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掛け軸の買取相場はいくら?種類別の相場や高額買取のコツについて

公開日:2022.12.7 更新日:2024.4.18
掛け軸の買取相場はいくら?種類別の相場や高額買取のコツについて

長年自宅にしまったままにしている掛け軸でも買取相場を調べてみると予想以上に高額になっているケースも少なくありません。
掛け軸は中古市場でも根強い人気があるため、保管状態次第では高額査定が期待できます。

今回は掛け軸の買取相場と高額買取のコツについてご紹介します。

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1.掛け軸の買取相場はいくら?

掛け軸の種類別の買取相場をご紹介!

鶴が描かれた掛け軸の写真

掛け軸の買取をしてもらうにあたって、買取相場を把握しておくことは重要な要素となります。

ひとえに掛け軸といってもいくつかの種類があり、それぞれ需要の高さが違うため、種類によって買取相場は異なります。
そんな掛け軸の種類ごとのおおよその買取相場と特徴は次の通り。

・山水画
買取相場は4,000~300,000円前後。

山や川が描かれている掛け軸であり、理想郷と言われている場所をモチーフにした作品が多いです。
水墨画で描かれたものは「水墨山水画」と呼ばれ、国内外で高い評価を受けています。

・花鳥画
買取相場は8,000~100,000円前後。

鳥はもちろん、昆虫や水生生物、小動物などが描かれているものもあります。
美術性のみならず面白さも重視した作品が多いことから、高い人気を誇っています。

・神仏画
買取相場は20,000~150,000円前後。

神や仏にちなんだ絵が描かれている掛け軸。それ自体が礼拝の対象とされていた時代もあります。

・水墨画
買取相場は50,000~200,000円前後。

墨を使って世界観を表現した掛け軸で、墨の濃淡やグラデーションなどを駆使することにより強く印象付けています。

・書画
買取相場は15,000~250,000円前後。

筆致に価値を見出す掛け軸で、歴史上の人物の作品も多いです。

・中国掛け軸
買取相場は50,000~200,000円前後。

中国出身の作家の作品もしくは中国発祥の技法が用いられた作品のことを指します。
古くは仏教の教えを絵や書をモチーフにした作品が中心でしたが、時代が変わるごとに風景画や美人画などが多くなっていきました。

2.高価買取されやすい掛け軸とは?

有名作家の掛け軸は高額買取されやすい!

査定に出す掛け軸の写真

掛け軸の買取相場は、いつの時代に作られたものか、希少性が高いものか、作品の状態はいいか等の要因によって変動します。

そんななかでも買取相場が高くなりやすいのが有名作家による作品。
有名である分、贋作や複製画も非常に多く存在しており、偽物の場合は買い取ってもらえないことも多いですが、本物であれば想像を超える金額で買い取ってもらえます。

ここでは買取相場において常に高額になっている作家についてご紹介します。

・伊藤若冲
名の知れた花鳥画の名作家。
江戸時代に活躍した作家のひとりで、構図や彩色技術に定評があり、迫力のある画風が今日でも多くの人を引き付けています。
代表的な作品として「南天雄鶏図」、「日出鳳凰図」、「動植綵絵」、「群鶏図」などが有名です。

本物の伊藤若冲の掛け軸の場合は、数十万円~100万円以上の高額買取も期待できます。

・宮本武蔵
剣豪として名高い人物ですが、芸術家としても高く評価されていて、水墨画家としてその名を馳せています。
武士としての生き方など宮本武蔵自体に人気があることから、その書画のコレクターの方も数多く存在するため高額買取が期待できます。

「布袋観闘鶏図」や「枯木鳴鵙図」をはじめとした作品が有名です。

・尾形光琳
「琳派(りんぱ)」と呼ばれる流派を発展させた人物。豊かなデザインや装飾性を大切にしていて、掛け軸はもちろん、工芸品や書などにも定評があります。

尾形光琳の書画の多くは文化遺産に登録されているほど偉大な作家であり、作品の需要も高く価値があることから、尾形光琳肉筆の本物の掛け軸であれば、数千万の超高額買取もあり得ます。

代表作としては、「伊勢物語八橋図」、「松の図」などが有名です。

・渡辺崋山
武士でもあり、画家としても知られる作家。
国宝に指定されている「鷹見泉石像」の作者として名を馳せており、渡辺崋山の作品の価値はどれも高く、掛け軸も同様に数十万円〜数百万円を目安に高額取引されています。

山水画で知られていて、影を書く事でより立体的に絵を見せるのが特徴的です。代表的な作品としては、「月下鳴機図」、「鹿図」などが有名です。

・川合玉堂
横山大観や岡倉天心たちが設立した日本美術院に参加していた画家のひとり。国の重要文化財に指定されている双屏風の「行く春」など、巧みな技術で日本の自然を美しく描いているのが特徴的です。
掛け軸においても、川合玉堂の作品は高額取引の実績が数多くあり、場合によっては500万円以上で買い取ってもらえることも。

代表作としては「渡頭春色」、「暮雪」などが有名です。

・竹久夢二
大正から昭和初期に活躍した作家。独特で抒情的な美人画に定評があり、雑誌や広告も手がけました。
大正ロマンの代表といわれる竹久夢二の作品は、今もなお非常に高い人気を誇っていることから、掛け軸の買取においても高値での取引が期待できる作家といえます。

代表作としては「黒船屋」などが有名です。

・呉昌碩(ごしょうせき)
中国の画家のひとりで、中国掛け軸では特に有名な作家です。あらゆる面での芸術に長けていたことから「四絶」や「清代最後の文人」とも呼ばれています。
日本国内でも呉昌碩の中国掛け軸は数百万の高値がついた実績もあります。

呉昌碩の描く掛け軸は、牡丹やビワなどの植物を描いた作品が多いです。

3.掛け軸を高額買取してもらうコツとは?

掛け軸における高額買取のポイントを解説!

和室に飾られた掛け軸の写真

そんな掛け軸の買取相場を左右するポイントはいくつかあります。
有名作家の作品がない場合でも、これらのポイントをしっかり押さえておくことで高額買取してもらえる可能性が高くなります。

・木箱の有無
掛け軸を購入される際は、木箱に入った状態であることが多いです。
木箱には掛け軸の作家やかつての所有者の名前を示す箱書きが書かれていて、鑑定の際に本物であるかどうかを確認する重要なポイントになっています。
これは掛け軸に限らず、どんな中古品であっても付属品を揃えておくことは大切です。

・鑑定書の有無
有名な作家や歴史的人物が描かれている作品の場合は、鑑定書の有無が重要なポイントになってきます。

掛け軸は市場における需要の高さを反映して偽物も数多く出回っているため、鑑定書が付けられています。
掛け軸の来歴や本物であることを証明するために必要な書類ですので、必ず一緒にしておくようにしましょう。

・状態の良し悪し
掛け軸は紙や布でできていることからシワやシミなどが付きやすく、保存が難しくなっています。
もちろん有名作家の作品であれば多少の汚れがあっても買取が成立しやすいですが、そうでない作品の場合は査定価格に大きく影響してきます。

作家の知名度や希少性があまり高くないものでも、きれいに保管されているものは買取市場でも高値で取引されやすいです。

4.掛け軸を高額買取してもらうための保管方法

おすすめの保管方法を解説!

査定に出す掛け軸の写真

掛け軸を出来るだけ高額で買い取ってもらうためには、日頃からきちんと保管しておくことが大切。
それではどのように掛け軸を保管すればいいのでしょうか。

掛け軸の保管で大切なポイントは次の通り。

・桐箱に保存する
掛け軸は外に置いておくと、シミやカビ、虫食いなどで傷つけてしまいます。また、乾燥した室内に置いておくと、掛け軸の素材の硬化や劣化で傷んでしまいます。

こうした外からの影響から掛け軸を守るために必要なのが桐箱です。
桐は軽くて丈夫な素材であり、年間を通して一定の湿度で掛け軸を保存しておくことができます。
また、虫を寄せ付けない成分も含まれているので、厄介な虫食いからもしっかり守ってくれます。

・保存の際に巻きすぎない
掛け軸を保存する際は巻いてから桐箱に収納しますが、保存のコツは巻きすぎないこと。
巻きすぎてしまうと掛け軸が折れたり、シワができたりすることがあります。

こうしたことを防ぐために、太巻という桐の芯材を軸棒に取り付けて巻いておくのが望ましいです。

・定期的に掛け替える
掛け軸を収納したままにしておくと、傷や後が付いてしまうことがあります。
そのため、時々桐箱から出してお部屋に掛けておくようにしましょう。

5.掛け軸の買取は専門業者にお任せ!

買取の専門業者をおすすめする理由

掛け軸の買取を行う事業者の写真

もちろん買取相場を知っておくのは掛け軸の買取を行ううえで重要な要素ですが、より高く買い取ってもらうには専門業者に依頼するのが望ましいです。
専門業者をおすすめする理由は次の通り。

・プロの鑑定士が在籍している
専門業者には掛け軸に関する知識と経験を兼ね備えた鑑定士がいます。

特に近代以前の古い作家ほど本物かどうか見分けるのが難しく、プロによる正確な鑑定が重要になってきます。
プロは常に市場価格をリサーチしているので、きちんと査定価格を付けてくれます。
希少性のある掛け軸であってもしっかり鑑定してくれるので、高額買取が実現しやすいです。

・さまざまな買取方法に対応している
買取の専門業者によっては店頭買取以外にも出張買取宅配買取に対応しています。

出張買取は都合のいい時間帯を事前に指定できていつでも気軽に利用できる上、依頼者は商品をお店まで持ち込まなくていいのが大きなメリットです。

宅配買取は担当スタッフと合う必要がないので、対面による査定に抵抗のある方でも利用しやすいです。

・無料査定をしてくれる
多くの専門業者では掛け軸の無料査定を行っています。
同じ掛け軸でも業者によって査定価格が異なることもあるため、少なくとも3 社以上の業者に査定してもらうといいでしょう。
もし査定価格に納得できない時はその場でお断りすることも可能です。

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