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太陽光発電のメリット・デメリットは?設備導入にかかる費用などもご紹介

公開日:2022.10.12 更新日:2024.4.17
太陽光発電のメリット・デメリットは?設備導入にかかる費用などもご紹介

「太陽光発電システム」は、電力不足に悩む今日における画期的な供給手段として注目されています。
しかし、太陽光発電の導入にあたってはいくつか注意すべきことがあります。

今回は太陽光発電システムを導入する場合のメリット・デメリットについて解説していきます。

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1.太陽光発電のメリットとは?

太陽光発電システム導入にあたっての主なメリットをご紹介

太陽光を浴びているソーラーパネルの写真

近年注目されている太陽光発電システムにはさまざまなメリットがあります。
主なメリットは次の通り。

・電気代の節約になる
太陽光発電システムによって生み出された電力は家庭内で消費することができます。
設置しているソーラーパネルの容量やその日の天候にもよりますが、電気の自家消費によって月々の電気代をタダにすることも可能です。

・副収入を得られる
家庭に太陽光発電システムを取り入れることは副収入の確保にもつながります。
最近では売電と言って、余った電力を電力会社に売ることができます。固定価格買取制度があるおかげで、一定額での売却が可能になっています。

・環境にやさしい
太陽光発電は環境にやさしい発電方法でもあります。
太陽光を電気に変換するシステムであることから、電力がつくられる際に二酸化炭素を排出しません。

また、環境にやさしい電力システムを導入することで、家庭での環境に対する意識も高めることができます。

・低コストで設置できる
これまでは太陽光発電システムを導入するには100~300万円の費用負担がかかりました。こうしたこともあり、住宅における発電システムの普及はあまり進みませんでした。

近年ではメーカーの技術革新や行政の補助金制度などにより、100万円以下でも太陽光発電システムを設置することが可能です。

2.太陽光発電のデメリットとは?

太陽光発電システム導入にあたっての主なデメリットをご紹介

消費電力や買電量を示すパネルの写真

太陽光発電システムは上記のようなメリットがある一方で、デメリットも存在します。
主なデメリットは次の通り。

・設置場所を確保する必要がある
太陽光発電システムの導入にあたって最大の課題となるのが設置場所の確保です。
一般的な住宅の場合ですと、戸建の屋根の上に太陽光パネルを設置します。

新しく住宅を建設する場合は太陽光パネルの導入に合わせて屋根を設計することができますが、既存の住宅ですと屋根の構造や向きによっては設置できない場合があります。

また、パネルを設置しようとすると、瓦を外したり、屋根に穴を空けたりしなければならないこともあります。
人によってはこうした工事に抵抗を感じることもあるでしょう。

・定期的なメンテナンスが必要になる
2017年4月1日から、太陽光発電システムのメンテナンスが義務化されています。
メンテナンスにかかる費用の相場は50,000円前後であり、もしこれを怠ると罰則対象となってしまいます。

ただメンテナンスを行う頻度は数年に1回であり、多くのメーカーでは保証期間が設けられています。

・天候によっては必要な電力が得られない
太陽光発電システムは天候に左右されやすいです。日中でしか発電できない上、曇りや雨天では発電量が低下します。

また、冬になると日照時間が短くなるため、発電量の低下が見込まれます。

3.太陽光発電システムの導入なら専門業者にお任せ

業者をおすすめする理由

太陽光パネルの点検を行う専門事業者の写真

家庭に太陽光発電を導入する作業を行うにはそれなりの知識と経験が必要です。
ただそんな面倒な作業をやってくれるのが太陽光発電システムを取り扱う専門業者です。

太陽光発電の設置を専門業者に依頼するメリットは次の通り。

・丁寧なサポートが受けられる
業者では工事だけではなく、太陽光発電システムの導入にあたってさまざまなサポートをしてくれます。
必要書類の書き方や不備のチェックなど、依頼者にきめ細かいサービスを提供してくれます。

・施工事例や口コミを確認できる
業者のホームページには太陽光発電システムの設置事例が掲載されていますので、参考として目を通しておくといいでしょう。
また、口コミサイトでは実際に依頼された方の評価を閲覧できます。

・損害保険に加入している
太陽光発電の設置工事では時によって思わぬ事故が発生することもあります。
業者では万が一作業の途中で自宅回りのものに損害が生じた時のために損害保険に加入しています。
加入しているかどうか気になる方はあらかじめ業者に確認しておくといいでしょう。

・アフターサービスが付いている
施工不良が見つかった場合の無償対応をはじめ、さまざまなアフターサービスが付いてきます。
ただし、実施しているサービスの内容や保証期間は業者によって異なります。

4.太陽光発電システムの設置を依頼する際の業者選びのポイント

おすすめな業者の選び方

業者選びのポイントのイメージ写真

太陽光発電を業者に依頼するメリットはわかっていても、業者が多いとどこに依頼すればいいか悩んでしまいます。
そんな時のために業者選びのポイントを押さえておく必要があります。

・自宅が業者の出張エリアに入っているかを確認する
業者選びではじめに確認しておきたい項目が出張可能なエリア。
良さそうな業者であったとしても、自宅が出張エリアに入っていなければ意味がありません。
また、自宅が対応していたとしても、業者からの距離によっては出張費用が高くつくことがあります。

・太陽光発電システムにかかわる専門資格を保有している
太陽光発電システムの取り付け工事を行うには電気工事士の資格が必要となります。
専門資格は保有者に専門知識と経験を兼ね備えているという証になります。
有資格者の在籍の有無がわからない場合は、業者に問い合わせて聞いてみるといいでしょう。

・支払い方法を確認する
業者によってはクレジットカードなどキャッシュレス決済などの支払い方法もあり、手早く支払いを完了させることができます。

・スタッフの対応を見ておく
依頼者や近隣にお住まいの方のことをきちんと考えて工事をしてくれるところほど、安全を第一に作業してくれます。
現場を訪問したスタッフと話してみて、この人に任せられるかを考えておきましょう。

5.太陽光発電システムの設置にはいくらかかる?

太陽光発電システム設置にかかる具体的な費用相場

太陽光発電システムの設置費用のイメージ写真

メリットがたくさんある太陽光発電システムですが、設置を検討する際に気になるのが費用です。

家庭向けの太陽光発電システム設置の費用相場は1kWあたり200,000~350,000円です。

ただし、上記の費用はあくまでも目安であり、導入する設備や環境によってはさらに費用がかかります。
もし屋根に設置するソーラーパネルの面積を増やすとなると、工事の手間はかかるため費用は高くつきます。

屋根に設置する際は足場が必要になることから、庭などに設置するよりも費用が100,000円以上高くなります。

さらにソーラーパネルの設置工事を行う工法は数多くあり、安全性を重視する場合は費用のかかる工法を選ぶ必要があります。

ただこうした太陽光発電システムの設置費用を少しでも安くする方法があります。

一つは見積もりをとっておくこと。
見積もりには作業内容とその費用の詳細が掲載されています。
少なくとも3社以上から見積もりをとっておき、お住まいの地域で一番お得な業者を見つけることをおすすめします。

もう一つは割引キャンペーンを実施している業者を探すこと。
業者によってはオンラインで申し込みされた方限定の割引価格や、期間限定割引といった、さまざまな割引キャンペーンを実施しています。
お住まいの地域からこうしたキャンペーンを実施している業者があるか探してみましょう。

この他には自治体が実施している補助金制度を活用する方法もあります。
自治体によって申し込み期限や申請件数の上限、適用できる条件などが決められていますので、あらかじめ確認しておきましょう。

監修

一級建築士事務所 ROY株式会社

一級建築士事務所ならではの総合力で”家”に関する様々なトラブルを解決するスペシャリスト。
害虫害獣駆除・予防、総合リフォーム、お庭の作業、屋根・雨漏り工事など、対応できる作業は多岐にわたる。
新規事業として、脱炭素時代に貢献可能なエネルギー事業を展開。太陽光発電システム導入による「電気をつくる!ためる!賢くつかう!ゼロエネ生活」を提案し、一般家庭への太陽光・蓄電池・V2Hなどの導入普及の促進を計る。
<資格・著書・受賞歴など>

一級建築士事務所 神奈川県知事 第16860号
特定建設業 国土交通大臣許可 (特-31) 第27424号
神奈川県電気工事業 第20213014号

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