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電子レンジの捨て方とは?主な処分方法や不用品回収業者の選び方について

公開日:2023.7.19 更新日:2024.4.17
電子レンジの捨て方とは?主な処分方法や不用品回収業者の選び方について

「電子レンジが故障した」「引っ越しを期に、電子レンジを新しくしたから古いものを捨てたい」
など、毎日の生活で欠かせない電子レンジですが、いつか処分をするタイミングが訪れます。
ただ電子レンジを捨てるにあたっては決められたルールを守る必要があります。

今回はそんな電子レンジの捨て方はもちろん、不用品回収業者の選び方についてもご紹介します。

1.電子レンジを捨てる際は家電リサイクル法に注意!

電子レンジは小型家電リサイクル法の対象となる

リサイクルのイメージ写真

電子レンジの捨て方にはルールが存在し、これを守らないといけません。

そのルールとなっているのが2013年に施行された「小型家電リサイクル法」です。
これは家電製品に含まれている鉄やアルミ、金銀胴、レアメタルをはじめとした資源を取り出して有効活用するための法律です。
電子レンジはもちろんのこと、ドライヤー、携帯端末といった使用済の小型家電製品が対象となっています。
また、電子レンジに関しては本体だけではなく、電気コードや鉄板といった付属品も対象として含まれます。

これまで電子レンジは各自治体の処理方法に基づいて、廃棄物として処分されてきました。
ただ日本国内で1年のうちに処分される電子レンジをはじめとした小型家電には、28万トンもの有用な金属が含まれていることから、いわゆる都市鉱山問題が議論されてきました。
そのような経緯から小型家電リサイクル法が成立し、今日にまで至っています。

小型家電リサイクル法では市町村や環境省、経済産業省から認定を受けた事業者が回収を行うことになっています。
もちろん粗大ゴミとして処分することも可能ですが、こうした事業者に引き取ってもらうことで使わなくなった電子レンジを有効活用してもらえます。
現在では数多くの事業者が存在するので、気軽に利用することができます。

2.電子レンジの捨て方

主な処分方法

不用品を車で回収している写真

不要になった電子レンジにはさまざまな捨て方があります。
主な処分方法は次の通り。

・業者に回収してもらう
不用品の点数が多い時は不用品回収業者が役に立ちます。
ご自身の都合のいい日程や時間帯を指定すれば業者が不用品をまとめて引き取ってくれるので便利です。

・家電量販店に依頼する
大手家電量販店では不要になった家電の回収サービスを実施しています。出張回収も可能ですが、出張費や処分費用などが発生する場合があります。

・引越し会社に依頼する
引越し会社でも不用品回収を行っているところがあります。引っ越しの際に、電子レンジなどを処分したいと思ったら、不用品回収に対応している引っ越し業者を選ぶのも手です。

・親族や友人にあげる
状態が良いものであれば、両親や友人など電子レンジを必要としている人にあげることで喜んでもらえるケースもあります。
知り合いの中で電子レンジを必要としている方がいないか声をかけてみるのもよいでしょう。

・リサイクルショップに持っていく
要らなくなった家電はリサイクルショップで買い取ってもらうことができます。その場で現金に変えられるメリットがありますが、買取金額が安くなることもあります。

また、製造年数が10年以内でないと買い取ってもらえないなどのルールがお店ごとに存在することもあるので、店舗に持っていく前に確認しておきましょう。

・フリマアプリを活用する
メルカリやラクマなどのフリマアプリを活用して電子レンジを売ることもできます。
使い方はいたって簡単で、写真を掲載し、値段を決めるだけ。利用者が多いため、出品してすぐに買取が成立する場合もあります。
最近では運営会社が個人情報保護に力を入れているので、個人情報を知らせなくても匿名で商品を送ることもできます。

3.電子レンジの処分にかかる費用はいくら?

具体的な費用相場

不用品回収のイメージ写真

電子レンジの捨て方はもちろん、その回収費用についても気になる方が多いと思います。
処分費用は回収先によって異なります。主な費用相場は次の通り。

・自治体に粗大ゴミとして出す:400円
・不用品回収業者に出す:無料~3,000円
・家電量販店に出す:無料~2,200円

ただし、上記の費用はあくまでも目安であり、回収してもらう時期や他に処分してもらいたいものがあればこれよりも高くなることがあります。

そのため、要らない電子レンジの回収費用を少しでも抑えたい方は、申し込みが集中する時期を避けることをおすすめします。
年末の大掃除の期間は不用品回収の依頼件数が増えることで、通常よりも処分費用が高めに設定されている場合が多いです。
また、新生活の準備で忙しくなる2~3月も同様に高めの傾向があります。
処分するのであれば12月中旬までを目安に専門業者に申し込むことが望ましいでしょう。

また、電子レンジ以外にも捨てようと考えている不用品がたくさんある場合は、不用品回収業者で用意されている積み放題の定額プランやパックプランなどを活用して他の不用品を一緒にまとめて処分すると総費用が安くなります。
業者によって16,000円で軽トラック1台に積み放題など業者によってさまざまなプランがありますので、詰め込める量を確認して依頼しましょう。

4.電子レンジの捨て方でお困りの際は不用品回収業者にお任せしよう

業者をおすすめする理由

不用品のチェックを行う事業者の写真

そんな電子レンジの捨て方で困った時に役に立つのが不用品回収業者。不用品回収業者をおすすめする理由としては次の通りです。

・電話1本で来てくれる
専門業者は電話1本で依頼が完了するので非常に便利です。依頼者側がすべきことは見積もりの確認と作業費用の支払いだけ。

・電子レンジを持ち込まなくてもいい
自治体の粗大ゴミとして出す場合ですと、回収場所まで持ち運ばないといけません。小型家電とは言え、実際に運ぶには労力がかかります。
不用品回収業者ならスタッフが自宅まできてくれるので、重労働をしなくて済みます。

・買取をしてもらえるところもある
不用品回収業者によっては要らなくなった電子レンジの買取に対応していることもあります。
インターネットオークションやフリマアプリは便利ですが、出品手続きをしたり購入希望者と連絡をしたりと面倒な場面も。
その点、不用品回収業者に買取を依頼すれば回収と買取の両方に対応してくれるので安心です。
売却で発生した利益についてはそのまま回収費用に充てることもできます。

5.不用品回収業者の選び方

優良業者選びのポイント

不用品回収事業者の絵

電子レンジの捨て方で迷った時に役に立つ不用品回収業者ですが、大切なのは業者選び。
優良業者を見極めるためのポイントは次の通りです。

・評判を把握しておく
業者選びの判断基準として重要なのが依頼者の声。
最近では業者のホームページや口コミサイトなどで不用品回収業者の評判を調べることができます。
実際に依頼された方の評価が高いところほど、きちんと作業してもらえる傾向にあります。

・会社の所在地が明記されているか確認する
悪徳業者と呼ばれているところの多くは会社の所在地が明記されていません。ほとんどの業者ですとホームページに会社の住所が掲載されていますので、事前に確認しましょう。

また、連絡先の電話番号が固定電話ではなく携帯電話になっているところも悪徳業者の可能性があります。

・自治体からの免許を取得しているか確認する
不用品回収を事業として行うにあたっては、自治体から「一般廃棄物収集運搬業許可」を取得していなければなりません。
これを取得しないで不用品回収業務を行うことは法律上禁止されています。

また、工場や事業所などから出る廃棄物の回収には「産業廃棄物収集運搬許可」、販売目的で不用品を購入する場合は「古物商許可」が必要になってきます。

これらの免許は業者のホームページに掲載されていますので、必ず確認しましょう。

・安さを売りにしていない
やたらと安さを売りとしている業者ですと、必要な作業がされていなかったり、不要な有料オプションを勧めてきたりするケースが多いです。こうした業者は避けることが大切です。

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