カラーボックスの処分方法7選!相場料金と解体方法
公開日:2025.8.4
カラーボックスは手頃な価格で購入でき、手軽に収納スペースを確保できる便利な家具ですが、使わなくなったときの処分方法に迷う方も多いのではないでしょうか。
本記事では、カラーボックスの具体的な捨て方7選や処分費用の相場、解体方法などを詳しく解説します。処分する際の注意点や再利用のアイデアもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
カラーボックスは手頃な価格で購入でき、手軽に収納スペースを確保できる便利な家具ですが、使わなくなったときの処分方法に迷う方も多いのではないでしょうか。
本記事では、カラーボックスの具体的な捨て方7選や処分費用の相場、解体方法などを詳しく解説します。処分する際の注意点や再利用のアイデアもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
1.粗大ゴミ回収で処分する
カラーボックスは多くの自治体で粗大ごみに分類されます。
たとえば中野区では、一辺30cmを超える家具は有料粗大ごみとなり、処理券200円からの貼付が必須です。
杉並区では電話またはインターネットによる事前申し込みが必要で、収集まで2〜3週間かかるため、引越し予定がある場合は早めの手続きをおすすめします。
西東京市では「カラーボックス(3段まで)200円」と料金が明示され、解体せずにそのまま回収してもらえます。
▼手続きの一般的な流れ
1.自治体サイトで料金と申し込み方法を確認
2.処理券を購入し、指定日に貼付
3.収集日の朝8時までに指定場所へ搬出
玄関から出しにくい大型品は、前日までに搬出動線を確保しておくとスムーズです。
2.ゴミ処理施設へ持ち込み処分
多くの自治体では、リサイクルセンターやクリーンセンターなどへ粗大ごみを直接持ち込むことができます。収集よりも低料金または無料で処分できる場合があるため、費用を抑えたい方におすすめです。
主な条件は以下の通りです。
・持込手数料:無料〜数百円(収集の半額程度)
・持込点数制限:1回あたり5〜15点程度
・受付日:平日のみや日曜限定など自治体により異なる
・予約方法:電話・インターネット・窓口での事前予約が一般的
・本人確認:免許証などの提示が必要
▼当日の流れ
1.自治体の受付時間や予約方法を確認
2.必要に応じて予約を行う
3.当日、身分証を持参して施設へ搬入
3段程度のカラーボックスであれば普通車でも運搬可能ですが、幅80cmを超えるような大型品は、2人以上での積み下ろしが安全です。
3.燃えるゴミとして処分する
カラーボックスは板を自治体指定のサイズ以下にカットすれば、可燃ごみとして出せる場合があります。
たとえば、「最大辺30cm以下かつ10kg未満」や「一辺が30cm未満」などの条件を設けている自治体もあり、これらを満たすことで粗大ごみ扱いにならず、通常の燃えるゴミとして出すことが可能です。
ただし、条件は自治体ごとに異なるため、必ずお住まいの自治体の公式サイトや広報資料でルールを確認してください。
カット作業に慣れていない場合は、厚手の手袋や滑りにくい靴を着用し、安定した作業台で行うことが大切です。
また、電動ノコギリなどを使用する際は、近隣への騒音にも配慮しましょう。
カラーボックスの素材は主に合板やパーティクルボードで構成されており、力を入れすぎると破片が飛び散る恐れがあります。安全面に十分注意しながら作業を進めることが重要です。
4.リサイクルショップで売却する
状態が良いカラーボックスであれば、リサイクルショップに買い取ってもらえる可能性があります。
全国に店舗を展開しているセカンドストリートでは、1点あたり10〜50円程度、トレジャーファクトリー練馬店では0〜200円程度が買取の目安とされています。
特に無印良品やニトリ製の製品、引き出し付きタイプはやや高評価を受けやすい傾向にあります。
一方で、年式が古いものや目立つ傷・割れ・欠けがある場合、「無料引き取り」もしくは「買取不可」になることもあるため注意が必要です。
店頭での査定は、組み立て状態で持ち込むと査定がスムーズですが、大型で運搬が難しい場合は事前に店舗へ確認しておくと安心です。
買取不可だった場合は、粗大ごみやフリマアプリでの売却もあわせて検討しましょう。
5.フリマアプリやネットオークションで売却する
カラーボックスの見た目がきれいで使用感が少ない場合、メルカリやヤフオク!などで販売し、処分費用以上の利益を得られることもあります。
出品前には、配送方法とサイズの確認が不可欠です。送料の目安は以下のとおりです。
・らくらくメルカリ便(宅急便)160サイズ:1,700円、200サイズ:2,500円(全国一律)
・梱包・発送たのメル便 200サイズ(3辺計200cm以内):5,000円(集荷・梱包込み)
3段程度の標準サイズ(分解可能)であれば、らくらくメルカリ便がコスパに優れています。
ただし、解体が難しい大型モデルや200サイズを超える場合は、たのメル便やヤマト家財便などを使うとよいでしょう。
トラブル防止のため、購入者とのやり取りでは日時や受け渡し方法を明確にしておきましょう。直接引き渡しを設定する場合は、駅前やコインパーキングなど公共性のある場所が安心です。
6.知人や友人に譲る
「まだ使えるのに捨てるのはもったいない」と感じる場合は、知人や友人に譲るという方法も有効です。家具を探している人が身近にいれば、無料で譲ることで処分費用がかからず、有効活用につながります。
譲る相手がすぐに決まれば、搬出や配送の手間も軽減できます。特に大学生や新社会人など、新生活を始めたばかりの人には喜ばれることも多いです。
声をかける際は、LINEグループや地域のSNS掲示板、職場内の掲示板などを活用するとスムーズです。
状態を写真で共有すると、判断してもらいやすくなります。譲渡後は念のため、破損時の責任範囲なども明確に伝えておくとトラブル防止になります。
7.不用品回収の引き取りで処分する
不用品回収業者に依頼すれば、大型家具をまとめて回収してもらえるため、手間を大きく削減できます。
日時の指定や即日対応も可能な場合があり、忙しい方や急ぎの処分に適しています。
ただし、カラーボックス1点だけを回収してもらう場合は費用が割高になることもあるため、他の家具や家電とまとめて依頼するのがコツです。
料金は1点数千円〜1万円前後が相場ですが、複数回収や一式パックプランを利用すれば1点あたりの単価が抑えられることもあります。
業者によってサービス内容や価格が大きく異なるため、必ず複数社から見積もりを取り、内容を比較検討しましょう。
対応エリアや口コミの評価、明朗な料金体系なども選定のポイントです。信頼できる業者を選べば、後悔のないスムーズな処分につながります。
処分方法ごとのおおよその費用は次のとおりです。自分の手間とコストを比べて選びましょう。
■木製の場合
木製のカラーボックスは、ネジや釘などをまずドライバーやペンチで外すのが基本です。
固定部品をすべて外したら、自治体が指定するサイズにあわせて板をカットしておくと、燃えるゴミや小型粗大ゴミとして出しやすくなります。
のこぎりを使う際は保護メガネ・マスク・厚手の軍手を着用し、木くずが飛び散らないようブルーシートを敷いて作業しましょう。
切断後は十字にひもで束ねると、燃えるごみや小型粗大ごみとして出しやすくなります。
■プラスチック製の場合
プラスチック製のカラーボックスは、まずネジや留め具を外してパーツごとに分解します。
板材が薄い場合は手である程度曲げて小さくすることもできますが、部分的に硬いパーツがあるときは無理に折り曲げると破損や怪我のリスクがあるので注意しましょう。
分別は自治体で異なるため、切断後は「可燃」「不燃」「資源プラスチック」の区分を公式サイトで確認し、袋やひもで分けて出すとスムーズです。
捨てる前にちょっとしたDIYやリメイクで、まだまだ活用できるケースがあります。
カラーボックスを捨てずに、収納棚や小物の陳列棚として再利用する方法は多彩です。
ペイントやリメイクシートを使えば、部屋のテイストに合わせて見た目をアレンジでき、オリジナリティあふれるインテリアとして活躍します。
また、扉や取っ手を取り付けて簡易的なキャビネットにするなど、DIYの楽しみとして取り組む人も増えています。
処分を検討する前に、ちょっとした手間をかけるだけで、費用をかけずに満足感のある家具に生まれ変わります。
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カラーボックスの捨て方や処分方法とは?可燃ごみとして出す方法について
カラーボックスを処分する際には、それぞれの方法のメリットとデメリットを把握したうえで、自身の状況に合った手段を選ぶのがポイントです。
粗大ゴミ回収やゴミ処理施設への持ち込みは、確実で手続きもシンプルですが、回収日時や手数料の面で注意が必要です。燃えるゴミとして出すには解体の手間がかかる一方、費用をほぼ抑えられる利点があるでしょう。
リサイクルショップやフリマアプリで売却できれば費用負担をかけずに処分でき、収益につながる可能性もあります。
再利用の選択肢も含め、自分のライフスタイルや時間、手間を考慮して最適な方法を見つけてください。
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