猫の網戸対策は必須!主な理由や具体的な対処方法について
公開日:2022.4.22
更新日:2025.10.24
「ペットの猫が網戸によじ登って穴が開いてしまった…」「猫が勝手に網戸を開けるようになったから脱走しないか心配…」
など、猫を飼っていると時々網戸のトラブルに見舞われることがあります。かといってお部屋の換気のためにも網戸を使わないわけにもいきません。
そのため、日頃から網戸の周りをきちんと対策しておく必要があります。
今回は自分でできる猫の網戸対策について解説していきます。
合わせて破れた網戸の補修にかかる費用相場などについてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR
1.猫を飼っていると網戸対策が必要になる理由とは?
いたずらで破れることも
お部屋の風通しを良くしてくれる網戸ですが、時として猫にいたずらされることがあります。そのため、網戸には猫のいたずら対策をしておく必要があります。
主ないたずらは次の通り。
網戸を勝手に開ける
ペットとして飼われている猫は、飼い主の行動をよく観察しています。 日常的に網戸を開け閉めする様子を見て、「自分もできるかもしれない」と試すことがあります。
猫の観察力は非常に鋭く、ドアノブを回せばドアが開くことや、網戸を横にスライドさせて開ける仕組みまで覚えてしまうこともあります。
一度その方法を覚えると、繰り返し網戸を開けようとするため、脱走防止の観点からも注意が必要です。
網戸を破る
猫にとって網戸は、動くものや爪が引っかかる素材としておもちゃのように感じられることがあります。 高い場所が好きな猫は、キャットタワーのように網戸を登ろうとすることも。
しかし、多くの網戸にはポリプロピレン素材が使われており、強度はそれほど高くありません。
よじ登っている最中に破れてしまうケースもあります。
また、ストレス発散や爪とぎの代わりに網戸を引っかくこともあり、その結果として穴や破れができてしまいます。
網戸の枠を壊す
複数の猫を飼っている家庭では、じゃれ合いの最中に網戸へ勢いよくぶつかることがあります。 その衝撃で網戸がレールから外れたり、枠が歪んだりすることもあります。
一見小さないたずらに見えても、放置すると開閉がスムーズにできなくなったり、隙間から脱走したりするリスクがあるため、早めの補修や対策が大切です。
2.猫の網戸対策のやり方
爪切りや、網戸ストッパー・ペットフェンスの取り付けなど
そんな網戸における猫のいたずら対策はいくつかあります。主な対策は次の通りです。
猫の爪を切っておく
前述したように、猫は網戸を引っかくことがあります。 そのため、定期的に猫の爪を切っておくことが大切です。
また、猫の好みに合った爪とぎを用意しておくと、網戸を傷つけるリスクを減らすことができます。
いつでもガリガリできる環境を作り、ストレス発散の場を確保してあげましょう。
▶猫壱 爪切り 猫 スパッと切れる 合金鋼 日本製

岐阜県関市の職人がひとつずつ丁寧に仕上げた、日本製の猫用爪切りです。厚さ1.5mmの極薄刃がスッと爪に入り、割れや欠けを防ぎながらきれいにカット。滑り止め付きのハンドルで持ちやすく、左右どちらの手でも使えます。切れ味のよいステンレス刃で、猫の爪切り時間を短く、ストレスの少ないものに。網戸へのひっかき対策にもぴったりな、猫壱のこだわりが詰まった一本です。可愛いデザインで、毎日のケアが少し楽しみになるアイテム。
- 参考価格
- ¥2,728(税込)
- ブランド
- 猫壱
引っ掻き防止スプレーを撒いておく
猫の引っかき癖から身の回りのものを守るアイテムとして、引っ掻き防止スプレーがあります。 このスプレーには天然柑橘系オイルや木酢液、山葵など、猫が嫌がる成分が含まれており、網戸に近づきにくくなります。
スプレーを噴射するだけの手軽な方法ですが、猫によっては効果に個体差があります。
効果が見られない場合は、別の方法と併用してみましょう。
網戸ストッパーを取り付ける
猫が網戸を開閉してしまういたずらを防ぐには、網戸ストッパーが有効です。 使い方は簡単で、ストッパー(ロック)を粘着テープで網戸に貼り付けるだけ。 これにより、猫が力を加えても網戸をスライドさせにくくなります。
インターネット通販のほか、ホームセンターや100円ショップなどでも手軽に購入できます。
ペットフェンスを置く
猫が網戸に直接触れるのを防ぐには、ペット用フェンスを設置する方法があります。 フェンスを置くだけで猫が網戸に近づけなくなるため、破れや爪とぎによる損傷を防ぐことができます。
ただし、設置すると窓の開閉がややしにくくなる点には注意が必要です。使いやすさを考慮して、取り外しやすいタイプを選ぶとよいでしょう。
3.猫の網戸対策にはリフォームもおすすめ
自分で猫の網戸対策をする以外にも、業者にリフォームしてもらう方法もある!
自分でも猫の網戸対策を行うことはできますが、個人で作業するとどうしても仕上がりにムラが出ることがあります。
そのため、猫のいたずらを完全に防ぐのは難しい場合もあります。
そこで役に立つのが、網戸リフォームの専門業者です。
プロに依頼することで、見た目も機能性も保ちながら、より効果的に猫対策を行うことができます。リフォームによる主な猫の網戸対策方法は次の通りです。
ルーバー雨戸を設置する
ルーバー雨戸とは、ブラインドのように羽(ルーバー)が付いた雨戸のことです。 羽の角度を自由に調整できるため、雨戸を閉めた状態でも風通しを確保できるという特徴があります。
すでに雨戸があるご家庭であれば、既存の雨戸板と同じ寸法のルーバー雨戸に交換するだけで導入可能です。
さらに、台風や衝撃にも強い構造のため、猫が勝手に外へ出たり、網戸を傷つけたりするのを防ぐ効果も期待できます。
防犯網戸を設置する
窓や網戸からの侵入を防ぐ防犯網戸も、猫対策として有効です。 防犯性が高く、ちょっとした衝撃や爪による引っかきでは破れないよう設計されています。
専用の工具を使わない限り破れない構造になっているため、猫が登ったり爪を立てたりしても安心です。
さらに、防犯網戸には鍵が付いているタイプも多く、閉め忘れによる脱走のリスクも軽減できます。
4.猫の網戸を行ってくれるリフォーム業者はどうやって選ぶ?
業者選びのポイント
網戸の猫対策を依頼する際に頼りになるのが専門業者ですが、すべての業者が同じ品質とは限りません。
中には評判の良い優良業者もあれば、そうでないところもあります。
ここでは、信頼できる業者を見つけるためのポイントを紹介します。
自宅が出張エリアに対応しているか確認する
依頼前にまず確認すべきなのが、業者の出張対応エリアです。 いくら評価の高い業者でも、対応エリア外であれば依頼することはできません。
自宅から距離が近い業者を選ぶと、緊急時にもすぐに駆けつけてくれるため安心です。
また、施工後の不具合にも迅速に対応してもらえる可能性が高くなります。
業者の実績を確認する
信頼できる業者を見極めるうえで重要なのが作業実績です。 多くの業者は公式ホームページに施工事例や過去の作業実績を掲載しています。
どのような作業に対応しているのか、猫の網戸対策の施工経験があるかどうかをチェックしておくと安心です。
業者の口コミを確認する
優良業者と呼ばれるところは、依頼者からの口コミ評価が高い傾向にあります。 実際に利用した人の声は、業者のホームページや口コミサイトなどで確認できます。
対応の丁寧さや仕上がり、料金の透明性などを複数の口コミから比較すると、より信頼性の高い判断ができます。
スタッフの対応を見ておく
現場を訪問したスタッフの態度や言葉遣いも、業者選びの大切な判断材料です。 依頼者や近隣住民に対して丁寧な対応を心がけている業者ほど、作業も丁寧でトラブルが少ない傾向にあります。
見積もり時や問い合わせ時の受け答えから、しっかりと説明できているか、誠実な姿勢が見られるかを確認しましょう。
5.猫の網戸対策を業者におまかせした場合はいくらかかる?
網戸リフォームや網戸修理にかかる費用相場
業者に猫の網戸対策を依頼する際に気になるのが費用面ですよね。網戸のリフォームにかかる費用相場は以下の通りです。
・ルーバー雨戸:30,000~70,000円
・防犯網戸:40,000~100,000円
・廃材処分費:1,000~2,000円
また、穴の開いてしまった網戸の補修にかかる費用相場は以下の通りです。
・網戸の補修:15,000~30,000円
・網戸の張り替え:10,000~50,000円
ただし、上記の費用はあくまでも目安であり、作業を行う業者や網戸のサイズ・種類などによって異なります。
現場の網戸の状態によっては調整工事の費用がかかる場合もあります。
また、これ以外にも業者が自宅まで駆けつける際の出張費用が別途加算されることがあります。
ただ、猫対策のための網戸リフォーム費用を少しでも安くする方法があります。
一つは複数の業者の見積もりを比較することです。
修理にかかる費用が高額になるほど、適正価格を把握しておくことが大切です。
もし提示された見積もり金額に納得できない場合は、その場でお断りすることもできます。
最低でも3社以上から見積もりを比較しておくことで、お住まいの地域で最もお得な業者を見つけられます。
もう一つは割引キャンペーンのある業者を選ぶことです。
オンライン申し込み限定の割引や、期間限定キャンペーンなど、業者によってさまざまな特典が実施されています。
お住まいの地域でお得なキャンペーンを行っている業者がないか、事前に確認してみましょう。
おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR