お風呂をリフォームする時期はいつ?コスパ良くリフォームするコツも解説
公開日:2025.11.211日の疲れを癒してくれる自宅のお風呂は大切な空間ですよね。そんなお風呂をリフォームする時期はいつ頃が良いのでしょうか。この記事では、お風呂をリフォームする最適な時期やコスパ良くリフォームするコツについて解説します。
1日の疲れを癒してくれる自宅のお風呂は大切な空間ですよね。そんなお風呂をリフォームする時期はいつ頃が良いのでしょうか。この記事では、お風呂をリフォームする最適な時期やコスパ良くリフォームするコツについて解説します。
お風呂のリフォーム時期は20年が目安となっています。
戸建て、マンションなど住まいには関係はないので、設置して(新築して)20年くらいになれば、考えておいた方がいいでしょう。
これくらいの時期になると、水栓や換気扇に不具合が生じやすくなり、床や壁面のタイル、ユニットバスのつなぎ目などに劣化やヒビ割れが生じるなど何らかの寿命のサインが出てくるものです。
お風呂にはシャワーやカランなどのお湯や水を出す設備がありますが、この蛇口や水栓からの水漏れはよく見られる症状です。
内部に使用されているパッキンが経年劣化したことで、蛇口やシャワーホースの付け根といった部品の接続部分から水漏れが発生します。
換気扇は、経年劣化やメンテナンスを怠ったために、動かなくなることがあります。
換気扇が使えないことで、カビや雑菌が繁殖しやすくなりますし、アレルギーや喘息が起きやすくなるといわれています。
もちろん、20年も経たなくても、使用頻度などによって不具合が早く生じることもあるようです。
また、給湯器の寿命は10年から15年程度とされているので、2回目の給湯器の交換のタイミングでお風呂をリフォームする方もいます。
お風呂の床や壁面のタイルや、コーキング材にヒビ割れがある場合、できる限り早めに対処することが必要です。
最初は小さなヒビだったとしても、毎日使用する場所であることから、湿気や水分は内部に伝わっていきます。
目には見えない部分である構造材などの木材を腐食させることもありますし、水漏れを引き起こすこともあります。
日にちを追うごとに被害は広がっていくのが一般的であり、それと比例するかのように修繕費用も高くつくのです。
いずれは修繕しなければならなくなるため、早めに対処する方がいいでしょう。
しかし、修繕しても根本的な解決にはなりません。
経年劣化した状態で使い続けていても、再びなにかしらの不具合は生じやすいといえます。
長年使用した古いお風呂をそのまま使用して被害を拡大させるよりも、新しいお風呂に変えた方が多くのメリットがあります。
最新のお風呂は保温性能が高いため、お湯が冷めにくいですし、お風呂場そのものも断熱性が向上しています。
バスタイムを快適に過ごせるようになり、水道光熱費も節約でき、掃除もしやすいといえるでしょう。
また、ヒビ割れは水漏れ以外にもケガをしてしまう可能性もあります。
故障や経年劣化の問題がなくても、お風呂リフォームを考えたい時期があります。
子どもが生まれた、高齢のご両親と同居することになったなど家族構成の変化や、高齢になったときのことを考えてリフォームをすることもあります。
お風呂リフォームはそれぞれのご家庭でタイミングがあるといってもいいでしょう。
・お風呂が寒い
寒い時期になると、水回りは特に寒くなりがちです。
特にお風呂場はその傾向が強いですし、毎年のように聞くヒートショックの問題もあります。
ヒートショックで亡くなる方は毎年1万人以上います。
昔ながらのお風呂の場合、床が冷たかったり、お湯を使っていてもお風呂場が寒く感じたりしやすいです。
このような場合は、ユニットバスにするだけでも寒さ問題を解決できるでしょう。
・ライフスタイルの変化
最新のユニットバスは断熱性や気密性がしっかりしているので、安心してお風呂に入れます。
家族構成の変化やお孫さんの誕生などでお風呂を使用する方が増えた場合にリフォームのタイミングといえるでしょう。
家族のお風呂の時間を快適に過ごさせたい、冬場のヒートショックを防止したいのであればお風呂リフォームが最善の方法といえます。
お風呂のリフォームを考えたときに気になるのは費用面でしょう。
お風呂のリフォームはタイプや大きさで費用には大きな違いがあります。
同時に、お風呂が使用できない場合はどこかでお風呂に入らなければなりません。
銭湯や温泉施設などにいく方が多いと思われますが、家族人数分の費用が発生するので日数が掛かると思わぬ出費となるでしょう。
お風呂のリフォームは戸建てとマンションの費用面に差があります。
・戸建ての場合(本体+工事費)
ユニットバスからユニットバス 80~90万円
在来浴室からユニットバス 100~110万円
浴室の場所を変えるリフォーム 200万円~
・マンションの場合
ユニットバスからユニットバス 100~110万円
在来浴室からユニットバス 90万円
新築であれば築20年程度は持ちますが、中古の戸建てやマンションを購入した場合は、お風呂のリフォームをいつしたのか分からないこともあるでしょう。
入居時にリフォームの有無を知ることも必要ですし、いつ頃必要になるかもあらかじめ知っておいた方がいいでしょう。
また、リフォーム費用は意外と掛かるので、計画的に貯めておくことも必要です。
コスパよくお風呂をリフォームしたいと思うのは当然のこと。
そのためには、やっておかなければならないことがあります。
・複数の業者から見積もりを取る
お風呂のリフォームを手掛けている業者は多いので、口コミなどを見て複数の業者から見積もりを取るようにしましょう。
ほとんどの業者が無料で見積もりを出してくれます。
複数社で比較をして、費用面や実績、対応面などを考慮して実際に依頼する業者を決めるといいでしょう。
・どのようなタイプのお風呂にするのか決めておく
お風呂はメーカーや仕様、オプションの有無によって大きく費用が異なります。
そのため、事前にどのようなお風呂にしたいかを考えておきましょう。
住宅設備のメーカーのホームページではお風呂本体の仕様について分かりやすく説明してあります。
いくつかのメーカーのホームページを見ると、どのようなタイプにしたいか、できれば商品名まではっきりさせておくといいでしょう。
実際にショールームに出向けば、素材感や広さなども体感しやすいですし、機能面の説明もしてもらえます。
どのようなお風呂にしたいのかをはっきりさせないとリフォーム業者に見積もりが取りにくいからです。