1. 蛇口で詰まりが起きてしまう原因とは?
蛇口がつまる原因を簡単に紹介します。ポイントはサビとフィルター(泡沫キャップ)
蛇口から水が出なかったり、水の出が悪かったりする場合は、まずは蛇口から出る水量を調整するための弁である止水栓を調節してみてください。もしかすると誰かが止水栓を締めてしまい、蛇口から水が出ない可能性があります。
それでも直らない場合は、蛇口が詰まっている可能性があります。
屋内の蛇口が詰まる原因としてはフィルター(泡沫キャップ)の目詰まりが考えられます。
このフィルター(泡沫キャップ)は水が家の中の給水管を通ってくる際に紛れ込んだゴミや錆などを取り除くために装着されていて、そこが詰まってしまうと水が出にくくなってしまいます。
特にキッチンの蛇口の場合は目の細かいフィルターがセットされていますので詰まりやすいです。
水道水にはミネラルを含む様々な成分が含有されていますので、定期的にクリーニングや交換をしないと詰まりの原因になってしまいます。
フィルター以外にも、カートリッジの故障による詰まりも考えられます。
蛇口の中には水道水をろ過するためにカートリッジが内蔵されているタイプがあります。蛇口メーカーにより異なりますが、このカートリッジには3ヵ月から1年という交換の目安が存在します。
これを費用がかかるからという理由で交換せずに放置しておくと、浄水されないばかりか故障して詰まるケースがあります。
また、カートリッジと同様にパッキンにも10年という交換目安があります。こちらのパッキンも交換しないでいるとつまりや水漏れなどを引き起こしやすくなります。
蛇口がつまる原因は上記の他にも部品の破損なども考えられます。
蛇口内のコマパッキンなどが破損して水が上手く出ないことがあります。この場合詰まりと同時に水漏れもおこります。
蛇口の詰まりは日頃のメンテナンスである程度原因を取り除くことが可能ですので、積極的にきれいにお手入れしておきましょう。
2.自分でできる蛇口詰まりの解消方法
フィルター(泡沫キャップ)の掃除が蛇口の詰まりの一番の解決方法!
自分で蛇口の詰まりを解消する手順を分かりやすく解説していきます。
最初に家の中の他の蛇口からは水が出るのかを確認して下さい。
他の蛇口からも水が出ていない場合は、家全体での給水トラブルが起こっている可能性があるので水道局や水道修理業者に相談しましょう。
他の蛇口からは水が出ている場合はその蛇口単体の問題といえます。
蛇口がつまって水が出ない場合、蛇口についているフィルター(泡沫キャップ)の掃除を行いましょう。
清掃の手順は以下の通りです。
1.まず、蛇口の止水栓を締めます。
作業の過程で何らかの衝撃がはたらき水が噴き出すことも無いとは言えません。そうなってから止水栓を締めていてはお部屋が水浸しになってしまいます。ですので水回りを触る時にはたとえ蛇口でも止水栓を締めてから作業しましょう。
2.次に、蛇口の先端に取り付けてあるキャップを反時計回りに回して外します。
蛇口の種類によっては専用の工具がないと外せない場合があるので、事前に取り扱い説明書等で確認しておきましょう。
3.外した泡沫キャップやフィルターを汚れを歯ブラシ等を使って落とします。
無理な力を加えると変形してしまう恐れがあるため注意して作業を行ってください。
汚れが頑固な場合は、1200ccの水の中にクエン酸25cc(お酢200cc)を溶かして、その中に10分~1時間ほどつけ置きすることで、汚れが取りやすくなります。
4.フィルター(泡沫キャップ)の掃除が完了したら、元通りに取り付けて作業は完了です
フィルター(泡沫キャップ)の清掃を行っても蛇口から水が出ない場合は、別の場所の詰まりや内部パーツの不具合などの他の原因が考えられます。
この場合は分解修理などが必要になるため水道修理業者に相談することをおすすめします。
自分で蛇口の本体を分解できなくもないのですが、破損した場合は新しい蛇口を購入することになりますし、ある程度の工具も必要ですので費用的に高額になる傾向があります。特に賃貸物件にお住まいの場合は決して自分で分解しないようにしましょう。
3. 蛇口の詰まりが起きる前に対策しよう!
こまめに水を使用することと、蛇口から出る水の量に注意することがポイント
私たちの身の回りには、毎日のように使用するキッチンや浴室、洗面所の蛇口から、あまり使用しないお庭の立水栓の蛇口までさまざまな蛇口が設置されています。
長期間使用していない蛇口の場合、元栓から蛇口までの給水管内部が錆びついて、それが原因でつまりを引き起こしてしまうことがあります。
それを防ぐために、利用頻度が少ない蛇口でも、あまり長い間放置せずに定期的に水を出してあげるとよいでしょう。
また、蛇口を力一杯閉めてしまうことが蛇口内部のパーツの劣化を招いてしまうケースもあります。久々に利用しようとしてひねった際に蛇口を破損してしまう原因にも繋がるため、適度な力で締めるようにしましょう。
その他にも蛇口の詰まりを予防するにあたっては、常に蛇口から出る水量に注意しておくことも大切です。
給水トラブル以外でいきなり蛇口がつまることは珍しいです。ほとんどは詰まりの前兆として水量が少なくなります。
その時点でフィルターの掃除やカートリッジの交換をしておけば、比較的詰まりを未然に防ぐことが可能になります。
4. 蛇口の詰まり解消を業者に依頼する場合の相場
蛇口詰まり修理を業者へ依頼した場合の費用相場は約8,000円~
蛇口のつまりを解消する費用相場は施工内容と部品の値段によって大きく異なります。
蛇口の部品交換程度であれば、8,000円から10,000円程で交換が可能です。
具体的な例としては蛇口のフィルターを交換するだけの作業の場合、基本料金4,000円、作業料金4,000円、新しいフィルター代金100~600円となります。
詰まり解消のために蛇口内のカートリッジを交換するケースでは、基本料金と作業料金は先ほどと同額で8,000円に加えてカートリッジ代金(メーカーにより大きく異なります)となります。
ただし、蛇口のつまりの原因が本体にあった場合蛇口本体の交換になりますが、そうなると費用は高くなります。
水栓の種類によっても金額は変化します。単水栓の場合だと10,000円程度、水とお湯が出る混合水栓の場合だと15,000円程度が平均的な交換費用となります。
さらに取付形状が壁付きの場合と、台付きの場合で少し値段が変わってきます。
他にも混合水栓の場合、ワンホール式かツーホール式かで分かれており、使用パーツの多いツーホール式だと若干費用が高くなる傾向にあります。
また、食洗機などを後付けする場合、分岐水栓を設置することがありますが、こちらの作業も10,000円から14,000円程度となっています。
上記で紹介した費用以外にも部品代や出張費などが加算されることが多いです。
さらに早朝や夜間での作業の場合は別途費用がかかるケースもありますし、一定距離以外から駆け付けた場合は出張料金を請求してくる業者もあります。作業が1時間以上かかると追加で作業料金が必要になるケースも存在します。
もちろん費用相場を知っておくことは大事ですがトラブルを避ける上でも、事前に見積もりを提示してもらって料金をしっかりと確認してから作業を依頼するようにしましょう。
焦って業者を選ぶとあまりいい結果につながりませんし、費用も高額になる事がままあります。とりあえず冷静になって3社以上から見積もりを依頼することをおすすめします。
5. まとめ
今回紹介した蛇口の詰まりトラブルを解消する情報のまとめです。
ここまでの蛇口のつまりに関する様々な情報がお役にたてたのであれば幸いです。
文中でも言いましたが、蛇口の詰まりには必ず前兆があります。そこを見逃さないようにしておくことでリスクは大幅に減少すること間違いなしです。
毎日使う場所だからこそ定期的な点検と掃除を含むメンテナンスが非常に重要になります。
また、蛇口の詰まりといっても様々な原因があり、部品交換で直せるものから本体交換が必要なもの、さらには給水管の劣化の場合なども考えられます。
ホームセンターなどでパーツを取りそろえて自分で作業をすれば安く行うことができますが、失敗した場合水漏れなどの別のトラブルに発展してしまう場合もあります。
自分での作業に不安がある場合は、蛇口の詰まり修理ははじめから水道修理業者に相談したほうが賢明でしょう。