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小さい蟻の退治方法とは?具体的なやり方や予防方法について

公開日:2023.3.16 更新日:2024.4.19
小さい蟻の退治方法とは?具体的なやり方や予防方法について

どこからともなく家の中に現れる小さい蟻。
そんな蟻が現れる場合、自宅に何かしらの原因がありますので、すぐに究明する必要があります。

今回はそんな家に現れる小さい蟻の発生原因や退治する方法、具体的な予防方法について解説していきます。

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1.小さい蟻の正体とは?

家に現れる小さい蟻の種類

列になっているアリの写真

基本的に屋外で活動をする蟻ですが、住宅に侵入してくる場合があります。
特に小さい蟻は個体数が多いため、退治するのに手間がかかるケースが多いです。

そうした小さい蟻には、以下の種類が挙げられます。

・ヒメアリ
体長が2mmほどしかない小さな蟻です。
体の色は光沢のある黄褐色で、腹部が黒色をしているのが特徴的です。

暖かい場所を好み、冬になると寒さをしのぐために屋内へとやってきます。
枯れた草木を特に好むため、建材を住処にする場合が多いです。

また、攻撃性が高い特徴から、近づいた人を噛むことがありますので要注意です。

・イエヒメアリ
アフリカに生息していた蟻で、最近では北海道を含む国内各地で目撃されています。
体長は2~5mmほどで、光沢感がなく茶色い体をしています。
家に置いてある食べ物や調味料はもちろん、家にいる自分よりも小さな虫も捕食します。

寒さに弱く日本の気候ではほとんど外での生息ができないことから、人間の家などの建物内に巣を作ります。

・ルリアリ
紫の混ざった紺色に近い体色の蟻です。
基本的に集団で行動している、多い場合にはその数が500匹になることもあります。

機械油を好む特性があるため、電化製品の内側に巣が作られることがあります。

2.家に小さい蟻が現れる原因とは?

主な原因

餌を運ぶアリの絵

自宅のさまざまなところには蟻を寄せつける原因があります。
小さい蟻を退治するには、まずはこの原因を知っておきましょう。

・わかりやすい場所に食べ物が置いてある
目の届きやすい場所に食べ物が放置していると蟻が寄ってきやすいです。
実は蟻は嗅覚がすぐれているため、食べ物匂いがするとそれにつられて家の中に侵入してきます。体の小さな蟻はあらゆる些細な隙間から家の中に入れてしまうのです。

特にジュースの缶やお菓子の甘い香りは、外にいる小さい蟻たちが自宅内へと引き寄せられる要因となりますので、密閉して保管するなどして気をつけましょう。

・暖かく快適な環境であるため
イエヒメアリをはじめ、多くの蟻は高温の環境を好みます。
特に冬場は外の気温が低いことから、寒さを逃れるために家にやって来ます。
そのため気温が低くなっても、決して油断してはいけません。

・外にあるものにくっついていた
その他、蟻を家の中に入れてしまう原因として、外にあった新聞紙やダンボール、植木鉢などを屋内に移動させる際についてきたということも挙げられます。
そのため、ベランダや庭など外にある不要なものは出来る限り処分し、家の中に入れる場合は細心の注意を払うようにしましょう。

3.小さい蟻の退治方法

具体的なやり方

駆除スプレーを使ってアリを退治する絵

小さい蟻は、市販されているアイテムを活用すれば退治することができます。

小さい蟻の主な退治方法は以下の通りです。

・毒エサを仕掛ける
毒エサは巣で暮らしている仲間ごとまとめて退治するのに役立つアイテムです。
蟻が出現すると思われる場所に置いておくだけで、後は自分たちで巣の中まで運んでくれます。

毒エサを住処まで持っていき、そこで暮らしている幼虫や女王アリなどに分け与えます。その結果、食べた蟻たちが死に絶えていきます。

しかし、蟻の種類によってはその小ささから、毒エサをそのままの状態では重くて持ち帰ることができない場合があります。
そのため体が小さい蟻でも持ち運びがしやすいように、細かく砕いておく必要があります。

もしそれでも持ち帰ってくれない場合は、砕いた毒エサを砂糖水を周りに仕込んだり、持ち帰りやすい食べ物に混ぜておいたりしてみましょう。

・スプレータイプの駆除剤を撒いておく
スプレータイプの殺虫剤を使う方法も有効です。
手が届く場所に置いておけばいつでも使える上、短時間で退治することが可能です。
しかし女王アリなど巣の中にいる蟻は退治できません。

家の中で偶然小さい蟻を見つけて退治したい時におすすめの方法です。

4.小さい蟻の予防方法

具体的な予防方法

タッパーに入った食べ物を冷蔵庫に入れている写真

自宅内での小さい蟻による被害を無くしていくには、予防方法にもついて知っておくことが大切です。
具体的な予防方法は、以下の通りです。

・蟻が寄り付かない環境にする
蟻は何でも食べる昆虫であり、家に置いてあるものを狙ってきます。そのため肉や果物、甘いお菓子などは冷蔵庫などにしまっておきましょう。

また、生ゴミをきちんと処分したり、冷蔵庫に入れられない食材は蓋が付いている容器に入れて密閉したりする方法も有効です。

・わずかな隙間でもしっかり塞いでおく
蟻は体が非常に小さいため、窓や床下の隙間、ヒビが入っている壁などからも侵入してきます。
そのため住宅用の補修パテですき間を埋めておく、リフォーム業者に頼んでヒビが入っている箇所を修繕してもらうなどの対策をとっておきましょう。
ちょっとした隙間でも侵入経路になり得るので、きちんと防いでおくことが重要です。

・蟻専用の忌避剤を撒く
忌避剤には蟻が嫌うにおいや成分がありますの、寄り付きにくい環境にしてくれます。
自宅の外に忌避剤を散布させておけば、外にいる蟻たちが嫌がり、家に近づこうとしなくなります。

また、市販されている忌避剤でなくても、レモンや酢も代わりとして利用できます。
蟻はレモンに含まれるクエン酸やお酢を嫌うため、家の周りに撒いておくことで効果を発揮します。

5.小さい蟻の退治を専門業者に依頼するといくらかかる?

小さい蟻の退治費用

蜂の駆除を行う事業者の絵

家に現れる小さい蟻は市販されているアイテムで退治することが可能です。
しかし、個体数が非常に多いことから、個人では退治しきれない場合もあります。

また、蟻の巣を駆除しないと、蟻が再発する可能性がありますが、すべての蟻の巣を特定するのは素人には難しいです。

そんな時におすすめなのが、害虫駆除業者です。

業者に蟻退治を依頼した場合、費用相場は1坪あたり5,000~10,000円ほどとなります。
また、実際の作業費用の他にも、巣がある場所の環境や使用する薬剤、ご自宅の被害状況などによっても、費用が変動していきます。
さらに業者に自宅まで駆けつけてもらうのに、出張費用も別途加算されます。

害虫駆除業者に小さい蟻を退治してもらうとそれなりの金額がかかりますが、そんな費用を少しでも安くできる方法がありますので、ご紹介します。

一つは複数の業者の見積もりを見比べることです。
複数の業者の見積もりを比較することで、蟻退治にかかる費用相場を知ることができます。同時に高額な請求を行う悪徳業者を排除することもできます。

さらに見積もりをとっておくことで、他の業者と価格交渉する際の材料にも利用できます。

もう一つは、なるべく早く業者に対応してもらうことです。
早めに業者に連絡して駆除してもらえば被害が少なくて済む上、かかる費用も安くなる場合があります。
自宅内で小さい蟻の姿を発見したら、すぐに業者に連絡して対処してもらいましょう。

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