芝生の雑草をどうにかしたい!手入れのコツや雑草予防について解説
公開日:2024.11.12
ご自宅の庭の芝生に雑草が生えていれば、手入れが気になる方もいるでしょう。雑草の手入れがされていない芝生は見た目も悪く、放置しておくのはおすすめできません。
この記事では、雑草が生えた芝生の手入れの仕方について、駆除方法なども交えて解説します。
ご自宅の庭の芝生に雑草が生えていれば、手入れが気になる方もいるでしょう。雑草の手入れがされていない芝生は見た目も悪く、放置しておくのはおすすめできません。
この記事では、雑草が生えた芝生の手入れの仕方について、駆除方法なども交えて解説します。
雑草は生命力が強く、ひとたび草刈りを終わらせてもまたすぐに生えてきます。草刈りや除草に体力を要するため、忙しいときはついつい雑草を放置しがちです。
ただし、生えてきた雑草はそのままにしておくのはおすすめしません。なぜなら、メヒシバやオヒシバなど、芝生に悪影響を及ぼす雑草が存在するからです。
・雑草は芝生の成長を邪魔する
雑草が成長すると、芝生が必要とする日光が遮られたり、雑草が芝生から栄養を奪うことがあります。これにより、芝生に栄養が不足し、結果として芝生の成長が阻害される可能性があります。
・雑草によって芝生の景観が損なわれる
芝生は一様な色や質感が美しいですが、雑草が生えるとその一様性が壊れます。雑草の混ざった部分は均一でなくなり、芝生全体の美しさが損なわれます。
・雑草は小さいうちに抜く
雑草は生命力も繁殖力も強いため、取り除くのが大変です。ただし、だからといって放置するとどんどん伸びて、人の力では取り除くのが難しくなります。芝の生育を邪魔されたり景観が損なわれたりする恐れもあるため、放置してはいけません。
そのため、雑草は小さいうちに抜いておきましょう。除草剤の使用もおすすめですが、植えている芝生や花に影響があってはいけません。
芝生に雑草を生やさないようにするには、以下の3点が大切です。
・芝刈りをする
芝刈りをしておくと、芝生の密度を上げられます。芝生は、芝刈りによって成長が止められると、芽の数を増やして密度を高くする性質があるからです。
密度が高くなると、雑草が侵入する余地がなくなるうえに、密度があって緑のじゅうたんのように見えるため見栄えが良くなります。
芝刈りは、5月〜10月の間に月に1〜4回おこないましょう。特に、生育が盛んな夏は、週に1回 行うようにしてください。
・肥料を与える時期に注意する
芝生に肥料を与えるのであれば、芝が成長し始める3月から、10月までおこなってください。なぜ10月までなのかというと、11月以降は芝生が休眠期に入り、栄養を吸収しないからです。
その代わりに雑草が栄養を吸収してしまうため、雑草対策において逆効果です。
また、夏は芝の葉が肥料焼けを起こす恐れがあるため、控えてください。
・こまめに雑草を取り除く
雑草が生えているときは、小さいうちに根ごと取り除きましょう。
雑草の除去は、手で取れる場合は手作業でおこなってください。芝を張って1年目は根っこの張り具合が十分でないため、薬剤の影響を受けやすいからです。
芝生の雑草の駆除方法には、以下の3種類があります。
・手で抜き取る
一番良い方法は、手で抜き取ることです。先ほど解説したように、芝生を植えて1年目は根の張りがまだ十分でないため、除草剤の影響を強く受けます。
加えて除草剤はさまざまなデメリットがあるため、できることなら手作業がおすすめです。
雑草が増える前に、コツコツと抜いていきましょう。
・芝生と一緒に芝刈り機で刈る
雑草と伸びた芝生を一緒に芝刈り機で刈りこむことも可能です。ただし、芝刈り機を使うと、雑草の種子が飛ぶデメリットがあります。
おまけに、芝刈りの時期に生育時期を迎える雑草があるため、そういった雑草の種が飛ぶとさらに雑草が増殖してしまいます。
また、芝刈り機では雑草の地下茎は取り除けないため、スギナやドクダミといった、地下茎が残っていると増えるタイプの雑草には効果がありません。
こういった雑草は、やはり手作業で抜き取るしかありません。
・除草剤を使う
除草剤を使って、芝に生える雑草を枯らすことも可能です。
ただし、日本芝と西洋芝とでは使える除草剤が異なるので注意してください。
選択を間違えると、芝生を枯らしてしまいます。次項で除草剤を使用する際の注意点について解説します。
除草剤も芝生の雑草の除去に効果的です。ただし、除草剤には発芽抑制剤や茎葉処理剤といった種類があるため、種類を間違えると芝生を枯らしてしまいます。
除草剤を使う際には、雑草の種類を見分けなくてはいけません。おまけに、西洋芝用の除草剤と日本芝用の除草剤とに分かれているため、商品を間違えてはいけません。
・除草剤を選ぶ
芝生に生える雑草にはイネ科の雑草が多いため、専用の除草剤を買っておきましょう。
タンポポといった広葉の雑草も存在しますが、葉の形で見分けられます。イネ科の雑草は稲のように細長く、歯が広い場合は広葉雑草です。
・発芽抑制剤を使う
スズメノカタビラやメヒシバやオヒシバといった種で増える雑草には、発芽抑制剤を使ってください。
メヒシバやオヒシバはイネに似た植物であるため、見分けがつきやすいでしょう。
発芽抑制剤を使う場合は、発芽する3月と10月がおすすめです。
・茎葉処理剤
スギナやカタバミといった、地下茎で増える雑草も存在しています。カタバミは黄色い花を咲かせ、葉の形がクローバーに似ています。また、白い花を咲かせるシロツメクサも、地下茎で増える雑草です。
こうした雑草には、茎葉処理剤を使ってください。おすすめの時期は3月・5月・10月です。
シバキープ プラスV 2kg
芝生の手入れをするのであれば、雑草を手で抜いたり、芝刈りをしたりしなくてはいけません。
面倒に感じるのであれば、芝生の手入れの専門業者に依頼するのがおすすめです。
多くの業者が存在するため、どれを選べば良いのか分からない可能性があります。その場合は、以下の3つで選びましょう。
①自分のケースと似た以来の施工実績があるか
②保障内容や施工内容が自分の希望と合っているか
③コミュニケーションが円滑か
日本芝と西洋芝とでは、手入れの方法が異なるため、自分が植えている芝と同じ対応経験があるかどうかをチェックしてください。
口コミに自分と似たケースの施工事例があれば、それだけで施工実績があるといえるでしょう。
また、芝生は庭にとって大きな存在であるため、大事に扱わなくてはいけません。そのため、芝生を大事に扱ってくれるような信頼できる業者を選ぶのが大切です。
信頼できるかどうかは、電話や訪問時のコミュニケーションからチェックできます。もし対応が適当であれば、仕事も適当である可能性があります。
そして、施工内容や保障内容を確認しておいて、自分のケースと合っているかをチェックするのも大切です。
実際に口コミを参考にして、業者を選ぶことも大切です。
特に「庭につるや枝がうっそうとしていたけれどテキパキと作業してきれいにしてくれた」といった具合に、具体的な口コミがあれば信頼性が高まります。
また、口コミの数が多い上に評価が高ければ、多くの人に信頼されている証になります。