がかかるような内容がほとんどのため、作業に含まれていないことが多いです。
これらも平米あたり300円から500円くらいの費用がかかります。
あらかじめ作業して欲しい内容があれば確認しておきましょう。
芝生のお手入れは、定期的な作業が必要です。そのため、適切なやり方で行うだけではなく、スピーディに行うことを意識しましょう。
芝刈り機を使う場合、まずは雑草の除去と、芝生をきれいにすることから始めます。ゴミがあると、芝刈り機の作業の邪魔になり、余分な時間が取られてしまい、芝刈り機の刃が傷む可能性もあるので注意が必要です。
次に芝刈り機の高さを適切にすることが大切です。芝刈り機の高さは2cm〜3cmほどにしておきます。あまりに高すぎると、すぐに成長してしまい、またすぐに芝刈りが必要になってしまいやすいです。
しかし、刈りすぎてしまうのも好ましくありません。刈りすぎると成長が止まる可能性があります。そのため、2cmを下回らないよう切り込むようにしてください。
また、芝刈りをして残った芝は熊手を使って取り除きます。芝刈り後に落ちた芝や、枯れて落ちた芝を除去する作業をサッチングと呼びます。サッチングをしておかなければ水が溜まりやすくなり、害虫の発生や病気の原因になります。
水やりは芝刈りの前には与えないようにし、芝刈り後にたっぷりと与えましょう。水やりは多すぎてもいけませんが、たっぷりと与えて与えてあげるようにしてください。
また、芝刈り機を使った後はしっかりと掃除しましょう。掃除をしておけば、芝刈り機の寿命も伸び、次に使うときも楽になります。
この記事では芝生の特徴やお手入れ方法、費用、注意点について解説しました。
芝生のお手入れはこまめな作業を行うことが欠かせません。芝生は面積が広くなると、個人での管理も難しくなります。
この記事を参考に効率よく芝生のお手入れを行い、きれいな状態を維持しましょう。どうしても難しい場合は業者に依頼することも選択肢です。