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芝生のエアレーションに適した時期とは?おすすめの道具や方法についてもご紹介

公開日:2022.9.21 更新日:2024.4.17
芝生のエアレーションに適した時期とは?おすすめの道具や方法についてもご紹介

自宅のお庭の芝生は定期的なお手入れが必要があります。そんな時、「エアレーション」という作業を行うことで、芝生をきれいな状態に保つことができます。

今回はそんな芝生のエアレーションを行うのに適した時期や具体的なやり方について解説していきます。

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1.芝生のエアレーションとは?

エアレーションを行う理由

エアレーションが行われた庭の写真

自宅の芝生のお手入れをするために重要な作業のひとつがエアレーションです。

エアレーションとは、芝生の土壌に穴をあける作業のことを指します。
芝生に穴をあける理由としては、芝生が栄養を吸収しやすくすることが挙げられます。

エアレーションを行うことにより、次のような効果を得ることができます。

・硬くなった土壌をやわらかくする
芝生の根が生えている土は、人に踏まれたり、根が密集したりすることによって硬くなっていきます。
一旦土が硬くなってしまうと、芝生の根が成長しにくくなったり、成長のスピードが鈍化したりします。
エアレーションを行うことにより、芝生の成長スピードを維持することができます。

・水分を吸収しやすくする
芝生のエアレーションを行うことで、土の通水性が向上します。
芝生が生えている土に穴をあけることにより、水が地面の中まで均一に浸透し、芝生の根に浸透しやすくなります。
こうすることで、芝生が水切れしたり枯れたりするのを防ぐことができます。

・根の成長を促す
土に生えている根の一部を切り落とすことにより、芝生に刺激を与え、成長を促進させます。
植物の根は刺激が与えられることにより成長するので、定期的にエアレーションをすることをおすすめします。

2.芝生のエアレーションを行うのに適した時期とは?

最適な時期

エアレーションを行うのに最適な時期のイメージ写真

芝生のエアレーションを行う際には適切な時期に作業を行う必要があります。間違った時期に行ってしまうと、思ったほどの効果が得られなくなります。

芝生のエアレーションをするのに最適な時期は主に春(4~6月)秋(9~10月)です。
芝生の成長が本格的する夏の前にエアレーションしておくことで、夏季に十分な成長が見込めます。
そして冬を迎える前に再度エアレーションしておくことにより、芝生の成長を維持することができます。

ただ庭に生えている芝生の種類によっては、エアレーションの時期が異なる場合があります。

・暖地型芝生の時期
暖地型芝生とは高麗芝や姫高麗芝、野芝といった品種のことで、西日本地域に多く見られます。
これらの芝生は、地温15℃以上になるとエアレーションの時期に差し掛かります。

ただし、真夏は高温の影響でダメージを受けるおそれがあるので適していません。
また、冬については休眠に入ることからエアレーションは休止します。

・寒冷地型芝生の時期
寒冷地型芝はベントグラスやケンタッキーブルーグラスなどの品種で、主に北日本に見られます。
これらの芝生は寒さに強いことから、地温5℃以上でエアレーションが可能です。

夏のエアレーションには適していませんが、北海道の一部では気温の関係でできる場合があります。

3.芝生のエアレーションのやり方

エアレーションの方法をご紹介

ローンスパイクで土に穴をあけている写真

芝生のエアレーションは時期だけではなく、適切なやり方も押さえておく必要があります。
きちんとしたやり方でないと、十分な効果を得られなくなります。

芝生のエアレーションの手順は次の通りです。

1. 芝刈りをする
まずエアレーションしやすいように、生えている芝生を芝刈り機で刈っていきましょう。
目砂が芝の隙間に入りやすいように刈るのがポイントです。

2.土に穴をあける
ローンパンチやローンスパイクなどの道具を使用して土に穴をあけていきます。
この際、一定の方向に少しずつ進みながら穴をあけていくのがポイントです。

穴をあける間隔としては7cm 以下にしておくとエアレーションの効果を上げることができます。

穴の深さについては10cmを目安にしておくと地中に水が浸透しやすくなります。
もし芝生が水切れを起こしやすくて元気がない場合は、15cmまで穴をあけるといいでしょう。

3.土を回収する
エアレーションをすると引き抜いた土が周囲に集まります。
景観の保全や害中防止のために、竹ぼうきやブロワーなどを使って集めておきます。

4.目土(目砂)をする
芝生の根が直射日光に当たらないように、芝生の上に土を2〜3mmほどかぶせます。(=目土)
水はけが悪い場合は川砂を使用してください。

5.目土(目砂)を擦り込む
刷り込みブラシを使用し、開けた穴に落とすようにしながら、表面の砂を芝の根元に擦り込みます。

6.水を撒く
芝生にあけた穴や、新たに充填した目土に水をあげていきます。

4.芝生のエアレーションは専門業者にお任せ

業者をおすすめする理由

草刈り機で芝を刈っている写真

このように必要な道具や手順を把握しておくことで、芝生のエアレーションを行うことができます。ただし芝生や土の状態によっては個人での対応が難しくなります。
そうした時に頼りになるのが植木屋や庭師、造園業者などのお庭の専門業者です。

専門業者をおすすめする理由は次の通り。

・プロの作業員が在籍している
専門業者には芝生にまつわるトラブルに精通したプロのスタッフが在籍しています。
業者であれば素人が行うよりも安全かつ確実に作業してもらえます。

・事前準備をしなくてもいい
専門業者は電話1本ですぐに駆けつけてくれるので、依頼者側は何も準備しなくても大丈夫です。

・さまざまな支払い方法に対応している
最近では銀行振り込み以外にも、クレジットカード決済やQRコード決済にも対応してくれる業者が数多くあります。
こうした支払い方法のメリットはポイントが貯められること。支払い方法も加味してお得に利用できる業者に頼みましょう。

・気になることを相談できる
芝生のことを知り尽くしたプロフェッショナルですので、日頃から成育のためにやっておくべきことや急なトラブルへの対応など、こちらが知りたいことに何でも答えてくれます。
些細なことでも疑問に思うことがあれば、積極的に担当スタッフに聞いてみましょう。

5.専門業者に芝生のエアレーションを依頼したときにかかる費用

具体的な費用相場

費用相場のイメージ写真

専門業者にエアレーションを依頼する際に気になるのが費用。
芝生のエアレーションにかかる費用相場は1平米あたり2,500~3,000円ほどです。
ただし、この費用はあくまでも目安であり、芝生や土の状態によっては費用が高くなることもあります。

そんな芝生のエアレーションの費用を少しでも安く抑える手段があります。

一つは業者ごとの見積もりを比較すること。
違う会社の見積もりを見比べてみることで最もお得な業者を発見することができます。
最低でも3社以上から見積もりをとると業者ごとの比較がしやすいです。

見積もりにあたっては費用の安さだけではなく、作業内容の詳細をきちんと確かめておくことも重要です。
特に安いことを強調しているところですと、アフターフォローなど必要な作業が省略されてしまっている可能性があります。

もう一つはお得な割引キャンペーンをやっている業者を検索してみること。
業者によっては期間限定割引やインターネット申し込み限定料金などが適用できるところもあります。
自宅近辺を調べてみてこうした業者がないか調べてみるといいでしょう。

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